北陸新幹線の金沢-敦賀間の延伸開業が2024年3月16日に迫り、北海道新幹線の札幌延伸も30年度に控える。こういった整備新幹線の計画が決まったのは50年前。この間、日本は少子化が進んで需要も見込みにくくなった。そんな中でも、他に「山陰新幹線」「中国新幹線」など多数の建設計画があり、地方からは推進を求める声があがる。この状況について、ミニ新幹線のように在来線を近代化する形に方針転換すべきだとしているのが、永田町屈指の「鉄オタ」として知られる自民党の石破茂元幹事長だ。いわく「だって山陰新幹線って、今のままいけば22世紀ですよ?そのころ日本は人口半分。そのときにフル規格の新幹線走らせてどうすんの?という話です」。 世論調査の「次の首相にふさわしい人」の問いでは常に上位にランクインする石破氏。だが、あえて政局の話は一言もせず、ローカル線のあり方、寝台列車論、鉄道を所管する国交相になりたいか...な