令和4年度の国の税収は過去最高の71兆円台を記録。一方で、物価高等で生活の厳しさが増す中、政府は国民の負担増へつながる増税を段階的に進めている。 また、岸田総理の諮問機関である政府税制調査会がまとめた「税のあり方に関する答申案」によると、悪化する財政状況を理由にさらなる増税に向けた見直しを検討していることが明らかになり、話題となった。 そこで税理士ドットコムでは、これらの増税策(案)についてどう思うか、税務のプロである税理士に対しアンケートを実施。気になる結果をさっそく見ていこう。 ●やめてほしい増税の2位は「退職金への課税強化」、1位は「インボイス制度の導入」 アンケートでは、すでに導入が決定されている・今後導入予定の増税策、見直しが検討されている増税案から編集部が12項目をピックアップし、最大3つ選んでいただく形で回答を募集した。まず最初に「やめてほしい」と思うものについて聞いたところ