台風15号から変わった温帯低気圧が、日本に大雨をもたらしていった24日(土)ですが、ちょうど同じ頃、カナダでも大変な出来事が起きていました。 今年、大西洋の第6号ハリケーン「フィオナ(Fiona)」が、カナダ東部に接近。上陸直前に温帯低気圧となって、現地時間24日朝にカナダ東部ノバスコシア州を直撃しました。 気象局によると、この時地上では、931.6hPaという凄まじく低い気圧が観測されていました。これはカナダの観測史上もっとも低い気圧です。これまでの国内記録は、1977年1月に東部で記録された940.2hPaで、冬の爆弾低気圧によるものでした。 被害今回観測された最大瞬間風速は、ノバスコシア州で秒速48メートル、またレックハウスという風が強いことで有名な地点では49メートルでした。 カナダ名産のメープルの木々も倒れ、ノバスコシア州では島民の8割に当たる40万人以上が、また「赤毛のアン」で