さしみ @YUJ0EpQV5mVpCE6 『SHOGUN 将軍』快挙だなぁ 正直「え?」って思うようなシーンもあったけど 日本人が監修しただけあって全体的に出来がよかった あとポリコレに全然配慮してないところが最高だった 米国はポリコレにだんだん嫌気さしてきたところっぽいので早く脱却してほしい じゃないと映画もドラマも全然面白くない
『21世紀の道徳』が好評だった哲学者・書評家ベンジャミン・クリッツァーさんの第二作『モヤモヤする正義──感情と理性の公共哲学』が9月25日より発売になります。 さまざまな「正義」について、紛糾し炎上も起きる現在、揶揄やあてこすりではなく、正面から「規範」について考え、堂々と「正義」を主張し合えるようになるためのテキストです。 発売に先立ち、本書のなかから、著者の執筆意図が込められた「まえがき」を公開いたします。このまえがきに関心を持たれた方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ネットを眺めたりテレビを見たり雑誌を読んだりしていると、「マイノリティばかり優遇されている」とか「フェミニストの横暴は目に余る」とかいった意見が目に入ってくる。「過剰なポリティカル・コレクトネス」は以前から騒がれていたし、最近ではキャンセル・カルチャーという言葉もすっかり定着した。こういった意見を言っている人たちは
はてなブックマークで上がって来ていたこのような記事を読んだ。 いわゆる「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」がどのような経緯を経ていま、批判や嫌味や罵倒のための言葉として使われているのかという解説である。 ほぼ一年半ほど前の記事のようだが、漠然と認識していた「ポリティカル・コレクトネスという言葉」のヒストリーを通史的につまびらかにしていて、勉強になった。 きわめて粗雑に使われがちな言葉をその変化のプロセスを踏まえた上でていねいに再定義する非常に有効な力作記事だと思う。 「ポリコレ」が実体を欠いた空虚な概念にしか過ぎないというのはまったく賛成で、「ポリコレ」を巡る議論は、賛成の側に立つにせよ反対の側に与するにせよすべてむなしい。言葉の明確な定義が存在しないからだ。 そのことを理路整然とあきらかにしただけでも、とても意味がある内容なのである。 しかし、一方で気になる点もなくはない。個人的に
1968年の創刊以来、『情況』は「変革」を志向する多くの読者・寄稿者の集う雑誌として刊行されてきた。「変革のための総合誌」たることは表紙にも掲げられてきた同誌の理念である。ところが、2024年夏号「トランスジェンダー特集」はその理念を裏切る差別の容認と保守的党派性に陥っていると私たちは考える。この特集を受け、『情況』の読者・寄稿者として知り合った私たちは、同特集に対する抗議の意思を公表することにした。編集部に対し、本声明への真摯な応答と今後の方針をめぐる見解を表明するよう強く求めるものである。 1. 差別を論じる前提 「トランスジェンダー特集」は、「言論の自由」の名の下に「トランスヘイトの自由」を掲げる論考を掲載した。私たちはヘイトに反対する。差別をめぐって考慮すべき異なる立場や論点があることは、ヘイト言説を掲載する理由にならない。今回の誌面においては、「言論の自由」が差別や抑圧の是認と混
NHKで放送中の連続ドラマ小説『虎に翼』。第1話の冒頭「すべて国民は、法の下に平等」という日本国憲法第14条のナレーションから始まる本作。戦争孤児、女性蔑視、選択的夫婦別姓、同性婚など社会のあらゆる問題が丁寧に描かれている。また、主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉)をはじめとする魅力的な登場人物が成長していく姿も相まって、あらゆる層から共感を呼び放送当初から話題を集めている。 本作には考証として、法律考証、裁判所考証、朝鮮文化考証など、本作内で扱うあらゆる事象に対して、その道の専門家が制作に携わっている。考証担当の存在も本作の評判を高めるうえで、大きな役割を果たしていることは間違い無いはずだ。 そこで今回は、そのなかでも「ジェンダー・セクシュアリティ考証」を務める、福島大学・前川直哉准教授に話を伺った。ジェンダー・セクシュアリティ考証の具体的な仕事とは、考証が入ることでどのような役割を作品にもたら
志位和夫『Q&A 共産主義と自由──『資本論』を導きに』を「学び、語り合う大運動」を共産党が「絶賛展開中!」なので、ぼくも参加させてもらおうと思って書いている。5回シリーズの、今日はその4回目。 今回の記事の要旨 今回も要旨を先に書いておく。 「共産主義と自由」というテーマで書くのなら、第一に、「共産主義になって人間は初めて経済の主人公になって自由になり、経済を利潤目的ではなく人間の役に立つように使い、①貧困の根絶(社会保障の充実)・②時短・③環境保全などのコントロールをめざせるようになる」ということを書くべきだ。「これが共産主義だ」という明確な目標を綱領にそって3つにまとめろ。 社会保障を充実させることで、労働時間の短縮が起きる。パート労働者でも暮らせる最低賃金の引き上げ、大学までの学費無償化、住宅手当の支給(低廉な公的住宅や家賃補助含む)を実現すれば、長時間労働の正社員を選ばなくてもす
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