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尾登雄平の検索結果1 - 13 件 / 13件

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尾登雄平に関するエントリは13件あります。 歴史history などが関連タグです。 人気エントリには 『日本人とタイ人の麺に求めるものの違い|歴ログ(尾登雄平)』などがあります。
  • 日本人とタイ人の麺に求めるものの違い|歴ログ(尾登雄平)

    タイでは日本と同じかそれ以上に麺をよく食べる。 有名なタイの麺料理と言えばパッタイだが、パッタイとはタイ風炒めという意味で、麺が違えば別料理になる。平べったい麺で作ったらクイティオ・パッタイ。中華麺を使ったらバミー・パッタイである。同じソース味だけど焼きそばと焼うどんと名前が変わるようなものだ。 麺の種類も豊富で、コメの麺だとクイティオ、センヤイ、センミー、カノムジン、クイチャップ、キアムイーなどがある。小麦の麺だとバミー。春雨のウンセン。料理によって使い分ける。少なくともコメの麺のバリエーションの豊富さは日本を遥かにしのいでいる。 嫁はコメよりも麺のほうが好きで、少なくとも一日一回は麺を食べないと気が済まないようだ。日本でもタイの輸入品やベトナムの類似品が簡単に手に入るので、新宿や池袋に定期的に買い出しに行くのだが、新型コロナの影響で外に出られず、タイの麺を切らしてしまったことがあった。

      日本人とタイ人の麺に求めるものの違い|歴ログ(尾登雄平)
    • 尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)|note

      世界史ブロガー・ライター。古代から現代まで世界史全般について書いたり話したりしてます。 著作 『驚きの世界史』(KADOKAWA) 『「働き方改革」の人類史』(イースト・プレス) YouTubeチャンネル http://youtube.com/@rekilog

        尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)|note
      • 尾登雄平 著『「働き方改革」の人類史』より。映画『NO 選挙,NO LIFE』をもじれば「NO 労働,NO LIFE」。それって、本当? - 田舎教師ときどき都会教師

        ビジネス書は読者を啓発するためのものなので、ネガティブなことにはあまり触れません。あなたはどうすれば成功するのか、生き残れるか、といったことを書きます。「できない」人は想定読者ではないので、当たり前と言えば当たり前です。ただ、同じ社会の構成員である「できない」人に対しての視線を忘れてしまうと、今後大変な分断が生まれてしまうのではないではないか。そんな思いを強く持ったため、本書では弱い立場にある労働者の視点を強調して記述しています。 (尾登雄平『「働き方改革」の人類史』イースト・プレス、2022) おはようございます。昨日、日本橋まで行って、映画『NO 選挙,NO LIFE』(前田亜紀 監督作品)を観てきました。前日に「作家の三浦英之さんが応援にやって来る!」という情報をキャッチした故の、急遽の東京行きです。ちなみに三浦さんは盛岡からやってきたとのことで、上映後のトークショーの冒頭、東京のキ

          尾登雄平 著『「働き方改革」の人類史』より。映画『NO 選挙,NO LIFE』をもじれば「NO 労働,NO LIFE」。それって、本当? - 田舎教師ときどき都会教師
        • 世界史のおもしろい「大混乱期」TOP10|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

          私が世界史で好きな時代は「混乱している時代」です。 経済やテクノロジーの発展、または気候の変動などで為政者がこれまでのやり方で国を統治できなくなり、そこに外から勢力がやってきて国内と結びついたり、逆に国内でうまく時流にのって天下をひっくり返したりする。そんな時代です。 今回は勉強したらきっと興奮するに違いない地域・時代をセレクトしてみます。あくまで個人的な主観に基づいたものなので、ご容赦くださいませ。 10位:英仏蘭西による侵略と受容の時代(17世紀〜19世紀東南アジア) 東南アジアは伝統的に中国とインドの中間にあり海上貿易で栄え、独自のマルチカルチャーを育んできた地域です。 この地域にヨーロッパ勢力がやってきたのは14世紀ごろからですが、ジャワ、アチェ、シャム、ベトナムなどの地場勢力はこれらヨーロッパ勢力と時には敵対、時には味方となり、ある意味「共存」していくことになります。 16世紀に

            世界史のおもしろい「大混乱期」TOP10|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
          • 代表的なグローバル・ヒストリー歴史家の紹介|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

            今はグローバル・ヒストリー論の全盛期です。 話題のグローバル・ヒストリーの本は、本屋に目立つところに平積みされているし、雑誌・新聞の批評にもいつも載っています。 グローバル・ヒストリーとは何かという定義はまだはっきり定まってないのですが、ざっくり説明すると、これまでの狭所的・局所的な歴史研究を批判し、時間と空間を大きく広げ、政治・経済・文化・疫病・環境・人口など広範囲なテーマをマクロ的な視点で眺めることを目指す歴史分野です。場合によっては歴史の始まりを宇宙のビッグバンにまで求め、宇宙的観点から歴史を見ることで、現在の地球環境問題を歴史的に定義づけ新たな価値を生み出すことを目指します。 また、これまでの歴史が西洋近代を中心に考えていたのを批判し、アジア、イスラム、アフリカ、南米、太平洋など各地域を相対化し、それぞれの関係や連携に注目して世界的規模の物語を描こうとする試みもグローバル・ヒストリ

              代表的なグローバル・ヒストリー歴史家の紹介|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
            • イエス・キリストの顔は西洋絵画でどう変化したか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

              我々が想像するキリストの顔と言えば、 肩まで垂れた長髪 面長な輪郭 二重でぱっちりした目 こけた頬 口元とあごに生えたヒゲ のような感じです。 絵が下手な人に「キリスト描いてみて」って無茶ぶりしても、だいたいこのイメージに従って書いているような気がします。それにしてもいつの時代からこのイメージが出来上がっているのでしょうか? 初期キリスト教時代のイエス像キリストがゴルコダの丘で十字架に磔にされて死亡してから、イエスの弟子たちはローマ帝国各地にイエスの教えを伝えるべく伝道の旅に出ます。 徐々に信者数は増えていったのですが、どうも最初の頃はキリスト像など特に存在しなかったようです。ヨハネによる黙示録には、イエスの姿についてこのように記述がなされています。 そこでわたしは、わたしと、七つの金の燭台が目についた。それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた

                イエス・キリストの顔は西洋絵画でどう変化したか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
              • クック船長殺害事件と「まれびと信仰」|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                ジェームズ・クック(1728-1779)はイギリスの探検家で、3回の太平洋の航海でタヒチやオーストラリア、ニュージーランドの周辺を航行。さらに、ヨーロッパ人で初めてハワイ諸島を発見したことでも名高い人物です。 クックは3回目の航海でハワイを発見し、地元のハワイ島民といざこざを起こしてその途上で殺されてしまったのですが、一時はクックはハワイ島民に「神様」と呼ばれ崇拝の対象になっていました。 なぜハワイ島民は「神様」であるクックを手のひら返しで殺害したのか。それにはハワイ島民が持っていた「まれびと信仰」と密接な関係がありました。 1. まれびと信仰とはまれびと信仰とは、「海の彼方から神がやってきて、幸せをもたらす」という観念のことです。 主に太平洋の島々に多く、日本だと沖縄や奄美にも伝わっています。 「まれびと」という観念を有名にしたのは、民俗学者の折口信夫。「海の向こうにある死者の国からまれ

                  クック船長殺害事件と「まれびと信仰」|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
                • なぜ「モンゴル帝国=キリスト教国説」が流布したか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                  我々の感覚的にはあまりピンときませんが、モンゴル帝国が台頭し周辺各国を怒涛のように飲み込んでいく様を聞き、西欧人の多くは 「異教徒からエルサレルムを解放しに東方のキリスト教大国がついに動いた」 と歓喜の声を上げました。 後にそれは間違いだったと分かるのですが、それでも「実はモンゴル皇帝はキリスト教信者である」という話を教皇や国王を含む多くの人が信じていました。 それは 「絶対にいるはず」の東方のキリスト教大国の存在を多くの人が切望した結果でもありました。 1. プレスター・ジョン伝説12世紀以降、ヨーロッパではペルシアのはるか東に「プレスター・ジョンというネストリウス派キリスト教徒が治める巨大なキリスト教国がある」と信じられていました。 十字軍の頃に「プレスター・ジョンの軍勢が十字軍を救援すべくペルシアを破ったが、チグリス川を渡れず引き返した」という情報が報告されたのがヨーロッパに謎の東方

                    なぜ「モンゴル帝国=キリスト教国説」が流布したか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
                  • アメリカ大統領選に出馬した伝説的な泡沫候補|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                    アメリカ大統領選挙は、アメリカのリーダーを決める大事な戦いであると同時に一種のお祭りのようなもので、毎回とんでもない泡沫候補が現れては、アメリカ人にネタを提供しているようです。 自由と民主主義の牙城、アメリカのとんでもない泡沫候補を見てきましょう。 1. すべてのアメリカ国民にポニーを!Image from Political clowns: Candidates whose campaigns made politics laughable, DAILY NEWS2016年度の大統領戦に無所属で立候補予定のバーミン・シュープリームは、自分のことを「フレンドリーなファシスト主義者」と呼んでいます。確かに彼が抱げる政策は違う意味でやばいものです。 例えば「すべてのアメリカ人がポニー(小型の馬)を持てばアメリカ経済は好転する」というポニー経済論や、「エネルギー資源としてゾンビを活用する」という

                      アメリカ大統領選に出馬した伝説的な泡沫候補|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
                    • 失敗したお粗末なクーデター計画|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                      政府転覆の陰謀を企てるのであれば、大物の支援者の資金援助はいるし、政府関係各所に協力者も必要です。 軍事物資も豊富ですぐに軍隊を投入できるだけの準備が必要だし、VIPとのコネも大事だし、政局や世論の見極めも大切。とにかく成功は難しいものなのです。 今回は準備がお粗末すぎて失敗に終わってしまった5つのクーデター計画を紹介します。クーデターをやろうと思っている人は参考になさってください。 1. ハサン2世暗殺未遂事件 1961年からモロッコの王位に就いたハサン2世は、強力なリーダーシップで多様な地域や部族が割拠するモロッコを強力に率いたのですが、議会の意を無視して解散権を行使したりその強権的なやり方への反発も根強く、治世で2度の暗殺未遂が起きています。 1972年、2回目の暗殺未遂事件を起こしたのは、空軍将校のモハメド・ウフキール。 彼はハサン2世の右腕だった男で、暗殺、拷問、スパイなど国王の

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                      • アメリカのLGBTを進歩させた女性偉人列伝|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                        アメリカの女性史・LGBT史にとって重要な人物 アメリカでは長年、同性愛は「自然法に反する」として同性愛者は取締りの対象でした。 同性愛カルチャーは地下に潜って活動していたものの、連邦では1970年代まで同性愛者を逮捕できる法律が存在し、女性は同性愛だと分かると親権を奪われるという厳しい状況でした。 男性のLGBTだと映画「ミルク」で有名なハーヴェイ・ミルクが有名ですが、女性のLGBTを進歩させた人物をピックアップしていきます。 1.  シャーロット・クッシュマン (1816-1876) シャーロット・クシュマンは18世紀に活躍したアメリカのステージ女優。 アメリカのみならずイギリスの舞台でも活躍した稀有な人物です。 クッシュマンは非常に男性的で、ハムレットやウォルシー枢機卿などの男性役を演じましたが、中でも「ロミオとジュリエット」のロミオ役は大変なハマり役で、これで彼女はトムボーイ(to

                          アメリカのLGBTを進歩させた女性偉人列伝|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
                        • 「真のイスラム国家」を巡る議論の歴史|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                          ごく普通の日本人が持つ「イスラム」や「イスラム教」についてのイメージは 戒律とか教えが厳しそう なんか良く分かんないけど、いっつも戦争やってる くらいの極めて曖昧なものではなかろうかと思います。 ただどっちも半分は合っていて、イスラムの歴史は外敵との戦いは勿論、コーランの教えの解釈を巡って同じイスラム教徒同士で戦い続けた歴史でもあります。 日本では大規模な宗教戦争や国を二分するような論争が起こったことがないため、なぜ解釈の違いだけで殺し合うのかイマイチ想像ができないのですが、当のイスラム教徒にとっては本当に生きるか死ぬかの大問題だったりします。 ということで、今回は「正しいイスラム国家」とは何かを巡る争いの歴史です。 1. ムハンマドの社会改革イスラム教の聖典「コーラン」では、人間は神に絶対的な服従を要求されています。服従しない場合は、地獄で罰を与えられ永久に苦しみを受けることになります。

                            「真のイスラム国家」を巡る議論の歴史|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
                          • WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

                            プロレスの世界では「ベビー(正義)」と「ヒール(悪党)」のキャラ区別があります。 ずっとベビーやヒールをやっているレスラーもいますが、何かのタイミングで善悪入れ替わるのが普通で、「ベビーターン」とか「ヒールターン」とか言います。 アメリカン・プロレス(以下アメプロ)はこのキャラ区別が明確になっており、ベビーのレスラーが入場すると歓声で迎えられますが、ヒールのレスラーは大ブーイングで迎えられます。そしてレスラー自身も、行動や言動で自分の悪党っぷりを表現します。汚いやり方で勝ったり、観客やレスラーを侮辱したり。 そんな中、たまに「ナショナリティ」を前面に押し出したり、「アンチ・アメリカ」を叫んで嫌われるヒールレスラーが登場します。 今回はアメプロのヒールレスラーの言動から、アメリカにおける 「アンチ・アメリカ」のコンテクストを探っていきます。 1. 「アメリカ的」なレスラーとは本題に入る前に、

                              WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
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