江戸時代からの歴史的な街並みで「伊予の小京都」とも呼ばれる愛媛県大洲市が今年度、持続可能な観光地を表彰する「グリーンデスティネーションズ ストーリー アワード」の文化・伝統保全部門で国内で初めて世界1位を獲得した。 江戸時代からの歴史的な街並みで「伊予の小京都」とも呼ばれる愛媛県大洲市が今年度、持続可能な観光地を表彰する「グリーンデスティネーションズ ストーリー アワード」の文化・伝統保全部門で国内で初めて世界1位を獲得した。大洲城天守閣に110万円で宿泊できる「城泊」を起爆剤に観光客を集客、収益を神楽や鉄砲隊などの保全に活用、官民が連携して約半数が空き家になる危機だったという古い街並みに、にぎわいを生み出した取り組みが評価された。12月には市内で記念シンポジウムが開かれ、これまでの取り組みや今後の街づくりの在り方について市民らが話し合った。 まさに城下町のにぎわい 大洲市中心部に位置する