仏風刺週刊紙シャルリー・エブド襲撃事件の公判で証言する漫画家ココさんことコリーヌ・レイさんを描いた廷内スケッチ(2020年9月8日作成)。(c)Benoit PEYRUCQ / AFP 【9月9日 AFP】「ショックで、まるで自分を奪われてしまったようで、もはや何もできなかった。私はテンキーの前へ行き、暗証番号を打ち込んだ」──2015年に仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)を襲撃した被告らの公判で8日、襲撃者に強制的にオフィスの鍵を開けさせられた漫画家が証言し、トラウマとなっている罪悪感を吐露した。 裁判では、2015年1月7日から9日にかけて起きたシャルリー・エブド紙とユダヤ系スーパーへの襲撃事件をめぐり、14人が共謀罪などに問われている。一連の事件では計17人が犠牲となった。 「ココ(Coco)」のペンネームで知られるコリーヌ・レイ(Corinne Rey)さ