レオパレス21本社(「Wikipedia」より/Rotatebot) アパートの施工不良問題で経営再建中の賃貸住宅大手レオパレス21は7月22日、都内で株主総会を開いた。一部のオーナーから怒号が飛ぶ場面があったが、社外取締役の数を増やすことを決めた9人の取締役の選任など3つの議案を賛成多数で可決した。宮尾文也社長の賛成比率は88.97%だった。 3月期決算時点での筆頭株主は国内運用会社のアルデシアインベストメント(保有比率18.36%)、2位は旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(8.95%)、3位は同じくエスグラントコーポレーション(6.43%)だった。 6月4日、大株主の村上世彰氏が「数百億円規模の増資を引き受ける」と報じたことから、レオパレス株は一時、前日比34円(14.4%)高の270円まで値上がりした。ところが実際は、レノなど旧村上ファンド系投資会社3社は共同保有するレ