欧露の着陸機、火星に激突して「黒いシミ」になった可能性 NASA衛星が画像撮影 2016/10/22 宇宙開発 予想されていた、しかし最悪の事態でしょうか。 ヨーロッパとロシアによる火星探査計画「エクソマーズ」 として打上げられた2つの探査機のうち、火星への着地を目指していた 着陸機「スキアパレッリ」 。信号が未確認となっていた 同着陸機のものと思われる「黒いシミ」 を、NASAの衛星が画像撮影しました。 探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」と合体した状態で打上げられたスキアパレッリは、10月16日(グリニッジ標準時)に分離に成功。しかし19日の 火星着陸の1分前から信号が途絶 していました。そして今回、火星を周回している NASAのマーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)がスキアパレッリの着陸予定地点を撮影 したのですが、そこで発見したのは探査機ではなく「 黒いシミ 」だ