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上町断層の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 【大阪北部地震】有馬高槻断層南端と上町断層の北端がクロスするあたりが震源か 専門家、余震警戒呼び掛け

    大阪府北部で発生した震度6弱の地震について、梅田康弘・京都大名誉教授は「有馬高槻断層の南端と上町断層の北端がクロスするあたりが震源と思われる」とし、「高槻の北部は小規模地震がよくみられるが。ひごろあまり地震が起きていないエリアだ。マグニチュードの大きさの割には、震源が浅いので揺れが大きくなった。余震に注意したほうがいい」とした。 また、遠田晋次・東北大災害科学国際研究所教授は「いつも地震がある高槻あたりより南よりなのが気にかかる。上町断層への影響が心配だ。このあたりは、熊本と似て、断層の密集地。いつも起きている大阪北部の地震より大きかった。阪神大震災の余震より大きかったのではないか。周辺断層への影響が考えられる。余震のみならず、さらに大きな地震への警戒が必要だ」と警戒を呼びかけた。

      【大阪北部地震】有馬高槻断層南端と上町断層の北端がクロスするあたりが震源か 専門家、余震警戒呼び掛け
    • 【大阪・上町断層帯】屈曲部で横ずれ型地震集中発生 大規模地震の引き金になる恐れ 産総研+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

      大阪府を縦断する「上町断層帯」の一部で、断層が平行にずれる「横ずれ断層」型の微小地震が集中的に発生していることが、産業技術総合研究所の研究チームの調査で分かった。静岡市内で開催中(12~15日)の日本地震学会で明らかにした。横ずれ断層型の微小地震の頻発は、大規模地震の引き金になる可能性が指摘されており、研究チームは「周辺に比べて特異な現象で、上町断層帯の活動メカニズムの解明につなげたい」としている。 調査したのは、産総研の地震発生機構研究チームで、平成14年6月~今年1月の約9年間に、産総研などが観測した上町断層帯付近で起きた地震のデータを収集し分析。その結果、この間に、深さ20キロより浅い震源で起きたマグニチュード(M)1以上の地震が計256カ所で確認された。 このうち233カ所を地震のタイプで分類したところ、大半は斜めの断層で乗り上げている側が上方にせり上がる「逆断層」型だったが、弓形

      • 南海トラフ地震近づき、大阪上町断層帯も警戒必要 マラソンコースなみの断層帯が大阪平野を縦断 阪神大震災超える揺れ、国想定(1/2ページ)

        南海トラフ地震の発生が近づくにともない、関西でも内陸地震(直下型地震)の発生を懸念する声がある。 1月のはじめに、兵庫県の防災監を取材した際、その話を向けると、返ってきた答えが「上町断層帯が心配」だった。 大阪平野を縦走する上町断層帯は、北は豊中市から、南は岸和田市まで約42キロにわたる。地震調査研究推進本部(文部科学省)の想定は、断層帯がいちどに動いた場合、マグニチュード(M)7・5(阪神大震災はM7・3)という。 当然ながら、「大阪府と接する兵庫県の尼崎、伊丹から西宮あたりまで大きな被害が想定される」と兵庫県の防災監はいう。最悪の場合、兵庫県内の死者は阪神大震災と同等の約6千人にのぼるとしている。 気になる発生確率だが、今後30年間で約2-3%となっており、これは全国の活断層でも「やや確率が高いグループに属する」(地震調査研究推進本部)。 2-3%といってもわかりにくいが、昨年4月に熊

          南海トラフ地震近づき、大阪上町断層帯も警戒必要 マラソンコースなみの断層帯が大阪平野を縦断 阪神大震災超える揺れ、国想定(1/2ページ)
        • 朝日新聞デジタル:上町断層、9キロ長かった 地震規模は1・5倍に - テック&サイエンス

          【川田俊男】大阪平野の中心部を縦断し、地震が起きた場合最大4万人以上の死者が出るとみられている上町(うえまち)断層帯が、従来考えられていたよりも9キロ長かったとする報告書を、文部科学省の研究チームがまとめた。想定される地震の規模はマグニチュード7・5から7・7程度と、約1・5倍大きくなる。  京都大や産業技術総合研究所のチームが3年かけ地形や地下深くの構造を調べた。その報告書によると、従来の断層帯に加え、大阪府泉大津市から阪南市までの大阪湾沿いに約26キロの活断層を新たに確認。逆に大阪市以北は新しい時代の活動が確かめられず、約5キロ短くなるなどとした。全体で全長が約42キロから約51キロに延びた。  最新の活動時期は、政府の地震調査研究推進本部の長期評価では9千年以上前とされていたが、約2700年前以降と推定。今後30年の地震発生確率は2〜3%から、0・001%以下になる。地震本部は今回の

          • 朝日新聞デジタル:暮らす、断層に立つこの街 大阪・上町断層帯 - 社会

            関連トピックス地震右手前から左奥へと南北に延びる阪神高速1号環状線に沿って走る上町断層帯付近。右奥は大阪城=31日、大阪市中央区、朝日新聞社ヘリから、高橋正徳撮影上町断層帯の地図  大阪市中心部を貫く上町(うえまち)断層帯は、ほかに例がないほど人口密集地の直下にある活断層だ。その東側にある上町台地を、京大防災研究所の岩田知孝教授(強震動地震学)と歩いた。 【特集】足元の活断層 災害大国迫る危機  岩田教授は、文部科学省から委託を受け、京大大学院理学研究科や産業技術総合研究所と実施中の上町断層帯の調査プロジェクトの代表を務める。  「上町断層帯は東側が隆起する逆断層。その活動で出来たのが、上町台地です」と岩田教授が教えてくれた。上町台地にある大阪城公園付近から西へ向かうと、下り坂になっているのがわかる。ざっとビル3階分ほど違う場所もある。  付近には国の出先機関が入る合同庁舎や大阪府庁、大阪

            • 暮らす、断層に立つこの街 大阪・上町断層帯

              暮らす、断層に立つこの街 大阪・上町断層帯 関連トピックス 地震 右手前から左奥へと南北に延びる阪神高速1号環状線に沿って走る上町断層帯付近。右奥は大阪城=31日、大阪市中央区、朝日新聞社ヘリから、高橋正徳撮影 上町断層帯の地図 大阪市中心部を貫く上町(うえまち)断層帯は、ほかに例がないほど人口密集地の直下にある活断層だ。その東側にある上町台地を、京大防災研究所の岩田知孝教授(強震動地震学)と歩いた。 【特集】足元の活断層 災害大国迫る危機 岩田教授は、文部科学省から委託を受け、京大大学院理学研究科や産業技術総合研究所と実施中の上町断層帯の調査プロジェクトの代表を務める。 「上町断層帯は東側が隆起する逆断層。その活動で出来たのが、上町台地です」と岩田教授が教えてくれた。上町台地にある大阪城公園付近から西へ向かうと、下り坂になっているのがわかる。ざっとビル3階分ほど違う場所もある。 付近には

                暮らす、断層に立つこの街 大阪・上町断層帯
              • 大阪を痛撃する上町断層地震の発生確率 / SAFETY JAPAN [細野 透氏] / 日経BP社

                表1に文部科学省・地震調査研究推進本部が調べた「上町断層帯の将来の地震発生確率」を示した。「今後30年以内の地震発生確率」が0.1%~3%未満の場合には、我が国の主な活断層の中では地震が発生する可能性が「やや高い」グループに属する。上町断層地震は2%~3%なので、可能性が「やや高い」ことになる。 これに対して「集積確率」とは、前回の地震発生から評価時点までの間に地震が発生してもいい確率で、上町断層地震は70%~90%超である。この数字をどう解釈すればいいのだろうか。 確率の話は難しいので、表1だけでは何のことかよく理解できないかもしれない。そこで表2「1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の発生確率」を見てもらいたい。

                • 28日深夜に発生した大阪府北部震源の地震…M7.6想定、最大震度7とされる「上町断層」か?

                  平成27年05月28日02時47分 気象庁発表 28日02時42分頃地震がありました。 震源地は大阪府北部(北緯34.6度、東経135.5度)で、 震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は3.6と推定されます。 各地の震度は次の通りです。 なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。 大阪府  震度2  大阪大正区泉尾* 大阪生野区舎利寺* 奈良県  震度2  宇陀市大宇陀迫間* 気象庁 上町断層(うえまちだんそう) 大阪府を南北に貫く活断層である。日本の活断層の中では地震の発生確率が(相対的に)高いグループに属している。 生駒断層の分岐断層であると考えられており、大阪府北部の豊中市から大阪市内の上町台地の西の端を通り、大阪府南部の岸和田市にまで続く。長さは約40キロメートルになる。断層の東側が西側に乗り上げることで、千里丘陵や上町台地を形作った。 最新活動時期は、

                    28日深夜に発生した大阪府北部震源の地震…M7.6想定、最大震度7とされる「上町断層」か?
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