【読売新聞】 細胞内にある特殊なたんぱく質と亜鉛が結合すると老化を遅らせる作用を持つことを、線虫を使った実験で突き止めたと、京都産業大の永田和宏・名誉教授らのチームが発表した。老化に伴うアルツハイマー病などの予防研究につながる可能性
実験では、60歳以上のアメリカ成人2万1442人を対象に、MVMサプリメントが認知機能に及ぼす影響を調査した。さまざまな研究で実験を行ったが、その中でも「COSMOS-Clinic」と呼ばれる試験が興味深い。 COSMOS-Clinicは、60歳以上のアメリカ成人573人を、ランダムに「MVMサプリメント群」と「プラセボ群」に割り当てた。MVMサプリメント群は、毎日1錠の「Centrum Silver」を摂取してもらった。このサプリメントには、ビタミンやミネラル、その他の栄養素が含まれている。 被験者には、最初に対面での詳細な神経心理学的評価を実施した。また2年後にも同様の評価を実施し、影響を分析した。主に全体的な認知機能やエピソード記憶、実行機能、注意力が評価の対象となった。 実験の結果、MVMサプリメントを摂取した群は、エピソード記憶の分野でプラセボ群と比較して有意な改善が見られた。こ
普段の食生活で不足しがちな栄養素を補うため、さまざまなビタミンを配合したマルチビタミンのサプリを服用しているという人もいるはず。合計5000人以上を対象にした新たな研究では、マルチビタミンを服用することで記憶力や認知能力の低下を防ぐことができるかもしれないと示唆されました。 Effect of multivitamin-mineral supplementation versus placebo on cognitive function: results from the clinic subcohort of the COcoa Supplement and Multivitamin Outcomes Study (COSMOS) randomized clinical trial and meta-analysis of 3 cognitive studies within COSM
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く