一橋大学での講演会が中止になって、見当違いにも「言論弾圧だ」などと騒いでいる百田尚樹センセイ。これまで散々、韓国・朝鮮人や中国人へのヘイトを振りまいてきたこのネトウヨ作家の講演会に、学生らから反対運動が起きるのは当然のような気もするが、その百田センセイが懲りずにまたヘイト本を出版した。 タイトルは『今こそ、韓国に謝ろう』(飛鳥新社)。百田センセイはツイッターで〈嫌韓本ではありません! 韓国の主張に100%沿った「反日」本です!〉などとPR。同じ飛鳥新社のウヨク雑誌・月刊「Hanada」も〈あの百田さんがまさかの転向!?〉と煽っているが、ようするに、その手法は、韓国に謝るふりをしながら、結局はいつものように、日本の韓国侵略を美化し、韓国人を徹底的にバカにし、おぞましい民族差別的言辞を浴びせるというシロモノ。 たとえば、日本が韓国併合でこんなに貢献したと延々誇示しておいて、最後に〈それらは全部