1日、投票が行われた韓国の統一地方選挙は保守系の与党「国民の力」がソウル市長選挙など主要な17の選挙のうち半数を超える12で勝利し、5月に発足したばかりのユン・ソンニョル(尹錫悦)政権にとっては国政運営で追い風となりそうです。 韓国では1日、首都ソウルをはじめ8つの主要都市の市長や9つある道の知事などを選ぶ4年に1度の統一地方選挙の投票が行われました。 即日開票の結果、保守系の与党「国民の力」が主要な都市の市長や道知事合わせて17の選挙のうち、ソウルや第2の都市プサン(釜山)など12の選挙で勝利しました。 これに対して革新系の最大野党「共に民主党」は地盤の南西部を中心に4つの選挙で勝利したほか、最大の激戦区とされた首都圏のキョンギ(京畿)道ではわずかの差で与党を破りました。 4年前、史上初の米朝首脳会談の翌日に投票が行われた前回は当時与党だった「共に民主党」が圧勝しましたが、今回はことし3