2006年、韓国で映画「韓半島」が公開された。韓国民の”民族主義”で興行を狙った映画だったが、結果は300万人動員の失敗で終わった。同時期に公開され1,300万人の観客を動員した映画「グエムル-漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督は、14年後の今年、映画「パラサイト 半地下の家族」であの「アカデミー賞」を受賞した。 韓半島のプロフィールと写真 映画「韓半島」には、日本が韓国・北朝鮮に対して100年前に半島に敷設した鉄道「京義線」の所有権を主張するとの”映画の設定”が登場する。日本が半島統治を始める前に朝鮮・大韓帝国と結んだ条約・協定が今でも有効であるならば成立する話だ。 現在、韓国は旧朝鮮半島出身労働者への慰謝料・賠償金として、日本企業の在韓資産を現金化することを進めている。“徴用工”だったのか“募集工”だったのか、あまり議論もされていないままだ。 これが実現した場合、日本の対応は、対米関係に