東京・六本木や青山の一等地にサロンを構えるトータルビューティサロン「エクセル」が、「uka(ウカ)」というブランド名に生まれ変わったのは2009年のこと。以来、オリジナルネイルオイルや人気クリエイターとのコラボ商品の開発、パリを代表するセレクトショップ「コレット」をはじめアメリカやイギリス、ドイツといった海外での商品販売、カフェの経営…とさまざまな話題を振りまいています。こうした新展開を支えているキーパーソンが、2009年に同社の副社長に就任した渡邉弘幸さん。大手広告代理店出身の手腕を活かした、ブランド価値の高め方についてお話をうかがいます。 1966年、東京都出身。明治大学卒業後、株式会社博報堂に入社。営業部長などを経て2009年に退社し、夫人でありネイリストとしても活躍する渡邉季穂さんの父親が創業した株式会社向原(現・株式会社ウカ)に取締役副社長として入社。前職の経験を活かし、同社が「