参院選投開票日にれいわ新選組の開票センターで支援者らと笑顔を見せる山本太郎代表(手前)=東京都千代田区で2019年7月21日、小川昌宏撮影 インターネットや街頭で支持を集め、今回の参院選で2議席を獲得した「れいわ新選組」(山本太郎代表)。中島岳志・東京工業大教授(近代日本政治思想)は、支持拡大の背景を「地方の人にとって隣にいそうな山本氏のヤンキー気質が、地元愛が強く高学歴エリートに反発する人たちに受けている」と分析し、今後は地方の自民支持層や無党派層に浸透していく可能性があると指摘する。れいわ候補の地方遊説に同行し、「れいわと地方の親和性」について探ってみた。【中川聡子/統合デジタル取材センター】