日本時間7月16日夜から翌17日深夜にかけて行われたテニスの四大タイトルの全英オープン。四大タイトル23勝、全英オープン4連覇中の帝王ジョコビッチと世界ランキング1位の若き天才アルカラスの一戦。 月曜日が休日という事もあって午前3時にまで及ぶ熱戦を堪能させてもらった。新旧世界ランキング1位同士の実力ナンバーワン決定戦とも言える一戦を振り返ってみたい。 ノバク・ジョコビッチ 今さら説明する必要もないぐらい、テニスファンはもとよりテニスにそれほど関心のない人にも知られているノバク・ジョコビッチ。今年も36歳にして全豪、全仏オープンを制覇する正に帝王。 ジョコビッチが四大タイトル、いわゆるグランドスラムで最も得意とするのは全豪オープン。2008年20歳8ケ月の初制覇を皮切りに2度の3連覇を含む10回の優勝を誇る。 オールラウンダーとしてストローク戦に自信を持つジョコビッチにとって、それに次ぐのが