ずさんな改修明らかに ケーブル未交換、工事委託に疑問も―つり橋崩落事故1週間・インド 2022年11月06日07時15分 【図解】インド・グジャラート州・つり橋崩落事故現場 【ニューデリー時事】インド西部グジャラート州で起きたつり橋崩落事故から、6日で1週間が過ぎた。捜索は終了し、確認された死者は135人。橋の改修に携わるなどした9人が逮捕され、捜査の過程でずさんな工事が明らかになったほか、工事委託を巡る不透明さも浮上している。 インド首相、つり橋崩落現場視察 病院で被害者見舞い、野党は批判 橋は英植民地時代の約140年前に架けられた。改修を経て、州の新年に当たる10月26日に一般開放された直後、事故が起きた。橋のあるモルビ地区で菓子店を営む男性は「犠牲者の多くはモルビの住民。全員が亡くなった一家もある。皆がショックを受け悲しんでいる」と語った。 地元メディアが伝えた捜査報告書の内容によれ