プロ野球のペナントレースは終盤に突入し、セ・リーグは巨人、パ・リーグでは福岡ソフトバンクにマジックが点灯。パ・リーグはクライマックスシリーズがあるものの、終戦のムードが強まってきた。10月26日にはドラフト会議を控え、ストーブ・リーグのニュースも出始める中、阪神では球界最年長の福留孝介、能見篤史に事実上の戦力外通告をしたという。 今季の阪神は、巨人に対抗できる戦力を整備できたと期待されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れたペナントレースを上手く戦えず、ウイルスの感染者も出して不安定な戦いに終始した。また、世代交代期にもあることから、昨年の鳥谷 敬(現・千葉ロッテ)に続き、功労者にも厳しい判断を下したようだ。 あくまで球団や監督の判断であり、チーム事情を知らない者が是非を論じるべきではないと思う。ただ、一般論とした上で、落合博満はこう語る。 「ファンやメディアの印象も含め、一流と呼