Photo:seraficus/gettyimages, Santiago Urquijo/gettyimages 聖教新聞や公明新聞の印刷を委託することで発生する多額の印刷代は、部数減少に悩む新聞社にとって、経営面で救世主となっていることは事実だろう。特集『創価学会 90年目の9大危機』(全16回)の#12では、公明新聞の印刷代をはじき出し、全国紙、地方紙をランキングして傾向を分析してみた。(ダイヤモンド編集部「創価学会特集取材班」) 一般紙発行の新聞社が切りたくても切れない 「聖教新聞」と「公明新聞」のうまみ 今年2月、東京・信濃町の「創価学会 世界聖教会館」に、学会の機関紙「聖教新聞」の印刷に携わる各地の会社の代表が続々と集った。 全国印刷局長・印刷部長会で、創価学会の原田稔会長は、印刷委託先の各社に向けて謝辞を述べた。そこで新聞発行の使命の大きさを強調し、「共に栄えゆく歴史を築いて