人的資本経営、リスキリングなど、人材投資の必要性が大きくクローズアップされるなか、多くの企業は、個人が持つ能力をどう高め、どう価値創造につなげていくかに頭を悩ませています。本プロジェクトにおいては、その一つの解として、企業内教育の質的転換と、個人が学びの主導権を握るかたちでの戦略的な人材開発の場づくりが必要であると提言しました(詳細は報告書『対話型の学びが生まれる場づくり』)。 そして、このたび企業の人材開発部門・実践コミュニティの専門家と共に「対話型の学びが生まれる場づくり」研究会を開催し、さらなる議論を重ねています。2024年1月24日に開催された第1回研究会の主たるテーマは、「個人が学びの主導権を取り戻すとはどのような状態か」。その内容をお届けします。 <参加者紹介> 原田信也氏/丸井グループ 人事部 人材開発課 課長 店舗での販売、売場責任者を経験した後、本社でバイヤー業務、新ブラ