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ダンケルクの検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 「これ、どこが面白いの?」 『ダンケルク』が描く“事象”としての戦争、描かれない内面

    クリストファー・ノーラン監督の新作、『ダンケルク』。第二次世界大戦前半の大きな転換点となった、フランスからのイギリス大陸派遣軍およびフランス軍の撤退作戦を、現場の兵士たちや救出に向かう民間船の目線で描いた作品です。 『ダンケルク』公式サイト 先日筆者も劇場まで見に行ったのですが、印象的だったのが「結局これどこが面白いの!?」と喋りながら出てきた観客がいたことでした。そう言いたくなる気持ちは非常によく分かります。なんせ『ダンケルク』は普通の映画と異なり、「キャラクターと、彼らによって紡がれる物語」を描写した作品ではありません。 巨大なIMAXのスクリーンに映るのは、広大なドーバー海峡や、だら~っと広がったダンケルクの海岸。そしてその間で右往左往する人々の、その右往左往の断片だけがごろりと転がっているような映画です。 キャラクター性が希薄な登場人物たち 『ダンケルク』は3つの異なる時間軸を混ぜ

      「これ、どこが面白いの?」 『ダンケルク』が描く“事象”としての戦争、描かれない内面
    • 町山智浩『ダンケルク』を語る

      町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でクリストファー・ノーラン監督が第2次大戦のダンケルク撤退作戦を描いた映画『ダンケルク』について話していました。 \??劇場用本ポスターが解禁?/ これは、生き残りをかけた 「撤退」の物語。 絶体絶命の地“ダンケルク”の40万人。残り時間わずか。生き抜け、若者たち… 民間船までもが出動した「撤退作戦」を描いたスペクタクル・タイム・サスペンス『#ダンケルク』のポスターが7月1日から劇場に? pic.twitter.com/tp8coX67ug — 映画『ダンケルク』公式 (@dunkirkjp) 2017年6月28日 (町山智浩)今日はですね、一昨日アメリカで公開されて驚きの大ヒットをしている映画『ダンケルク』についてお話します。これはですね、1940年5月20日から6月4日にかけてあったダンケルク撤退作戦という戦争(第2次大戦)のはじめの時にあっ

        町山智浩『ダンケルク』を語る
      • クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選

        クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選 クリストファー・ノーラン監督の最新作、『ダンケルク』の公開が近づいてきた。第二次世界大戦におけるダンケルクでの攻防と撤退を描いた本作は、海外ではノーラン・ファンが過去最高レベルの大賛辞を送っているだけでなく、これまでノーラン作品に対して、主に好き嫌いを理由に煮え切らない評価を下してきた一部の批評家たちをも問答無用にノックアウトした。 出世作『メメント』(2000年)以降、ノーラン作品で最もコンパクトな106分という上映時間で展開される、史実に沿ったエモーショナルなストーリー。銃声や爆撃機のこれまで他の映画で聞いたことがないリアルな音響&音圧。盟友ハンス・ジマーの手がけたネクスト・レベルと言うべき荘厳な劇伴。フィオン・ホワイトヘッド、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズとい

          クリストファー・ノーランの到達点『ダンケルク』を観る前に復習しておきたい、00年代以降の「スペクタクル大作」10選
        • IMAXシアターで、地獄のような「ダンケルク体験」をしてきた - ホビヲログ

          待ちに待ったクリストファー・ノーラン監督最新作「ダンケルク」が、公開された。 第二次世界大戦、ダンケルクに取り残されたイギリス兵救出作戦を描く106分。圧倒的な映像表現に観客は戦場に放り込まれたかのような感覚になるらしい。 ノーランファンとして、一映画ファンとして、「ダンケルク」は映画館で観るしかない。戦争映画が苦手で三半規管が弱い私だが、公開初日にIMAXシアターで、ダンケルク体験することにした。 IMAXの劇場で調べると、最前列しか空いていない。 残念ながら最前列しか空いてない。 悩ましかったが、どうせなら前の方が臨場感があって楽しめるはずだ。そう思い直してチケットを予約。IMAX料金500円がプラスされ、2,300円。なかなかのお値段。 はじめてのIMAX体験だ。 席に着く。画面がアホほどデカイ。とてもじゃないが視界に収まりきらない。どこを観ればいいのかわからない。見逃してる部分があ

            IMAXシアターで、地獄のような「ダンケルク体験」をしてきた - ホビヲログ
          • 『ダンケルク』額縁上映の通常の映画館では映画の50%をも堪能できない

            日本でシネスコスクリーンに本編映像の上下幅を合わせてベストを尽くして上映している映画館(Twitter検索による判明分) (青森県)フォーラム八戸 (千葉県)シネマイクスピアリ (静岡県)シネシティザート (兵庫県)塚口サンサン劇場 顧客からの苦情を受けて改善してシネスコスクリーンに本編映像の上下幅を合わせて上映してくれるようになった映画館 (大阪府)イオンシネマ茨木スクリーン7[THX]

              『ダンケルク』額縁上映の通常の映画館では映画の50%をも堪能できない
            • 徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート

              徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート ライター:徳岡正肇 映画「ダンケルク」にかこつけてウォーゲーム「ドイツ戦車軍団」を紹介 宮永忠将氏VS.鹿内 靖氏の大撤退戦レポート 2017年9月9日,クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」が公開された。戦争映画というだけで普段であれば,4Gamerにほぼほぼ関係のない話題なのだが,「World of Tanks」で知られるウォーゲーミングが宣伝協力をしているということもあり,もともとミリタリー好きが多い本誌でも幾度か取り上げている。 その映画の公開直前に徳岡正肇氏が,ここでやるしかない! とばかりに「ダンケルクなボードゲームの対戦企画」を放り込んできた。うーむ,タイミングを心得ておられる……というわけで,今回の不定期連載「徳岡正肇の これをやる

                徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート
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