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坂本一亀 三島由紀夫の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 佐藤 究、三島由紀夫に挑んだ新作長編『幽玄F』を語る 「重視したのは、死の享楽や美を持たせないこと」

    『テスカトリポカ』(2021年)で第34回山本周五郎賞と第165回直木三十五賞を受賞した佐藤究の待望の新作長編『幽玄F』が、10月20日に河出書房新社より刊行された。航空宇宙自衛隊員の戦闘機パイロットを主人公としたエンターテインメントでありつつ、日本文学史に名を残す大作家・三島由紀夫を強く意識した内容になっている。三島由紀夫×『トップガン』ともいわれる本作は、どのように生まれたのだろうか。(円堂都司昭/10月4日取材・構成) 「三島をテーマにお願いします」といわれて、即座に断りました 佐藤究『幽玄F』(河出書房新社) ――『幽玄F』は「文藝」2023年夏号に一挙掲載後の単行本化ですが、基本的にエンタメ小説を対象にした直木賞の受賞第一作が、純文学の雑誌に載ったのは初めてらしい。でも、本作は5年前から構想があったそうですから、スタートは『テスカトリポカ』(KADOKAWA)以前となりますか。

      佐藤 究、三島由紀夫に挑んだ新作長編『幽玄F』を語る 「重視したのは、死の享楽や美を持たせないこと」
    • 「誰にも悟られることなく電車にも乗れる」と坂本龍一が被った、KIJIMA TAKAYUKIのワークキャップ|Pen Online

      「誰にも悟られることなく電車にも乗れる」と坂本龍一が被った、KIJIMA TAKAYUKIのワークキャップ Fashion大人の名品図鑑 2024.09.07 文:小暮昌弘(LOST & FOUND) 写真:宇田川 淳 スタイリング:井藤成一 モデル名は「WORK CAP for Ryuichi Sakamoto」。生地は目の詰まったコットン100%を使用して上品な印象に見えるようにデザイン。洗って被ることを繰り返しても、カジュアルな印象にならないように、カラーは一般的な黒よりも深い黒を選んでいる。¥19,800/KIJIMA TAKAYUKI 「大人の名品図鑑」坂本龍一編 #2 「世界のサカモト」──坂本龍一が天に旅立ったのは2023年3月28日。永遠の輝きを放つ作品を多数遺しただけでなく、「No Nukes, More Trees」に代表される社会活動にもコミットし、未来に向かって多く

        「誰にも悟られることなく電車にも乗れる」と坂本龍一が被った、KIJIMA TAKAYUKIのワークキャップ|Pen Online
      • 高橋悠治+坂本龍一による幻の名著『長電話』とはどんな本なのか? 1984年の実験的アプローチを読む(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

        “高橋悠治+坂本龍一”による書籍『長電話』が、2024年8月30日に復刊される。 復刻版の販売を担うのは、坂本龍一の本への思いを継ぐ図書構想『坂本図書』。“幻の名著”と呼ばれたこの書籍が刊行された当時(1984年)の背景や内容について紐解いてみたい。 『長電話』は1984年、坂本が主宰していた出版社・本本堂から出版された。この年に出版社を立ち上げた経緯について彼は、2018年のインタビューでこう語っている。 「その年は、ナムジュン・パイクやヨーゼフ・ボイス、ローリー・アンダーソンなんかが日本にやってきて、いわば『メディアパフォーマンス』元年と言ってもいい年でした。そうしたなか自分も何かやりたいなと思ったときに、父親が編集者だったこともあって最もなじみの深いメディアとして本というものがありましたので、それを使って実験的なことができないかと考えたんです」(「坂本龍一、本の可能性を語る『本はパフ

          高橋悠治+坂本龍一による幻の名著『長電話』とはどんな本なのか? 1984年の実験的アプローチを読む(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
        • 四谷の丘をめぐるデザインと文学 『邂逅の孤独』より|じんぶん堂

          記事:幻戯書房 著者自装の『邂逅の孤独 地霊と失われたものと』とカバー色校正紙。静謐な「来し方」文学。著者が慣れ親しんだ東京の土地をめぐるエッセイを附す。精興社書体へのこだわりの本づくり。 書籍情報はこちら 三島由紀夫や中島敦のこと 新宿区四谷――。国電の四ツ谷駅は確かに〈谷〉の底にあるが、渋谷駅界隈とは違い四ツ谷駅の四谷口を出て外堀通りに登り出ると、その周辺は平坦な丘状である。いくつもの谷は丘の周縁に散在する。 市谷本村町にある転職先の出版社は「市谷」とアタマにあるものの、市ヶ谷駅よりも四ツ谷駅からの方が近い。国立競技場をスタート兼ゴールとする東京マラソンの、コース復路屈指の難所として知られる、外堀通り「高力(こうりき)坂」に面する。旗本・高力氏の屋敷があったことに由来する名称である。 四ツ谷駅界隈の由緒を感じさせる施設にマーケット「四谷見附小売市場」がすぐ右手方向にあった。新宿通りにか

            四谷の丘をめぐるデザインと文学 『邂逅の孤独』より|じんぶん堂
          • 経済小説の巨人 清水一行の生涯と日本経済の興亡 「兜町(しま)の男」 - 還暦過ぎても

            本当に無知で申し訳ないが、清水一行ってずっと官能小説と推理小説を書く人だと思っていました。それが城山三郎と並ぶ経済小説の巨人だったとは… 本屋に行くと、文庫本コーナーに結構並んでいましたので名前だけは知っていましたが、帯のエロい文句だけが記憶に残ったようです(;^_^A (;^_^A 実際の企業の事件をモデルにした小説が彼の本領だったそうです。そのために大勢の取材スタッフを雇っていたとか。 そんな清水一行の生涯を描いたノンフィクション小説を読みました。 兜町(しま)の男 清水一行と日本経済の80年 経済小説の巨人・清水一行の波乱の生涯と日本経済の興亡を、現役作家・黒木亮が徹底取材で再現! 城山三郎の2倍近い作品群を残した“経済小説の巨人”清水一行。東京・玉の井の私娼街で育ち、共産主義者として戦後の焼け跡を奔走した後、兜町を這い回って企業小説の書き手としてのし上がった男の生涯を、その時々の日

              経済小説の巨人 清水一行の生涯と日本経済の興亡 「兜町(しま)の男」 - 還暦過ぎても
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