公園で3時間近くにわたって集団で男女2人に暴行してけがをさせたなどとして、和歌山県警和歌山東署は5日、傷害、不同意わいせつの容疑で和歌山市有本の清掃員、山路大輝容疑者(24)と母親の無職、るみ容疑者(51)ら計5人を逮捕した。両容疑者らは「公園に行ったが見ていない」「殴ったが蹴っていない」などと容疑の一部を否認しているという。 他に逮捕されたのは、同市楠見中の解体業、青柳詩音容疑者(22)、住所不定の解体業、迫田達也容疑者(22)、同市内の20代の男。 逮捕容疑は5月12日午前0時ごろから同2時40分ごろまでの間、同市内の20代男女を市内の公園に呼び出し、殴る蹴るなどの暴行を加え、2人の顔や太ももにいずれも全治約1週間のけがをさせたほか、2人を無理やり裸にして土下座させたなどとしている。 署によると、被害者の男女は山路容疑者の知人。事件前日に山路容疑者が2人にからかわれたとして立腹し、るみ