日本共産党の緒方靖夫副委員長は11日、ベルリンのドイツ左翼党本部で、同党のウルフ・ガレルト常任幹部会委員・国際委員会議長と会談し、両党関係を再活性化し、欧州とアジアなど国際問題をはじめ両党の政策、党建設での意見交換を促進することで合意しました。 ガレルト氏は、「両党間でさまざまな機会に接触は多くあったが、ドイツ革命運動の伝統ある党本部での初めての正式会談を歓迎する」と一行を迎えました。緒方氏は、「若干の空白はあったが、訪問の目的は両党関係を強め、共通する国際課題での協力を促進することだ」と述べたうえで、平和、気候正義などの党の立場を説明しました。 ガレルト氏は、「ウクライナへのロシアの侵略について、ロシアの覇権主義的な侵略が原因であり、NATOの動きをもって合理化してはならない」と述べ、NATOをはじめ軍事ブロックによる世界の分断への危険とたたかう同党の立場を述べました。 特に、極右が台頭