円安などの影響で、日本よりも高い給料を求めて海外への出稼ぎを希望する人が急増しています。なかでも、寿司(すし)職人の短期養成学校には申し込みが殺到していました。 ■ロサンゼルスの求人“月給7000ドル~1万ドル” 白い調理服を身に着けた老若男女。真剣な表情で学んでいたのは…。 講師:「脇しめて、指のせて、くるっと返して、脇しめて、そっと指をのせる」 ここは、寿司職人を育成する専門学校。実は、去年秋から入学希望者が急増しているといいます。 東京すしアカデミー 後藤幸子校長:「2カ月のコースは、年内すべてキャンセル待ちになっております。来年1月の受け付けをしているところ」「最も多いのは海外で活躍したいという方で、寿司の仕事は海外で非常にニーズも増えていますし。日本人ならではの技術ということで、海外目指す方が多いのが特徴です」 実際、教室の隅には、世界各国から寄せられた多くの求人票が貼られていま