亡くなった颯太くん。小学4年時には満面の笑みを見せていた 当時、一家は埼玉県の蓮田市内の借家に暮らしていた。 引っ越した後の白岡市の小学校では颯太くんは不登校で、卒業アルバムには名前しか残されていなかった。この写真は、数少ない颯太くんの小学校時代の思い出の写真だ。 小学校4年生の頃から不登校に… 同級生の保護者が証言する。 「一番上のお姉ちゃん、颯太くんとその弟が小学校に通っていたのですが、颯太くんも小1~小3くらいまでは、学校にもちゃんときていました。礼儀正しくて活発な子で、近所のお友達ともよく遊んでいた。不登校になったのは4年生くらいから。『下の子どもの面倒をみないといけない』と言って、学校に来なくなりました。丁度、一家に6、7人目の子が生まれた頃だと思います」 転校前の小学校では集合写真で笑顔を見せていた颯太くん 必死に赤ん坊の世話をしていた颯太くんは姉とともに日中、ベビーカーを押す