皆さんは、短いメールの最後に「取り急ぎ」という言葉をよく見かけませんか?「取り急ぎお礼まで」や「取り急ぎご連絡まで」など、文を締めくくるのにとても便利な表現なので、つい多用してしまいがちですが、実はその使い方には注意も必要です。 今回はまず日本語の「取り急ぎ」の使い方のルールや意味を理解し、その上で英語ではどのように表現すればいいのかをお伝えしたいと思います。 「取り急ぎ」の意味やルールをしっかり把握しよう メールの最後に付け加えられている「取り急ぎ」という言葉。便利ではありますが、然るべき場面で使わないと、失礼にあたることもあり、注意が必要です。 そもそも、「取り急ぎ」とは「とりあえず急いで」という意味の言葉。急いでいるので、時候の挨拶など、配慮すべき礼儀などを取り払って行動を起こしているということを、相手に断る一文です。 そういった意味に反する下記のようなメールや行為はNGとなります。