白起と王齕が長平の戦いで趙括に大勝したので燕王喜はチャンスが到来したと考えたのです 燕王喜は、長平の戦いで趙が大ダメージを被ったため、強くない燕でも勝てると思いました。 そもそも燕の宰相栗腹は、当初は趙と連携を深める考えだったのですが、趙が想像以上に弱体化していたので、燕王喜に攻勢に出るべきと主張したのです。 しかし趙には、完璧の故事で知られる藺相如に比肩する廉頗がおり、栗腹の大軍勢は返り討ちで終わりました。 大打撃を受けても燕の大軍に勝っているので、趙に勝利した昭襄王の秦が、いかに強大かも分かるでしょう。 燕王喜は、宰相栗腹(りつふく)が長平の戦いでの趙の大損害を確認したため、栗腹に大軍で攻撃させましたが、藺相如(りんしょうじょ)に匹敵する廉頗(れんぱ)に逆襲されたのです。 ⇒藺相如と三国志!完璧故事、実在どんな人?廉頗刎頸の交わりも解説 燕の昭王の元で楽毅と共に活躍した劇辛は燕王喜に自