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出版流通の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 書店主導で「売れる本」を売る 返品減らし利益高める改革に着手

    紙の本の売り上げがピーク時から6割減となる苦境下で、街中の書店を残すための取り組みが本格化している。業界大手の紀伊国屋書店などは書店側の利益率を上げる「売れる本」を多く仕入れて返品を減らす仕組みづくりに着手した。既存の流通システムが曲がり角を迎えつつある中、書店主導での改革が進められている。 売り上げ前年比2割増紀伊国屋書店と蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、出版取次大手の日本出版販売(日販)の3社は昨年、合弁会社「ブックセラーズ&カンパニー」を設立した。ブックセラーズ&カンパニーは、出版社と直接仕入れ数や価格を交渉し「売れる本」を多く仕入れる。参加書店は返品時の物流費を負担するが、取り分も増える仕組みだ。 今年6月時点で、徳間書店など出版社6社が参加。紀伊国屋とCCC系列の書店計399店の同月の店頭売り上げは前年比119・4%、粗利率も30・8%を確保し

      書店主導で「売れる本」を売る 返品減らし利益高める改革に着手
    • 講演会「本屋さんに本が並ぶまで 知られざる出版流通の世界」

      出版取次業に長く携わった経験をもつ講師から、出版流通の世界からみた本を取り巻く状況をお話いただきます。 講師/小股昭氏(公益財団法人大倉精神文化研究所理事)

        講演会「本屋さんに本が並ぶまで 知られざる出版流通の世界」
      • 書店主導で「売れる本」を売る 返品減らし利益高める改革に着手

        紙の本の売り上げがピーク時から6割減となる苦境下で、街中の書店を残すための取り組みが本格化している。業界大手の紀伊国屋書店などは書店側の利益率を上げる「売れる本」を多く仕入れて返品を減らす仕組みづくりに着手した。既存の流通システムが曲がり角を迎えつつある中、書店主導での改革が進められている。 売り上げ前年比2割増 紀伊国屋書店と蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、出版取次大手の日本出版販売(日販)の3社は昨年、合弁会社「ブックセラーズ&カンパニー」を設立した。ブックセラーズ&カンパニーは、出版社と直接仕入れ数や価格を交渉し「売れる本」を多く仕入れる。参加書店は返品時の物流費を負担するが、取り分も増える仕組みだ。 今年6月時点で、徳間書店など出版社6社が参加。紀伊国屋とCCC系列の書店計399店の同月の店頭売り上げは前年比119.4%、粗利率も30.8%を確保

          書店主導で「売れる本」を売る 返品減らし利益高める改革に着手
        • 講談社など、書籍流通参入 出版業界、生き残りへDX推進 - 日本経済新聞

          講談社と集英社、小学館は、全国の書店に書籍や雑誌を届ける流通事業を始める。丸紅を加えた4社で年内に共同出資会社を設ける。出版流通は取次会社が担ってきたが約4割は売れずに返品されている。新会社では販売データなどに基づく需要予測で各書店の客層に合った書籍を届け、市場縮小が続く出版業界の生き残りを狙う。出版流通は日販グループホールディングスとトーハンの取次2社による寡占状態で、出版社が流通を手掛ける

            講談社など、書籍流通参入 出版業界、生き残りへDX推進 - 日本経済新聞
          • 出版帝国の戦争 高榮蘭著 植民地下の教育や差別 反映 - 日本経済新聞

            日本近代出版史では、総じて東京を中心とする「内地」が扱われることが多い。だが、植民地を有する帝国日本の出版市場は、「内地」の範囲を超えていた。それを視野に入れたならば、近代日本の出版史をどう見直すことができるのか。本書は、植民地朝鮮における出版・流通を見渡しながら、「内地」と植民地との複雑な交渉や葛藤を鋭く描き出している。その切り口は多岐にわたるが、なかでも刺激的なのが「図書館」を巡る議論であ

              出版帝国の戦争 高榮蘭著 植民地下の教育や差別 反映 - 日本経済新聞
            • 「 改めて 『 胞子文学名作選 』 について 」|コスモテック

              コスモテックの青木です。 今 SNS上で、 2013年にコスモテックで箔押し加工のお手伝いをさせていただいた書籍 『 胞子文学名作選 』( 出版社 港の人 )の話題が急に再沸騰したので、その理由と共に改めてご紹介します。 2024年8月、下の 有隣堂( ゆうりんどう )の YouTube 動画 『 本の装丁の世界~有隣堂しか知らない世界279~ 』 が大きなきっかけとなり、『 胞子文学名作選 』 に再び大きな注目が集まりました。 2013年に箔押し加工をお手伝いし、刊行された本。 発売当時もそのインパクトのある佇まいと内容から大きな話題となり、ジャケ買いする人も多かったと記憶しています。 本の表紙やカバー、背表紙、見返しなど外観をデザインすることを 「 装丁 」 と言います。今回は、装丁が好き過ぎて本を 「 ジャケ買い 」 するという、有隣堂の書籍バイヤー石田貴子が初登場! 石田イチオシの

                「 改めて 『 胞子文学名作選 』 について 」|コスモテック
              • ISBNのない本とその帯文、またはGoogleの雑食性について - 帯文データベース

                2024年現在、一般的な本はその背中にISBNと呼ばれる文字列を背負っている。ISBN――国際標準図書番号――とは、International Standard Book Numberの略称であり、その役割は年間7万点出版されるとも言われる書籍をそれぞれ識別し、管理可能にすることである。 帯文データベースにおいてもISBNの収録を基本としているのだが、現状ではデータに不備がある(残念ながら収録漏れの本の方が多いと思う)。このあたりは単に個人サイトの限界が露呈しているだけであって、それ自体は現実の出版流通事業には関わりのないことである。 ともかく前提としては、本にはISBNが付いているものだと思ってよい。が、帯文データベースをちょっと覗いてみても目に付くことだが、収録データの不備とは関係なく、ISBNが付いていない本がある。一例を挙げると、馬場佳嗣著『Guide for Reptile Lo

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