並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 166件

新着順 人気順

ジャズの検索結果1 - 40 件 / 166件

  • 【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2024年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から、聴き逃せない50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Abdullah Ibrahim/3 50年代から南アフリカ共和国で活動してきたピアニスト、ダラー・ブランドは、イスラム教に改宗後はアブドゥーラ・イブラヒムと名乗っている。そんな彼が89歳にしてリリースしたロンドンでのライヴの実況盤。フルートやピッコロも吹くサックス奏者とチェロも弾くウッド・ベースとのトリオで、悠々たる中にも緊迫感が漲る演奏が展開される。イブラヒムのピアノはやはり格別で、ベテランならではの芳醇な味わいを醸し出している。 Amaro Freitas/Y’Y これをジャズに括っていいのか迷うところだが、ジャズ本来の融通無碍で雑駁な性質を正当に受け継いでいるという意味では、極めてジャズ的だと言えるだろう。ブラジル出身のピアニストが、自然や先住民をテーマに作った楽曲が並んでおり

      【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
    • 笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也

      突然過ぎて意味がわからなかった。ギタリスト・笹久保伸が3月11日、Xにてジャズ評論家の柳樂光隆氏を名指しで批判し始めたのである。いわば音楽家から評論家へのカウンターだ。 ミーハーで口だけのクソみたいなやつに褒められても喜ぶフリをしないといけないんだから音楽家の人生も大変だよ。 若い人々は評価を無視して作品を作った方がいい。 近年自分の歩みの中で何か恥じることがあるとしたら、それは評論家・柳樂光隆みたいな中身のない人間に『良い』とか書かれたこと。 pic.twitter.com/2wvFFEJEPX — SHIN SASAKUBO (@shinsasakubo) March 11, 2024 私個人としては、柳樂氏が監修する『Jazz The New Chapter4』でディスクレビューを担当させてもらったし、主宰した『ネオホットクラブ13』にもゲスト出演してもらった。好意でインタビューさせ

        笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也
      • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

        日本人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日本のジャズがちょっとしたブームになっている。日本のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日本のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

          アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
        • スクエアプッシャーの音楽革命を総括 IDM〜ドリルン〜ジャズを横断する鬼才の「集大成」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

          スクエアプッシャー(Squarepusher)が最新アルバム『Dostrotime』を3月1日(金)に世界同時リリースする。電子音楽/IDMシーンの先鋭に立ち続ける鬼才の歩みと最新モードを、和田信一郎(s.h.i.)に解説してもらった。 スクエアプッシャーの最新アルバム『Dostrotime』はサブスク配信されない。トム・ジェンキンソン自身の言によれば、その理由は以下のようなものである。 ◎時間とお金をかけてレコードを手に入れることで、その内容への関心が増すのではないか。 ◎比例モデルで収入を計算するストリーミングサービスでは、あるアーティストの収入が他のアーティストの収入に影響されるので、リスナーの注目を集めるための気の滅入る競争にさらに邪悪な側面が加わる。 ◎エクスペリメンタルな音楽は、人々に似たような音楽を聴くよう促すストリーミングのフォーマットと相性が悪い。 ◎キャリアを継続するた

            スクエアプッシャーの音楽革命を総括 IDM〜ドリルン〜ジャズを横断する鬼才の「集大成」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
          • 北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う

            北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う 2024-04-09 2024-04-08 Euro Jazz, Jazz, Music SSW, アイスランド, ジャズ, ピアノ, ヨーロッパ, ヨーロッパジャズ, ヴォーカル, 北欧ジャズ Love4アイスランド出身SSWアンナ・グレタのACT第二弾アルバム2021年に颯爽とメジャーデビューしたアイスランド・レイキャビク出身のピアニスト/シンガーソングライター、アンナ・グレタ(Anna Gréta)が待望のACT発第二弾アルバム『Star of Spring』をリリースした。現在ストックホルムに住む彼女が故郷アイスランドに想いを寄せて弾き語る曲はどれも美しく、特別だ。 前作『Nightjar in the Northern Sky』ではかつて彼女がその飛ぶ貴重な姿を北欧の空で見たヨタカ(夜鷹)をア

              北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う
            • ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ(CAN)、J・ペーター・シュヴァルムが四半世紀前に繰り広げた即興ライブが、発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』(スシ、ロティ、ライベクーヘン)としてリリースされた。当時のイーノが実践していた「非歓迎ジャズ」を今こそ再検証すべく、音楽評論家の柴崎祐二に解説してもらった。 1998年8月27日。世代の異なる三人の鬼才=ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ、J.ピーター・シュワルムがドイツ・ボン市の美術展示館の屋外スペースに集い、一回限りのインプロヴィゼーション・ライブを行った。そのパフォーマンスが行われたイベント「Sushi! Roti! Reibekuchen!」は、イーノによるマルチメディア・インスタレーション「フューチャー・ライト・ラウンジ・プロポーザル」展のオープニング・パーティーとして催されたもので、タイトルの通り

                ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • 上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                ジャズドラマー石若駿率いる「The Shun Ishiwaka Septet」が上原ひろみ、アイナ・ジ・エンド、大橋トリオ、田島貴男、PUNPEE、堀込泰行とセッションを行なうイベント『JAZZ NOT ONLY JAZZ』が、6月21日にNHKホールで開催された。その当日に実現した、上原と石若の対談をお届けする。聞き手は当日、オープニングDJを務めたジャズ評論家・柳樂光隆(構成・最込舜一)。イベントの模様は8月に有料配信、9月にWOWOWで出演者による貴重なインタビューなどを加えたスペシャルエディションを放送・配信されるのでお見逃しなく(詳細は記事末尾にて)。 『JAZZ NOT ONLY JAZZ』はただ単に豪華な顔ぶれが揃っただけでなく、歴史的な一夜になった。とりわけインパクトが大きかったのは、上原ひろみと石若駿が初めて人前で一緒に演奏したこと。日本中のジャズファン、音楽リスナーが夢

                  上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                • 【鬼表現力】Seymour Duncan Alex Skolnick レビュー:メタル×ジャズ二刀流ハムバッカー徹底解説 | ギターいじリストのおうち

                  生涯5000本以上のギターをいじり続けたきた管理人が実測データを交え世界一詳しいギターレビューやギターパーツ情報をお届け!

                    【鬼表現力】Seymour Duncan Alex Skolnick レビュー:メタル×ジャズ二刀流ハムバッカー徹底解説 | ギターいじリストのおうち
                  • 【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN

                    音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する本特集。今回は、ジャズの生演奏が毎日楽しめる『HUB(ハブ)浅草店』にお邪魔しました。英国風パブとして知られるチェーン店が、なぜジャズの演奏が楽しめるお店になったのか? そこには興味深い歴史がありました。 古き良き英国パブを再現した店内で、サッカーの試合やミュージックビデオを眺めながら、エールビールとフィッシュ&チップスで乾杯する。『HUB(ハブ)』と聞けば、そんなスタイルを思い描くだろう。いまや全国で102店舗(82 ALE HOUSE含む)を展開する大型チェーン。しかし、浅草店だけは、そのどの店舗とも違う独自のスタイルを貫いている。 大きな違いは、毎日のようにニューオリンズ・ジャズを中心としたライブ演奏が聴けるということ。また、キャッシュオンではなくフルサービスであること。ライブの時間帯はチャー

                      【東京・浅草/HUB浅草店】ニューオリンズ・ジャズを標榜するHUBの異端店 | ARBAN
                    • キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! | COLUMN | SOUND FUJI

                      キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」の企画に関して、配信開始となった第1期配信作品に関して、監修者の尾川雄介(UNIVERSOUNDS)によるコメントが到着。 日本のジャズが世界的に注目されるようになって久しい。 “和ジャズ”という言葉を頻繁に耳にするようになったのは2000年代初頭だろうか。和ジャズの“和”とは、日本を意味する“和”と昭和の“和”をかけたもの。ちなみに『ジャズ批評』で<和ジャズ特集>が組まれたのは2006年、『和ジャズ・ディスク・ガイド』が出版されたのは2009年のこと

                        キングレコードが保有する歴史上の重要ジャズカタログを余すところなくサブスク/配信化するシリーズ 「KING Jazz RE:Generation」第1期24作品10/9(水)サブスク/配信化決定! | COLUMN | SOUND FUJI
                      • 英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA

                        近年、新世代のジャングル/ドラムンベースのプロデューサーやDJが注目を集め、UKのジャズシーンは新たな黄金時代を迎えている。その背景にあるものは何なのだろうか。 1980年代後半から90年代初頭、アシッドハウス(※)の熱狂に沸く英国において誕生したジャングル。そしてほぼ時を同じくして成立したアシッドジャズは、DJが主体となった英国のジャズ文化の新局面だった。本題に入る前に、この2つの音楽について簡単に振り返る。 ジャングルとは何か。『DUB論(改訳決定版)』(2023年、水声社)のなかでマイケル・ヴィールは、「ジャングル(別称ドラム&ベース)は一九九○年頃にイングランドで発展した、ジャマイカのダブとDJミュージック、イギリスのテクノのハイブリッドだ」と記し、その音楽的特徴を「ダブ(ドラムとベースを強調したミックスとアトモスフェリックなサウンドスケーピング)とヒップホップ(抜粋したブレイクビ

                          英国音楽の底流をなすもの。ジャイルス・ピーターソンが語る、UKジャズ、ジャングル新世代の台頭の背景 | CINRA
                        • “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲として発表したと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス 新作がダイジェスト試聴可 - amass

                          “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲としてリリースしたと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス(Jazz Sabbath)。通算3作目のスタジオ・アルバム『The 1968 Tapes』のアルバム・サンプラーを公開。収録曲全曲をダイジェスト試聴できます アルバムは海外で11月29日発売。 ジャズ・サバスは、ブラック・サバス(Black Sabbath)楽曲をジャズ・アレンジでカヴァーするバンドで、中心人物はミルトン・キーンズと名乗っていますが、その正体はブラック・サバスやオジー・オズボーン・バンドでキーボードやギターを演奏したアダム・ウェイクマン。リック・ウェイクマンの息子です。ほか、スタンドアップベースのジャック・ティフォノ(ジェリー・ミーハン)、ドラムのフアン・タケ(アッシュ・ソーン)のトリオで構成されています。 以下、新作『The 1968 Tapes

                            “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲として発表したと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス 新作がダイジェスト試聴可 - amass
                          • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年6月2日(ミルト・ジャクソン&ウェス・モンゴメリー、ボビー・ハッチャーソン、ゲイリー・バートン&チック・コリア、ステフォン・ハリス&ブラックアウト、ユーハン・スー)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                            www.nhk.jp 【目次】 #37 ビブラフォンが聴きたいJAZZ Milt Jackson & Wes Montgomery「Blue Roz」 Bobby Hutcherson「Little B's Poem」 Gary Burton &  Chick Corea「Senor Mouse」 Stefon Harris & Blackout「Go」 Yuhan Su「Y el coche se murió」 週間プレリスト #37 ビブラフォンが聴きたいJAZZ 今回はビブラフォンの魅力を堪能できる名演奏の特集でした。 Milt Jackson & Wes Montgomery「Blue Roz」 ミルト・ジャクソンがウェス・モンゴメリーと一緒に発表したアルバム『Bags Meets Wes』収録曲。ミルト・ジャクソンのビブラフォン、ウェス・モンゴメリーのギター、ウィントン・ケリーの

                              挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年6月2日(ミルト・ジャクソン&ウェス・モンゴメリー、ボビー・ハッチャーソン、ゲイリー・バートン&チック・コリア、ステフォン・ハリス&ブラックアウト、ユーハン・スー)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                            • ジャズ・ギタリストの脳スキャンから「ゾーン状態」に到達する秘訣がわかる 最新研究結果 - amass

                              man plays guitar while his EEG is recorded - John Kounios/Creativity Research Lab/Drexel University, CC BY-ND ジャズ・ギタリストの脳スキャンから「ゾーン状態」に到達する秘訣がわかったという。「ゾーン」は集中力が非常に高まり、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態のことを言います。米ドレクセル大学のクリエイティビティ・リサーチ・ラボは、フィラデルフィアのジャズ・ギタリストたちと共に「ゾーン」についての新しい研究を行いました。それによると、「ゾーン状態」に到達するためには、まず専門知識を身につけ、そのうえで、その知識を解き放ち、考えすぎないようにしなければならないことがわかったという。 研究チームは、フィラデルフィアのジャズギタリスト32人を集めました。彼らの経験

                                ジャズ・ギタリストの脳スキャンから「ゾーン状態」に到達する秘訣がわかる 最新研究結果 - amass
                              • ジョー・アーモン・ジョーンズが語る、UKジャズと人生を変えたレゲエ/ダブの原体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                今やUKを代表するバンドになったエズラ・コレクティヴ。最新アルバム『Dance, No Ones Watching』を携えてのツアーでは、収容人数12500人を誇るOVAウェンブリー・アリーナも沸かせた。そのメンバーである鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズは、誰よりもソロ活動に積極的で、ヌバイア・ガルシアなどの音楽を支えてきた。 彼はUKジャズシーン屈指のプレイヤーでありながら、ソロ活動では一貫して独自の路線を突き進んできた。デビュー作『Starting Today』(2018年)の時点でレゲエやダブの要素を積極的に取り入るだけでなく、同年にダブ化した『Starting Today in Dub』をリリースしたことに象徴されるように、ジャズとレゲエを融合させる程度の次元ではなく、レゲエの文化にどっぷりつかりながら活動していた。12月にリリースされた最新EP『Sorrow』でもその探究は

                                  ジョー・アーモン・ジョーンズが語る、UKジャズと人生を変えたレゲエ/ダブの原体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                • 秋吉敏子が95歳の今語る『孤軍』の音楽人生、ジャズと日本人としてのアイデンティティ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                  世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のデビュー・アルバム『孤軍』が発売50周年を記念して12月25日にアナログ盤で再発された。同日には『孤軍』を含む秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンドの初期代表作7タイトルのストリーミングも解禁された。そんな秋吉への最新インタビューが実現。聞き手はジャズ評論家・柳樂光隆。 ここ数年、日本のジャズが世界的に人気だ。「和ジャズ=Wa Jazz」と呼ばれ、レコード・コレクターの間でブームのようになっている。海外のレーベルが次々と希少なレコードをリイシューするようになり、いまや海外レーベルのリコメンドにより知ったレコードを日本人が買うような流れもある。福井良や稲垣次郎、鈴木弘、松風紘一などは日本よりも海外での知名度のほうが高いと思われるほど。そんな状況もあり、日本のジャズ作品がようやくストリーミングでも聴けるようになり始めてきた。

                                    秋吉敏子が95歳の今語る『孤軍』の音楽人生、ジャズと日本人としてのアイデンティティ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                  • 思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                    サックス奏者のキャシー・キノシ(Cassie Kinoshi)は現在のロンドンにおけるジャズシーンを体現するミュージシャンのひとりだ。カリブやアフリカにルーツを持ち、教育団体Tomorrow’s Warriorsで音楽を学び、その後、トリニティ・ラバン大学に進学。ヌバイア・ガルシアやジョー・アーモン・ジョーンズ、シーラ・モーリス・グレイらと活動を共にしながら、ロンドンのシーンで存在感を示してきた。 Tomorrow’s Warriorsの女性ミュージシャンのサポート・プログラムから生まれたネリヤ、シーラ・モーリス・グレイ率いるアフロビート・バンドのココロコといったグループでのキャシー・キノシの貢献度は計り知れない。なぜなら彼女はロンドンのシーンで活動する多くのミュージシャンとは異なる感性の作曲家だったからだ。例えば、ネリヤに提供した「EU (Emotionally Unavailable)

                                      思考の種を蒔き、偏見を打ち破る UKジャズ重要人物キャシー・キノシの音楽論 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                    • 下北沢の伝説的ジャズバー「LADY JANE」来春閉店へ 松田優作が愛し、中島みゆきが歌にした半世紀:東京新聞デジタル

                                      生前の松田優作さんら多くの文化人が通い、中島みゆきさんが歌にもした東京・下北沢の伝説的なジャズバー「LADY JANE」(レディ・ジェーン)=世田谷区=が2025年4月、創業50年の節目の年に閉店する。入居する建物の賃貸契約が切れるためで、「下北沢の顔が消えてしまう」と惜しむ声が上がっている。

                                        下北沢の伝説的ジャズバー「LADY JANE」来春閉店へ 松田優作が愛し、中島みゆきが歌にした半世紀:東京新聞デジタル
                                      • ジーン・シモンズ「名人芸は音楽における目立ちたがり屋。(ジャズ奏者に対して)あの音楽は自分がどれほど上手に演奏できるかを誇示するためのものだ」 - amass

                                        ジーン・シモンズ「名人芸は音楽における目立ちたがり屋。(ジャズ奏者に対して)あの音楽は自分がどれほど上手に演奏できるかを誇示するためのものだ」 キッス(KISS)のベーシスト、ジーン・シモンズ(Gene Simmons)はGuitar World誌の新しいインタビューの中で、技術的なスキルよりも記憶に残る音楽を追求したいと考えているので「名人芸」は「音楽における目立ちたがり屋」だと主張。その主張を裏付けるためにジャズ・プレイヤーを例に挙げ、「失礼ながら、あの音楽は自分がどれほど上手に演奏できるかを誇示するためのものだ。俺はそんなことはどうでもいい」と述べています。 「俺は自分のことをベースの名人だとは思っていないし、なりたいと思ったこともない。俺は音楽における目立ちたがり屋が好きではない。それよりも、記憶に残るものに強く惹かれる。それが俺にとって音楽の喜びの一部なんだ。 ジャズ・プレイヤー

                                          ジーン・シモンズ「名人芸は音楽における目立ちたがり屋。(ジャズ奏者に対して)あの音楽は自分がどれほど上手に演奏できるかを誇示するためのものだ」 - amass
                                        • マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                          作曲家のマリア・シュナイダー(Maria Schneider)は現代ジャズにおける伝説的な存在だ。21世紀に入ってから進化が止まらないビッグバンド/ラージ・アンサンブルの最高峰として知られ、ダーシー・ジェームス・アーギューや韓国のジヘ・リー、日本の挾間美帆や池本茂貴、秩父英里といった次世代の登場を促した。そんなマリアの才能に、晩年のデヴィッド・ボウイが魅了されたのは周知のとおり。彼がマリアと共に作り上げた楽曲「Sue (Or In A Season Of Crime)」は、遺作『★』を生み出すきっかけにもなった。 マリアの音楽においては、ジャズとクラシックの手法がその境界を感じさせないほど見事に融合されている。実際に彼女はクラシック音楽にも取り組んでおり、グラミー賞でも両ジャンルの部門で受賞している。 そんなマリアが、彼女を敬愛する挾間美帆プロデュースの「NEO-SYMPHONIC JAZ

                                            マリア・シュナイダーが語る至高の作曲術、AIが代替できないジャズの民主主義 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                          • ジャズ・トゥナイト 2024年3月23日(グラント・グリーン、チャーリー・ヘイデン&ブラッド・メルドー、八代亜紀) - ラジオと音楽

                                            www.nhk.jp 【目次】 リクエスト特集・春 Grant Green「Sunday Mornin'」 Charlie Haden & Brad Mehldau「What'll I Do」 八代亜紀「Johnny Guitar」 リクエスト特集・春 Grant Green「Sunday Mornin'」 1961年6月ブルーノートに吹き込んだアルバム『Sunday Mornin'』のタイトル曲。グラント・グリーンのギター、ケニー・ドリューのピアノ、ベン・タッカーのベース、ベン・ディクソンのドラムスで録音はルディ・ヴァンゲルダー。 www.youtube.com Sunday Morning アーティスト:Green, Grant Blue Note Amazon Charlie Haden & Brad Mehldau「What'll I Do」 チャーリー・ヘイデンとブラッド・メルド

                                              ジャズ・トゥナイト 2024年3月23日(グラント・グリーン、チャーリー・ヘイデン&ブラッド・メルドー、八代亜紀) - ラジオと音楽
                                            • ジャズ・トゥナイト 2024年6月1日(スティーヴ・ネルソン&ライブ・エッジ・トリオ、森智大、ジャスミン・マイラ) - ラジオと音楽

                                              www.nhk.jp 【目次】 ホットピックス Steve Nelson & Live Edge Trio『Closing Time』 Ben's Tune Fantasy for Cede 森智大『Prana』 Raccoon Jasmine Myra『Rising』 Rising ホットピックス Steve Nelson & Live Edge Trio『Closing Time』 1954年ピッツバーグ出身のヴァイブラフォン奏者:スティーヴ・ネルソンの新作。スティーヴ・ネルソンは、グラント・グリーン、マルグルー・ミラー、デイブ・ホランドのプロジェクトで活動してきたベテラン。世代を超えて様々なミュージシャンと共演しています。今回のアルバムは、ベン・マークリーのピアノ、セス・ルイスのベース、アンディ・ウィーロックのドラムスという編成で結成されたライブ・エッジ・トリオを従えたカルテット編成

                                                ジャズ・トゥナイト 2024年6月1日(スティーヴ・ネルソン&ライブ・エッジ・トリオ、森智大、ジャスミン・マイラ) - ラジオと音楽
                                              • ジャズ・トゥナイト 2024年5月25日(デューク・エリントン、カウント・ベイシー) - ラジオと音楽

                                                www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 59.エリントン&ベイシー Duke Ellington & His Orchestra「Caravan」 Count Basie & His Orchestra「Topsy」 Count Basie & His Orchestra「I Got Rhythm」 Duke Ellington & His Orchestra「Sepia Panorama」 Duke Ellington & His Orchestra「Take the "A" Train」 Count Basie & His Orchestra「9:20 Special」 シリーズJAZZジャイアンツ 59.エリントン&ベイシー 今回のJAZZジャイアンツは、今年5月で没後半世紀1974年5月24日に亡くなったデューク・エリントンと4月で没後40年1984年4月26

                                                  ジャズ・トゥナイト 2024年5月25日(デューク・エリントン、カウント・ベイシー) - ラジオと音楽
                                                • ジャズ・トゥナイト 2024年8月10日(ルイ・アームストロング) - ラジオと音楽

                                                  www.nhk.jp 【目次】 ホットピックス Louis Armstrong『Louis in London』 When It's Sleepy Time Down South Hello, Dolly! What A Wonderful World ホットピックス Louis Armstrong『Louis in London』 サッチモことルイ・アームストロングの晩年のパフォーマンスがリリースされました。1968年7月2日ルイ・アームストロング&オールスターズがイギリスのTV局BBCの放送のために行ったコンサートが収められているもので、この後多忙を極めていたサッチモは入院することになります。退院後1970年にラスベガスでカムバック公演が行われてステージに立ち続けましたが、1971年7月6日に亡くなっています。 サッチモはこの録音をすごく気に入っていたそうで、家にお客さんが来る度にこの

                                                    ジャズ・トゥナイト 2024年8月10日(ルイ・アームストロング) - ラジオと音楽
                                                  • ザ・ソウルミュージックII 2024年3月30日(ジャズミン・サリヴァン、メアリー・J.ブライジ、ホイットニー・ヒューストン、チャカ・カーン、アレサ・フランクリン) - ラジオと音楽

                                                    www.nhk.jp 【目次】 ~5周年記念スペシャル~ 「Soul Queen」 Jazmine Sullivan「Girl Like Me(feat. H.E.R.)」 Mary J. Blige「Be Happy」 Whitney Houston「All At Once」 Chaka Khan「I'm Every Woman」 Aretha Franklin「I Say A Little Prayer」 ~5周年記念スペシャル~ 「Soul Queen」 今回は番組5周年記念で久保田利伸さんと村上てつやさんのツインナビゲートでした。フレッシュ系、ベテラン系、レジェンド系でソウル・クイーンを選んで紹介してくれました。王道の曲ばかりで楽しかったです。 Jazmine Sullivan「Girl Like Me(feat. H.E.R.)」 フレッシュ系で久保田さんが選んだのがジャズミン・

                                                      ザ・ソウルミュージックII 2024年3月30日(ジャズミン・サリヴァン、メアリー・J.ブライジ、ホイットニー・ヒューストン、チャカ・カーン、アレサ・フランクリン) - ラジオと音楽
                                                    • 【ジャズ スタンダード ノート】マイ・フーリッシュ・ハート My Foolish Heart - 時の化石

                                                      どうもShinShaです。不定期にお届けするジャズ・スタンダードをご紹介する記事です。今回のテーマは、「マイ・フーリッシュ・ハート」。 恋する女性の揺れ動く心を歌ったちょっと大人の歌詞。初めて歌詞をじっくり読みましたが、なかなかスバラシイ。「誘惑に負けたらダメ。でもキスしちゃったら...」。今回は女性ボーカルをじっくり聴きましょう。 この曲には、あのビル・エバンスの名演があります。そして、グラミー賞を受賞した晩年のチック・コリアのライブ録音も紹介します。今回も素晴らしい演奏、歌がいっぱいです。 「マイ・フーリッシュ・ハート」 “My Foolish Heart “ 楽曲について 曲の歌詞 「マイ・フーリッシュ・ハート」の名演奏 サブスクミュージックでジャズを聴こう 記事で採り上げたアルバムのamazonリンク おわりに 「マイ・フーリッシュ・ハート」 “My Foolish Heart “

                                                        【ジャズ スタンダード ノート】マイ・フーリッシュ・ハート My Foolish Heart - 時の化石
                                                      • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年10月13日(サマラ・ジョイ) & 週間プレイリスト(radiomusic 20241014) - ラジオと音楽

                                                        www.nhk.jp 【目次】 #48 インタビュー:サマラ・ジョイ Samara Joy「Sweet Pumpkin(feat. Pasquale Grasso)」 Pasquale Grasso「Solitude(feat. Samara Joy)」 Samara Joy「Why I'm Here」 Samara Joy「You Stepped Out Of A Dream」 Samara Joy「Twinkle Twinkle Little Me(feat. Sullivan Fortner)」 週間プレイリスト #48 インタビュー:サマラ・ジョイ 今回は20代前半ながら3度のグラミー賞に輝くジャズ・ボーカリスト:サマラ・ジョイさんでした。2023年に発表された第65回グラミー賞で最優秀新人賞を受賞し一気にスターダムを駆け上がってきました。 サマラ・ジョイさんは1999年生まれ。今

                                                          挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年10月13日(サマラ・ジョイ) & 週間プレイリスト(radiomusic 20241014) - ラジオと音楽
                                                        • “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲として発表したと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス 新作がダイジェスト試聴可 - amass

                                                          “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲としてリリースしたと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス(Jazz Sabbath)。通算3作目のスタジオ・アルバム『The 1968 Tapes』のアルバム・サンプラーを公開。収録曲全曲をダイジェスト試聴できます アルバムは海外で11月29日発売。 ジャズ・サバスは、ブラック・サバス(Black Sabbath)楽曲をジャズ・アレンジでカヴァーするバンドで、中心人物はミルトン・キーンズと名乗っていますが、その正体はブラック・サバスやオジー・オズボーン・バンドでキーボードやギターを演奏したアダム・ウェイクマン。リック・ウェイクマンの息子です。ほか、スタンドアップベースのジャック・ティフォノ(ジェリー・ミーハン)、ドラムのフアン・タケ(アッシュ・ソーン)のトリオで構成されています。 以下、新作『The 1968 Tapes

                                                            “ブラック・サバスが俺らの曲を盗作しメタル化してオリジナル曲として発表したと主張しているバンド”という設定のジャズ・サバス 新作がダイジェスト試聴可 - amass
                                                          • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年4月21日(アントニオ・ロウレイロ)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                                            www.nhk.jp 【目次】 #33 インタビュー:アントニオ・ロウレイロ Antonio Loureiro「Reza」 Antonio Loureiro「Me Dê a Mão(feat.  Frederico Heliodoro)」 Antonio Loureiro「Vai Cair(feat. David Binney)」 週間プレイリスト #33 インタビュー:アントニオ・ロウレイロ 3月にニューヨークで挾間さんとライブを行った現代ブラジル音楽を牽引する作曲家、マルチ奏者のアントニオ・ロウレイロさんへのインタビューでした。 アントニオ・ロウレイロさんは1986年ブラジルのサンパウロ生まれ。ブラジルの声ことミルトン・ナシメントが拠点としたミナスジェライス州のミナスジェライス連邦大学にて作曲と鍵盤打楽器を学び、2000年よりプロとしてのキャリアを開始。2010年にファースト・ソロアル

                                                              挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年4月21日(アントニオ・ロウレイロ)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                                            • ジャズ・トゥナイト 2024年4月27日(ベニー・グッドマン) - ラジオと音楽

                                                              www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 58 ベニー・グッドマン Benny Goodman & His Orchestra, Billie Holiday「Your Mother's Son-In-Law」 Benny Goodman & His Orchestra「King Porter Stomp」 Benny Goodman & His Orchestra「Sing Sing Sing」 Benny Goodman Sextet & Charlie Christian「Air Mail Special」 シリーズJAZZジャイアンツ 58 ベニー・グッドマン 今回のJAZZジャイアンツは、キング・オブ・スウィングことクラリネット奏者のベニー・グッドマンの特集でした。 ベニー・グッドマンは1909年5月30日シカゴ生まれ。両親はポーランド系のユダヤ人。兄弟も多く

                                                                ジャズ・トゥナイト 2024年4月27日(ベニー・グッドマン) - ラジオと音楽
                                                              • 【ジャズ スタンダード ノート】ボディ・アンド・ソウル (身も心も) Body and Soul - 時の化石

                                                                どうもShinShaです。ジャズ・スタンダードをご紹介する記事です。今回は1930年に作曲された古いスタンダードナンバー、「ボディ・アンド・ソウル (身も心も)」です。 この曲の歌詞は、片思いの切ない気持ちを歌っています。「身も心もすべてあなたに捧げた。でも、あなたはこの愛に背を向けている。どうして分かってくれないの」。これは男の妄想が入った歌詞じゃないだろうか?ふと、そんな感じがしました。 メロディが美しい曲です。このスタンダードの歌ものは、やはりビリー・ホリディですね。古い録音だけど初々しくて端正な歌が素晴らしい。インスト曲はバド・パウエルなど、今回も新旧織り交ぜて素晴らしいチューンを選曲しました。ぜひ、全曲聴いてみて下さい。 「ボディ・アンド・ソウル (身も心も) 」 Body and Soul 楽曲について 歌詞 「ボディ・アンド・ソウル (身も心も) 」の名唱・名演奏 サブスクミ

                                                                  【ジャズ スタンダード ノート】ボディ・アンド・ソウル (身も心も) Body and Soul - 時の化石
                                                                • 【ジャズ スタンダード ノート】 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ You Don’t Know What Love Is - 時の化石

                                                                  どうもShinShaです。前回に続いてジャズ・スタンダードの記事です。もの淋しい秋の夜には、ブルーなジャズを聴きたい。今回は1941年に作曲されたスタンダードナンバー「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」。失恋の歌、ブルースです。 「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」はリリース直後にはヒットしませんでしたが、1950年代からモダンジャズの大物アーティストが好んで演奏したことから、掛け値なしの名曲となっていきました。インストの楽曲には名演が多くて、選曲にずいぶん苦労しました。 「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」 You Don’t Know What Love Is 楽曲について 歌詞 「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」の名唱・名演奏 サブスクミュージックでジャズを聴こう 記事で採り上げたアルバムのamazonリンク おわりに 「ユー・ドント・ノウ・ホワット

                                                                    【ジャズ スタンダード ノート】 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ You Don’t Know What Love Is - 時の化石
                                                                  • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年5月19日(マリア・シュナイダー)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                                                    www.nhk.jp 【目次】 #36 インタビュー:マリア・シュナイダー Maria Schneider Jazz Orchestra「Wyrgly」 週間プレイリスト #36 インタビュー:マリア・シュナイダー 今回のゲストはラージ・アンサンブル・ジャズの第一人者、作曲家のマリア・シュナイダーさんでした。 マリア・シュナイダーは、1960年アメリカ:ミネソタ州生まれ。大学で作曲と音楽理論を学んだ後、ジャズの歴史に名を刻む名アレンジャー:ギル・エヴァンスやボブ・ブルックマイヤーの元で学び、1993年マリア・シュナイダー・ジャズ・オーケストラを結成します。1994年にはアルバム『Evanescence』を発表。これまでに7回グラミー賞に輝き、2019年には全米芸術基金ジャズ・マスターズ・フェローシップを受賞。デビット・ボウイとの共同制作など、ジャンルを越えた活躍を展開し、ジャズ・オーケスト

                                                                      挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年5月19日(マリア・シュナイダー)& 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                                                    • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年6月23日(マイルス・デイヴィス、デイヴ・ブルーベック、、ジェームス・カーター、クリスチャン・マクブライド&エドガー・メイヤー) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽

                                                                      www.nhk.jp 【目次】 #39 インタビュー:クリスチャン・マクブライド2 Miles Davis「'Round Midnight」 Dave Brubeck「Open the Gates (Out of the Way of the People)」 James Carter「Fleche d'Or」 Christian McBride & Edgar Meyer「Lullaby for a Ladybug」 週間プレイリスト #39 インタビュー:クリスチャン・マクブライド2 昨年9月17日放送に続き2回目の登場。現代最高峰のジャズベーシスト:クリスチャン・マクブライドへのインタビューでした。今年70周年を迎えるニューポート・ジャズ・フェスティバルの芸術監督を務めているそうです。ニューポート・ジャズ・フェスティバルでの名演奏が幾つか紹介されました。 www.radiomusic

                                                                        挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年6月23日(マイルス・デイヴィス、デイヴ・ブルーベック、、ジェームス・カーター、クリスチャン・マクブライド&エドガー・メイヤー) & 週間プレイリスト - ラジオと音楽
                                                                      • 挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年7月7日(ケニー・バロン) - ラジオと音楽

                                                                        www.nhk.jp 【目次】 #40 インタビュー:ケニー・バロン Kenny Barron「Sunshower」 Kenny Barron「Lemuria」 Kenny Barron「Con Alma」 Kenny Barron「Tragic Magic」 #40 インタビュー:ケニー・バロン 今回はジャズ・ピアノの巨匠:ケニー・バロンさんのインタビューでした。6月に81歳のお誕生日を迎える直前でのインタビューだったのでケーキをご用意したそうです。 1943年6月9日アメリカはフィラデルフィア生まれ。16歳年上のお兄さんビル・バロンはサックス奏者。1961年にニューヨークへ進出。スタン・ゲッツ、ディジー・ガレスピーら数々のレジェンドと共演。これまでにグラミー賞には13回ノミネートされています。 Kenny Barron「Sunshower」 2022年のアルバム『The Source』

                                                                          挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年7月7日(ケニー・バロン) - ラジオと音楽
                                                                        • interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字)|柳樂光隆

                                                                          interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字) 僕がトミーカ・リードに注目し始めたのは彼女が自身のカルテットを結成して作品をリリースし始めたころだった。トミーカのチェロとメアリー・ハルヴァーソンのギターをフロントに、ジェイソン・レブキのベースとトマ・フジワラのドラムがリズムセクションを担うこのグループはそれぞれの演奏者の演奏は言うまでもないが、同時に楽曲の素晴らしさがこのグループを特別なものにしていた。 個々の演奏を最大限に反映する作りになっていて、それぞれの演奏のキャラクターがそのまま楽曲の個性に繋がっているのだが、特定の誰かが突出するのではなく、全員のアンサンブルが調和する構造にもなっていた。個々の即興演奏に関してもあくまで「楽曲」を演奏する中での即興である意図が伝わってくるもので、自身をアピールしつつも

                                                                            interview Tomeka Reid:チェロでジャズを弾くこと、作曲/キュレーション論、AACMについて(1,5000字)|柳樂光隆
                                                                          • ジャズ・トゥナイト 2024年5月18日(カマシ・ワシントン、ムーン・ヘウォン & 山本剛) - ラジオと音楽

                                                                            www.nhk.jp 【目次】 ホットピックス Kamasi Washington『Fearless Movement』 Lesanu MOON haewon & 山本剛「Midnight Sun」 Look to the Moon Misty ホットピックス Kamasi Washington『Fearless Movement』 LAを拠点に活動するサックス奏者:カマシ・ワシントンの最新作。ジョージ・クリントンを初めブラック・ミュージック・シーンのアーティストを多数客演に迎えて、LAのコレクティブの仲間:サンダーキャットやテラス・マーティンなども参加しています。 Fearless Movement [高音質UHQCD仕様 / 解説書付き / Amazon限定特典 ジャケ・マグネット封入 / 国内盤 / 2CD] (YO350CDJP) アーティスト:Kamasi Washington,

                                                                              ジャズ・トゥナイト 2024年5月18日(カマシ・ワシントン、ムーン・ヘウォン & 山本剛) - ラジオと音楽
                                                                            • ジャズ・トゥナイト 2024年2月17日(ジョニー・ホッジス) - ラジオと音楽

                                                                              www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 56 ジョニー・ホッジス Johnny Hodges「A Flower Is A Lovesome Thing」 Johnny Hodges, Earl Hines「Fantastic, That's You」 Johnny Hodges, Leon Thomas, Oliver Nelson「Duke's Place」 Duke Ellington & His Orchestra「Blues for New Orleans」 シリーズJAZZジャイアンツ 56 ジョニー・ホッジス 今回はサックス奏者のジョニー・ホッジスの特集でした。 ジョニー・ホッジスは1907年7月25日マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。母親がピアニストで幼少期から音楽に親しみ14歳の時にほぼ独学でサックスを習得し、憧れのソプラノサックス奏者:シドニー・

                                                                                ジャズ・トゥナイト 2024年2月17日(ジョニー・ホッジス) - ラジオと音楽
                                                                              • 【ジャズ スタンダード ノート】 ホワッツ・ニュー What’s New - 時の化石

                                                                                どうもShinShaです。ジャズ・スタンダードをご紹介する記事です。今回は1938年に作曲されたスタンダードナンバー「ホワッツ・ニュー」です。ロマンチックでブルーな、メロディが美しい曲です。 “What’s New?” って「お変わりありませんか?」という意味なんですね。久しぶりに会った昔の恋人と彼女はどんな話をしたのでしょうか。ロマンチックだけど今回も男の妄想が入りすぎの歌詞かな(笑) このスタンダードの歌ものは、やはりヘレン・メレルが一番でしょう。インスト曲はスタン・ゲッツ、アート・ペッパーなど名演がいっぱい。今回も新旧織り交ぜて最高のチューンを選曲しました。ぜひ、全曲聴いてみて下さい。 「ホワッツ・ニュー」 What’s New 楽曲について 歌詞 「ホワッツ・ニュー」 What’s Newの名唱・名演奏 サブスクミュージックでジャズを聴こう 記事で採り上げたアルバムのamazonリ

                                                                                  【ジャズ スタンダード ノート】 ホワッツ・ニュー What’s New - 時の化石
                                                                                • キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                                  キーファー(Kiefer)が6月4日(火)に大阪、6月5日(水)に東京のビルボードライブで来日公演を行なう。アンダーソン・パークやドレイク、ケイトラナダの作品に貢献し、WONKとのコラボ曲「Fleeting Fantasy」でも話題を呼んだLAシーンの重要人物に柳樂光隆がインタビュー。 キーファーを初めて生で観たのは2017年のビルボードライブ東京で、彼はテラス・マーティンが率いるバンドの一員としてピアノを弾いていた。そのときのキーファーはどこからどう見てもジャズミュージシャンだったが、一般的にはビートメイカー/プロデューサーとしてのイメージのほうが強いだろう。今ではそのふたつの側面を両立させているアーティストも少なくないが、ここまでスムースな融合を実践しているアーティストはなかなかいない。そんな彼が、Stones Throwに所属しているのは非常にしっくりくるものがある。 別の言い方をす

                                                                                    キーファーが明かすジャズとヒップホップ、鍵盤とプロダクションを繋ぐ思想と背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)