最新の生成AIのサービスを使って写真などをもとに、スタジオジブリのアニメ作品に似せたタッチの画像を生成し、SNSに投稿する動きがアメリカなどで相次いでいます。ただ、AIが著作権のある作品に似せた画像を生成できることに、疑問や懸念の声も上がっています。 きっかけになったのは、3月25日に生成AIの開発を手がけるオープンAIが「チャットGPT」で、画像を生成することができる最新技術を、有料サービスの利用者向けに提供すると発表したことでした。 その後、このサービスを利用して、もともとある画像や写真をアップロードし、スタジオジブリのアニメ作品に似せたタッチの画像を生成してSNSに投稿する人が相次ぐようになりました。 この中には、2月にトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が口論になったホワイトハウスでの会談の写真を、アニメのひとこまのようにした画像や、利用者がみずからの家族やペットの写真を