函館工業高校(坂野裕悦校長、生徒585人)は今年度から、暑さ対策として夏の制服にポロシャツとハーフパンツを「夏期略装」として採用し、生徒はこれまでの制服とともに自由に着用できるようにしている。保護者からの意見を取り入れて決定。生徒からは好評の声が多くなっている。 これまで夏の制服は、男子は指定された白いYシャツとズボン、女子は夏用白セーラー服とスカートだったが、近年続く夏の暑さで数年前からポロシャツ着用を検討していた。費用面などで決定されなかったが、昨年の酷暑を踏まえ、今年に入りPTA役員に服のモデルを提示。襟の形などや通気性の良い生地を話し合って決まった。 シャツは胸に校章入りで、白、黒、濃紺の3色。ハーフパンツにも学校を示す文字があり、黒、濃紺、キャメルの3色。素材はチノと綿製で、吸汗性、速乾性に優れている。色や既存服との組み合わせは自由。シャツは男女ともS・M・Lのほか男用は5Lまで