ペットボトルのキャップを集めて売却した収益の全額を海外の子どもたちのワクチン代として寄付する活動をしているNPO法人「Reライフスタイル」(横浜市金沢区)が、本年度いっぱいで解散する。発足から18年間で集めたキャップは10億個を数え、寄付額は5500万円超に上る。同法人の藤枝慎治理事長は「多くの方々のご協力で頑張れた。こうした取り組みは全国に広がっており、自分たちの役目は果たせたと思う」と話している。 同法人は2006年9月、環境に特化した取り組みをしようと、廃棄物処理や物流などの約30社で発足した。今年5月までに集めたキャップは約10億3千万個。ポリオ(小児まひ)ワクチンに換算すると約276万人分になるという。 団体解散の理由は