種牡馬キングカメハメハ(牡18)が10日朝に死んだことが、分かった。同馬を生産したノーザンファーム代表で、社台コーポーレーションの代表取締役を務める吉田勝己氏が明かした。 【写真】第71回日本ダービーを快勝したキングカメハメハ 吉田氏は「今日の朝5時ごろだったと聞いています。もともと体調が悪かったのでね。よく頑張ったなという感じです。ここ5年は体調が良かったり、悪かったりでしたから。白内障で目も見えていなかったし、人間でいう糖尿病みたいなものだったのかな」と悼んだ。 同馬は03年11月に京都でデビューし、04年NHKマイルCを優勝後、ダービーを2分23秒3のレコード(当時)で勝つ変則2冠を達成。同年秋の神戸新聞杯優勝後に右前浅屈腱炎で引退、05年から社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていた。体調不良を理由に今春は種付けを見送っており、今年のシーズン終了後に種牡馬引退が発表されてい