並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 75件

新着順 人気順

木崎伸也の検索結果1 - 40 件 / 75件

  • 《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)

    世界最高峰の舞台で、鮮烈なデビューを飾った1年。前人未到の境地へ駆け抜けるこの目には、今、一体どんな景色が見えているのか――。プレミアから日本代表まで、三笘薫がその全てを語った。 現在発売中のNumber1075号掲載の[ロングインタビュー]三笘薫「僕はもっと進化できる」より内容を一部抜粋してお届けします。【記事全文は「NumberPREMIER」にてお読みいただけます】 「もちろん僕も自分の感覚を大事にしていますし、最終的には信じます。でも、それが合っていないのに信じていたらバカじゃないですか。自分がいい動きをしたとしても、他の人にはそう見えないときもある。自分では速いと思ったけど、本当は速くないときもある。だから僕はあらゆる手段を使って自分の主観が正しいかを確かめたいんです」 実力でも人気でも日本サッカー界の顔に 三笘にとって2022-'23シーズンは、新たな扉を開く1年になった。 初

      《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)
    • 風間八宏「日本サッカーは欧州を追いかけるのをやめて、発明すべき」名伯楽が挑む“トガった指導者養成”「プレー経験がない人にもチャンスが」(木崎伸也)

      サッカー サッカー日本代表 風間八宏「日本サッカーは欧州を追いかけるのをやめて、発明すべき」名伯楽が挑む“トガった指導者養成”「プレー経験がない人にもチャンスが」

        風間八宏「日本サッカーは欧州を追いかけるのをやめて、発明すべき」名伯楽が挑む“トガった指導者養成”「プレー経験がない人にもチャンスが」(木崎伸也)
      • 「なぜ小野伸二みたいな天才的な高卒Jリーガーがいなくなった?」セレッソユース“技術委員長”風間八宏の答えは…(木崎伸也)

        なぜ風間八宏がセレッソに? その日本サッカー界きっての革命家が、新たなプロジェクトをスタートさせた。 2021年1月、風間はセレッソ大阪アカデミーの技術委員長に就任。ユース、ジュニアユース、スクールの改革を託された。いったい風間は何をしようとしているのか? 事の始まりはセレッソの森島寛晃社長と梶野智強化部長が、Jリーグを分析したことだった。どんなサッカーが勝っているか? これからどんなサッカーが強くなるのか? いろいろな視点から調査し、彼らは風間の存在に行き着いた。 まず梶野が風間のもとを訪れ、次は森島も同行。最後はセレッソアカデミーの代表理事を務める藤田信良も一緒に出向いた。まさに「三顧の礼」である。 風間はこう振り返る。 「森島社長らから『ただ単にプロ選手を出すのではなくて、特別なプロ選手を出したい。そのためにいろんなアイデアを出して欲しい』と言われました。セレッソからの熱意を感じたの

          「なぜ小野伸二みたいな天才的な高卒Jリーガーがいなくなった?」セレッソユース“技術委員長”風間八宏の答えは…(木崎伸也)
        • 風間八宏に聞く「高校サッカーのロングスロー問題、どう見てました?」「日本で論争すること自体が論外だね」(木崎伸也)

          その象徴として議論を巻き起こしたのが、青森山田高校のロングスローだ。 ロングスロー論争どう見ていました? 今年の全国高校サッカー選手権大会において、青森山田高校は圧倒的な個を有しているにもかかわらず、ロングスローを多用した。格下相手にも執拗にロングスローを投げ入れ、相手の弱点を突き続けたため物議を醸した。 日本サッカー界において、そういう力技のサッカーと真逆の哲学で知られるのは風間八宏だろう。「止める・蹴る」といった技術を追求して、川崎フロンターレのサッカーの土台を築いた。今年からセレッソ大阪アカデミーの技術委員長に就任し、育成改革に取り組んでいる。

            風間八宏に聞く「高校サッカーのロングスロー問題、どう見てました?」「日本で論争すること自体が論外だね」(木崎伸也)
          • 内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”(木崎伸也)

            「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューでこれに続いた。 「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」 「(Jリーグは)自分たちのリーグで自分たちのサッカーをやって、その中での勝ち方だったり強さだったりを見出している。だからヨーロッパのサッカーに近づこうとしているとか、モダンになっていくヨーロッパのサッカーに近づいているという印象は一切ないです」 もしジャーナリストや評論家の発言ならそこまでクローズアップされなかっただろう。だが、かたやシャルケでのCLベスト4経験者、かたやハンブルガーSVの元キャプテンの指摘だったために、Jリーグのファンにも重く受け止められた。 欧州の日本

              内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”(木崎伸也)
            • 酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差”「Jのインテンシティは低い」「アンドレスは究極のレベルですよ」(木崎伸也)

              やはりヨーロッパでプレーする経験は、選手を人間的に一回りも二回りも成長させるのだろう。 酒井高徳はハンブルガーSVという名門クラブでキャプテンを務め、クラブ史上初の2部落ちという試練を味わった。ボールを持つたびにブーイングを浴びせられ、人種差別とも取れるような扱いを受けた。 そういう体験をすると、日本的な「事なかれ主義」から解放されるのに違いない。自分が問題だと思ったことがあれば、堂々と口にする。 今年2月、酒井高徳はヴィッセル神戸の選手としてJリーグでプレーする身でありながら、NewsPicksのインタビューで「Jリーグ全体がやっているサッカーが、世界と比べられないイメージ。そもそも世界に向かっている感覚すらない」と問題提起した。 それ以降も、さまざまなインタビューで「Jリーグがヨーロッパに近づきたいなら、インテンシティを高くしなければならない」と訴え続けている。 いったいJリーグの何が

                酒井高徳30歳が問いかけるJリーグと欧州サッカーの“決定的な差”「Jのインテンシティは低い」「アンドレスは究極のレベルですよ」(木崎伸也)
              • 《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)

                世界最高峰の舞台で、鮮烈なデビューを飾った1年。前人未到の境地へ駆け抜けるこの目には、今、一体どんな景色が見えているのか――。プレミアから日本代表まで、三笘薫がその全てを語った。 現在発売中のNumber1075号掲載の[ロングインタビュー]三笘薫「僕はもっと進化できる」より内容を一部抜粋してお届けします。【記事全文は「NumberPREMIER」にてお読みいただけます】 「もちろん僕も自分の感覚を大事にしていますし、最終的には信じます。でも、それが合っていないのに信じていたらバカじゃないですか。自分がいい動きをしたとしても、他の人にはそう見えないときもある。自分では速いと思ったけど、本当は速くないときもある。だから僕はあらゆる手段を使って自分の主観が正しいかを確かめたいんです」 実力でも人気でも日本サッカー界の顔に 三笘にとって2022-'23シーズンは、新たな扉を開く1年になった。 初

                  《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)
                • 「デートに2000円の時計でいきました」イマドキの若手サッカー選手は高級車や時計に興味がない? “海外組”22歳FW原大智に聞く(木崎伸也)

                  かつてプロサッカー選手といえば、ラグジュアリーな高級時計を腕に巻き、ハイスペックな高級車に乗っている印象があっただろう。 たとえば2012年、本田圭佑が真っ赤なフェラーリに乗ってガガミラノの原宿店を訪れたことがあった。これは話題作りを狙ったプロモーションだが、「サッカー選手=高級時計×高級車」というイメージがあるからこそ成り立つ演出だ。 アメリカでは、1990年代後半から2015年頃までに生まれた若者を「Z世代」と呼ぶ。SNSが当たり前のデジタルネイティブ世代で、価値観が変わってきていると言われている。はたして日本サッカーの「Z世代」は、これまでの選手と同じように高級時計や高級車に興味があるのだろうか?

                    「デートに2000円の時計でいきました」イマドキの若手サッカー選手は高級車や時計に興味がない? “海外組”22歳FW原大智に聞く(木崎伸也)
                  • 「なぜJリーグより下のクラブに行く必要が…」安易な海外移籍に憤っていたミキッチの真意とは【浅野拓磨の退団問題】(木崎伸也)

                    日本代表にも名を連ねる浅野拓磨のパルチザン電撃退団に、波紋が広がっています。いわゆる4大リーグ以外の欧州各国に移籍する選手が増えた一方で、2012年にサンフレッチェ広島に所属していたミハイル・ミキッチが現在の状況を予見したかのような“懸念”を語っていました。その記事を再公開します(初公開:2012年4月10日) 今、Jリーグにとって最も悩ましい問題のひとつは、若手のヨーロッパ流出だろう。2010年W杯以降、香川真司、内田篤人、宇佐美貴史、大津祐樹といったリーグの見所となりうるタレントたちが次々と日本を離れ、この夏もセレッソ大阪の清武弘嗣や柏レイソルの酒井宏樹の海外移籍が噂されている。 ドイツに6年間住んだ経験がある筆者としては、リスクを冒して移籍する若手選手たちの気持ちがわかる気がする。Jリーグである程度の結果を出せば未知の世界で力を試したいと思うのが自然だし、言葉も通じない異文化に飛び込

                      「なぜJリーグより下のクラブに行く必要が…」安易な海外移籍に憤っていたミキッチの真意とは【浅野拓磨の退団問題】(木崎伸也)
                    • 「監督はうんざりしていたかも…」長谷部誠がいま明かす“キャプテンの権限を超えた”W杯ミーティング舞台ウラ「あれだけ動いたのは最初で最後」(木崎伸也)

                      南アフリカW杯から歴代最長の約8年間、日本代表を牽引したリーダー・長谷部誠は、個性派揃いのチームを勝利に導くため、いかに尽力し、自らを整えたのか。終始柔らかな表情で、現役時代には語ることのなかった胸の内を明かした。発売中のNumberに掲載された長谷部誠ロングインタビューの一部を抜粋して特別に公開します。<全2回の後編/前編も読む> 【初出:発売中のNumber1098号[引退記念ロングインタビュー]長谷部誠「信頼に応えるため、自分の形を変えてきた」より】 自分にできるあらゆることをする '10年W杯のときはキャプテンとしてまだ右も左もわからず、'11年アジアカップで優勝したものの、'14年W杯では全員の意思を合わせようとしてもがき苦しんだ。そして'18年W杯を目指す過程では追い詰められた監督を助けられなかった。 そうやって成功と挫折を繰り返し、ひとつの結論に辿り着いた。 「自分にできるあ

                        「監督はうんざりしていたかも…」長谷部誠がいま明かす“キャプテンの権限を超えた”W杯ミーティング舞台ウラ「あれだけ動いたのは最初で最後」(木崎伸也)
                      • 酒井高徳30歳に聞く日本代表の「ポスト長友」問題…名前を挙げた“2人の若手”とは?《なぜ第2の長友が出てこないのか》(木崎伸也)

                        それでもW杯最終予選では4試合連続で先発中で、違いをもたらすような働きはできていない。このまま左サイドが「プロブレムゾーン」であり続けるなら、日本は最終予選でさらに苦しむだろう。 なぜ日本サッカー界から「第二の長友」が出てこないのか? かつてドイツのシュツットガルトやハンブルガーSVで主力として活躍し、日本代表で長友や内田とポジションを争った酒井高徳(現ヴィッセル神戸)に話を聞いた。 ◆◆◆ ――日本サッカー界から突出したサイドバックが減ってきていると思います。高徳選手は「ポスト長友」問題をどう見ていますか? 酒井 難しいテーマですね。きっとみんな、長友選手を凌駕するようなサイドバックがバンと出てきて『うわ、この選手に任せよう』というのを期待していると思うんですけど、そういう理想的な世代交代って世界的にもなかなかなくて。 現実的に言えば、これは起用する側の問題も関係しているのかなと。たとえ

                          酒井高徳30歳に聞く日本代表の「ポスト長友」問題…名前を挙げた“2人の若手”とは?《なぜ第2の長友が出てこないのか》(木崎伸也)
                        • 「田中碧がわざわざドイツ2部に…しかもなぜレンタル?」は的外れです…欧州サッカーの日本人監督が明かす《移籍最新事情》(木崎伸也)

                          オーストリアに日本人監督が誕生した 欧州5大リーグに「日本人監督」が誕生するまでの道のりは、とてつもなく険しい。歴史、文化、言語の壁が立ちふさがり、クラブ側からしたらわざわざ日本人監督を抜擢する理由がない。日本企業がクラブを買収するといったマネーパワーを使わない限り、実現する日は来ないのかもしれない。 だが、そんな中、欧州サッカー界の中でステップアップし続けている監督がいる。16歳でドイツへ留学し、オーストリアサッカー協会で指導者ライセンスを取得したモラス雅輝(42歳)だ。 これまでオーストリアの名門レッドブル・ザルツブルクのスタッフ、浦和レッズのコーチ、ヴィッセル神戸のコーチなどを歴任し、今夏ついにヴァッカー・インスブルックのセカンドチーム(以下、インスブルックIIと表記)の監督に抜擢された。

                            「田中碧がわざわざドイツ2部に…しかもなぜレンタル?」は的外れです…欧州サッカーの日本人監督が明かす《移籍最新事情》(木崎伸也)
                          • 「じゃあ、やれや!」大久保嘉人がペットボトルを投げつけた日…風間八宏と考える「なぜ日本の指導者は“ヤンチャな選手”に戸惑うのか?」(木崎伸也)

                            J1を連覇した川崎フロンターレ。その攻撃サッカーの土台を築いたのが風間八宏(60歳)だ。そして風間がフロンターレを率いた時代に3年連続J1得点王になったのが、現役を引退した大久保嘉人だ。大久保はなぜ風間のもとで輝くことができたのか、風間に“やんちゃな選手”のマネジメントについて聞いた(全2回の2回目/日本代表編へ)。 「大久保はフロンターレに合わないんじゃないか?」 Jリーグ史上最も得点力に優れたストライカーが、現役生活に幕を下ろした。 大久保嘉人(39歳)はセレッソ大阪、マジョルカ、ヴィッセル神戸、ボルフスブルクなどでプレーし、特に存在感を放ったのが2013年から在籍した川崎フロンターレ時代だ。J1得点王に3度輝き、J1通算得点で歴代1位に立った。 ただし、当時のフロンターレの監督が風間八宏でなければ、また違ったキャリアになったかもしれない。 発売された『風間八宏の戦術バイブル』(幻冬舎

                              「じゃあ、やれや!」大久保嘉人がペットボトルを投げつけた日…風間八宏と考える「なぜ日本の指導者は“ヤンチャな選手”に戸惑うのか?」(木崎伸也)
                            • 《独占告白》守田英正がアジアカップ後の“発言”で本当に伝えたかったこと「言うなら僕しかいないと思っていた」「悪役のつもりは微塵もない」(木崎伸也)

                              アジアカップ準々決勝、イランに敗戦直後、意を決してチームの問題点を指摘した不動のボランチ・守田英正。“監督批判”とも受け取られたその言葉の真意は何だったのか。胸の内に秘めてきた日本サッカーへの熱い想いを真摯に語った。発売中のNumber1091号[独占インタビュー]守田英正「日本代表には軸がない」を特別に全文公開します。 “問題提起”は「日本サッカーをもっと良くしたい」 近年の日本代表のミックスゾーンの中で、最も緊張が走った瞬間だったに違いない。イランに敗れてアジアカップ敗退が決まった直後、守田英正はミックスゾーンの天井をときおり見上げながら、チームの問題点を指摘した。 「もういろいろ考えすぎてパンクというか。正直、アドバイスとか、外からこうした方がいいとか、チームとしてこれを徹底しようとか、もっと提示して欲しい。それはもう正直に言っていいかなって」 采配や戦術に関する要望だったため、瞬く

                                《独占告白》守田英正がアジアカップ後の“発言”で本当に伝えたかったこと「言うなら僕しかいないと思っていた」「悪役のつもりは微塵もない」(木崎伸也)
                              • 美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」(木崎伸也)

                                サッカー 海外サッカー プレミアリーグ 美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」

                                  美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」(木崎伸也)
                                • 三笘薫ら輩出の名門・筑波大に“久保建英らを育てた中西メソッド”注入「最初は疑いというか…」1年生エースが「決定力は伸ばせる」と確信したワケ(木崎伸也)

                                  日本サッカーの未来を変えるプロジェクトになるかもしれない。 これまで中西哲生は久保建英(レアル・ソシエダ)、斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)、中井卓大(レアル・マドリーB)らをパーソナルコーチとして個別に指導し、彼らの技術を上げる取り組みを続けてきた。帰国時だけでなくシーズン中も指導を続けており、たとえば久保に対してはソシエダの毎試合の直後、すぐに鍵となる場面を何十シーンも映像で送っている。 ただし、あくまで個人的な取り組みであり、日本サッカーのメインストリームとは別の場所で行われているものにすぎなかった。メディア業界でキャスターとして成功しているため、サッカー関係者からはむしろ色眼鏡で見られることの方が多かっただろう。

                                    三笘薫ら輩出の名門・筑波大に“久保建英らを育てた中西メソッド”注入「最初は疑いというか…」1年生エースが「決定力は伸ばせる」と確信したワケ(木崎伸也)
                                  • 「小学5年生が大学生との試合に出場」「17歳でプロで通用する選手に」風間八宏の“セレッソ育成改革”が今回もトガっている(木崎伸也)

                                    やはりこの男、タダモノではない。 8月3日、セレッソ大阪U-18は日本クラブユースサッカー選手権(U-18)決勝で横浜F・マリノスユースを延長戦の末に3-1で破り、13年ぶりの優勝を果たした。 そして8月24日、今度はセレッソ大阪U-15が日本クラブユースサッカー選手権(U-15)決勝で横浜FCジュニアユースに3-1で勝利し、同大会の初優勝を決めた。 風間八宏がセレッソ大阪アカデミーの技術委員長に就任したのは2021年1月のことである。わずか1年半で、3つのタイトルをもたらしたのだ。 個人の成長を優先させながら大会を制した 風間らしいのは、目先の結果にとらわれていないことだ。 高3の北野颯太と高2の石渡ネルソンをトップに帯同させて大会に登録しておらず、さらに日本クラブユースサッカー選手権の途中、高3の木下慎之輔がブラガンチーノの練習に参加するためにブラジルへ旅立った。 結果だけを考えたら3

                                      「小学5年生が大学生との試合に出場」「17歳でプロで通用する選手に」風間八宏の“セレッソ育成改革”が今回もトガっている(木崎伸也)
                                    • 「乾には何も教えるな」2005年度選手権優勝、野洲《セクシーフットボール》の陰にいた知られざる“天才軍師”(木崎伸也)

                                      新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、冬の風物詩となった全国高校サッカー選手権大会が昨年末に開幕し、佳境を迎えようとしている。そこで、高校サッカー史に残る“名チーム”を振り返る記事を特別に公開する。 '05年度、当時としては異例のスタイルで優勝を遂げた野洲。決勝点は彼らの魅力を端的に表わす流麗なものだったが、当事者にとってはごくごく当たり前の形でもあったという。あの魅力的なチームはなぜ生まれたのか。ルーツを探った。 【初出:Sports Graphic Number 995号(2020年1月17日発売) 野洲「異端の軍師が生んだセクシーフットボール」/肩書などはすべて当時】

                                        「乾には何も教えるな」2005年度選手権優勝、野洲《セクシーフットボール》の陰にいた知られざる“天才軍師”(木崎伸也)
                                      • 内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”(木崎伸也)

                                        「CL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい僕の中では違いがある」 約半年後、酒井高徳がNewsPicksのインタビューでこれに続いた。 「篤人くんの意見に100%賛同です。篤人くんが『Jリーグは違うスポーツだ』と言っていたんですけど、僕たち海外を経験した選手が思っていることを代弁してくれたなって」 「(Jリーグは)自分たちのリーグで自分たちのサッカーをやって、その中での勝ち方だったり強さだったりを見出している。だからヨーロッパのサッカーに近づこうとしているとか、モダンになっていくヨーロッパのサッカーに近づいているという印象は一切ないです」 もしジャーナリストや評論家の発言ならそこまでクローズアップされなかっただろう。だが、かたやシャルケでのCLベスト4経験者、かたやハンブルガーSVの元キャプテンの指摘だったために、Jリーグのファンにも重く受け止められた。 欧州の日本

                                          内田篤人も酒井高徳も認めた「日本サッカーと欧州サッカーの埋められない差」…欧州の日本人監督に聞く“どこが一番違う?”(木崎伸也)
                                        • 《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)

                                          「採血をすれば疲労度だけでなく、食事で何が不足しているかもわかりますからね。たとえば走れないと感じている選手が、鉄分不足だったというのはよくある話。こういう手法が日本でももっと広まった方がいいと思います。疲労度だけなら指先で簡単に測れるものもありますし。日本代表でもときどきやるんですが、僕はドクターにお願いして、チームとしてやらないときにも採ってもらっています」 三笘は個人で管理栄養士、パフォーマンスコーチ、トレーナーと契約して体調管理を徹底しており、このエキスパート集団は「チーム三笘」と呼ばれている。ブライトンから数値を手にするとすぐに彼ら・彼女らと共有し、フィードバックをもらって日々の行動に反映させている。 「数字を見てこれが正解だと思ってやっても、失敗することはたくさんあります。でも、それが次に生きる。勉強したり、人から話を聞いたりして何かを知ったら、やっぱ試したくなるじゃないですか

                                            《独占インタビュー》三笘薫26歳が明かす”トレーニングの中身”がスゴかった! 24時間サッカー漬け「データマニアと言われたら、そうかも…」(木崎伸也)
                                          • 「隠れてトイレの水を飲んだ」低迷していた名門校…帝京高サッカー部“最後の優勝主将”が明かす、昭和の根性練習「フルマラソンでも水飲み禁止だった」(木崎伸也)

                                            サッカー 高校サッカー 「隠れてトイレの水を飲んだ」低迷していた名門校…帝京高サッカー部“最後の優勝主将”が明かす、昭和の根性練習「フルマラソンでも水飲み禁止だった」

                                              「隠れてトイレの水を飲んだ」低迷していた名門校…帝京高サッカー部“最後の優勝主将”が明かす、昭和の根性練習「フルマラソンでも水飲み禁止だった」(木崎伸也)
                                            • 「手数料ゼロ&飲みニケーションしません」で急成長 サッカー代理人の“黒船”がJリーグのビジネス常識を破壊する?(木崎伸也)

                                              「基本的に、ヨーロッパでは選手から代理人にコミッションは支払われません。その代わりクラブから直接コミッションを支払ってもらう。それが彼らのビジネス慣習です。 一方、日本では選手から手数料が支払われてきた。僕たちはこのローカルルールに従わず、グローバルルールを適用します。基本的に選手から支払われる手数料0%で代理人業務を行います」 選手から手数料を取って当たり前だった日本の代理人業界にとって、まさに青天の霹靂だ。ビジネスのやり方が大きく変わる可能性がある。 選手にとっては、毎年払っていた料金がタダになるのだから前のめりにならないわけがない。 現在、上述の2人に加え、シュミット・ダニエル(シント・トロイデン)、板倉滉(フローニンゲン)、齊藤未月(ルビン・カザン)、藤本寛也(ジル・ビセンテ)、西村拓真(仙台)、町田浩樹、荒木遼太郎、山田大樹(ともに鹿島)、田川亨介、内田宅哉、バングーナガンデ佳史

                                                「手数料ゼロ&飲みニケーションしません」で急成長 サッカー代理人の“黒船”がJリーグのビジネス常識を破壊する?(木崎伸也)
                                              • 「三笘薫は要注意だった」「急成長との評価が」W杯スペイン視点で見た“番狂わせの真相”「彼らの予想外は…」旧知の日本人指導者が明かす(木崎伸也)

                                                実際、白石はスペインの指導者仲間からこう声をかけられたという。 「ようこそプロ監督の世界へ。解任を経験してからが本当のスタートだ」 そしてヨーロッパで挑戦を続ける日本人指導者の存在は、日本サッカー界にとっても大きな財産だろう。メディアでは報じられない情報が、彼らを通して日本に入ってくる。 たとえば、白石は2022年カタールW杯でスペイン代表を率いたルイス・エンリケ元監督とそのスタッフたちとは旧知の仲だ。 きっかけは白石がバルセロナ近郊のガバという街のクラブでコーチをしていたとき、選手の中にアイトール・ウンスーエがいたことだった。 アイトールの父は、ルイス・エンリケの右腕のフアン・カルロス・ウンスーエ。2015年のバルサのCL優勝をヘッドコーチとして支えた名参謀である。白石はアイトールから父を紹介され、そのつながりでルイス・エンリケとも懇意になった。 残念ながらフアン・カルロス・ウンスーエは

                                                  「三笘薫は要注意だった」「急成長との評価が」W杯スペイン視点で見た“番狂わせの真相”「彼らの予想外は…」旧知の日本人指導者が明かす(木崎伸也)
                                                • 「小学5年生が大学生との試合に出場」「17歳でプロで通用する選手に」風間八宏の“セレッソ育成改革”が今回もトガっている(木崎伸也)

                                                  やはりこの男、タダモノではない。 8月3日、セレッソ大阪U-18は日本クラブユースサッカー選手権(U-18)決勝で横浜F・マリノスユースを延長戦の末に3-1で破り、13年ぶりの優勝を果たした。 そして8月24日、今度はセレッソ大阪U-15が日本クラブユースサッカー選手権(U-15)決勝で横浜FCジュニアユースに3-1で勝利し、同大会の初優勝を決めた。 風間八宏がセレッソ大阪アカデミーの技術委員長に就任したのは2021年1月のことである。わずか1年半で、3つのタイトルをもたらしたのだ。 個人の成長を優先させながら大会を制した 風間らしいのは、目先の結果にとらわれていないことだ。 高3の北野颯太と高2の石渡ネルソンをトップに帯同させて大会に登録しておらず、さらに日本クラブユースサッカー選手権の途中、高3の木下慎之輔がブラガンチーノの練習に参加するためにブラジルへ旅立った。 結果だけを考えたら3

                                                    「小学5年生が大学生との試合に出場」「17歳でプロで通用する選手に」風間八宏の“セレッソ育成改革”が今回もトガっている(木崎伸也)
                                                  • 本田圭佑「安定って言葉は、僕の辞書にない」25歳の本田が語っていた”非エリート”の思考法「逆算の方程式はできていたね」(木崎伸也)

                                                    W杯に3度出場し4ゴールをマークした元日本代表の本田圭佑が、カタールW杯ではABEMAの解説者として注目を浴びている。優勝を公言して臨んだ初めての2010年W杯南アフリカ大会の翌年、ロシアのCSKAモスクワでプレーしていた本田のもとを訪れ「非エリートの思考法」というテーマで直撃取材すると、その型破りな哲学が浮かび上がってきた。11年前、25歳の本田圭佑が語っていた逆算の思考法とはーー。 Number783号(2011年7月21日発売)に掲載された『本田圭佑「俺の辞書に”安定”の文字はない」』を特別に無料公開します。<全2回の前編/後編へ>

                                                      本田圭佑「安定って言葉は、僕の辞書にない」25歳の本田が語っていた”非エリート”の思考法「逆算の方程式はできていたね」(木崎伸也)
                                                    • 現代サッカー最先端は“スローインも徹底的に戦術化” 毎日20分以上練習する名門リバプール…専門コーチが明かす「3つの分類」とは(木崎伸也)

                                                      選手の質、指揮官の戦術、熱狂的ファンの後押し……。リバプールが躍進を遂げた理由は、これだけじゃない。軽視されがちなセットプレーから毎日の食事まで。緻密に計算された最強クラブ構築への独自の戦略とは。CL制覇を狙うプレミアの名門リバプール。Number1021号『不死鳥リバプール大研究』(2021年2月18日発売)より「リバプールを変えた最強のメソッド 栄養管理/スローイン/データ分析」を配信します(全3回/#1、#3も)。 幸せなコラボの始まりは、2018年6月、ユルゲン・クロップがビルト紙の記事を読んだことだった。 「ボルシアMG加入のデンマーク人選手が、スローイン専門コーチ、トーマス・グロンネマルクの指導を受け、約13m長く投げられるようになった」 記事内で「冗談のような話」と書かれたように、当時はまだ話のネタにすぎなかった。だが、クロップは可能性を信じ、すぐにリバプールのコーチに抜擢し

                                                        現代サッカー最先端は“スローインも徹底的に戦術化” 毎日20分以上練習する名門リバプール…専門コーチが明かす「3つの分類」とは(木崎伸也)
                                                      • 久保建英が駆使「軸足抜きキック」って何? 2つの利点って? 中西哲生が三笘薫の母校指導…怪物・平山相太コーチや選手もビックリ!(木崎伸也)

                                                        では、「舌」はどうあるべきなのか? 中西は上あごを指さした。 「舌が上あごについているのが正しい位置です。実際につける必要はないのですが、そういうイメージを持っていると首の位置が良くなる。 現代は口呼吸の影響で舌が下がっている人が多く、首が前に出て、姿勢が崩れている傾向がある。舌を上にしたらすべてが解決するわけではありませんが、いい動きをする前提条件が整うんです」 中西の指導はとにかく細かく理論的だ。ボールを蹴る「キック」に関しても、「ボールが止まっているとき」、「ボールが離れていくとき」、「ボールが近づいてくるとき」というように分類している。 たとえば自分からゆっくりボールが離れている場合を考えよう。強いキックをするには足を速く振った方がいいと考えがちだが、それは間違いだという。 「ゆっくり離れているボールに対して足を速く振ると、インパクトの時間が短くなって力を伝えるのが難しくなる。 イ

                                                          久保建英が駆使「軸足抜きキック」って何? 2つの利点って? 中西哲生が三笘薫の母校指導…怪物・平山相太コーチや選手もビックリ!(木崎伸也)
                                                        • 「いやいや、オレは優勝目指してるから」本田圭佑25歳が明かしていたW杯優勝のイメージ「グループ突破って、どんだけ低い目標なん!?」(木崎伸也)

                                                          W杯に3度出場し4ゴールをマークした元日本代表の本田圭佑が、カタールW杯ではABEMAの解説者として注目を浴びている。優勝を公言して臨んだ初めての2010年W杯南アフリカ大会の翌年、ロシアのCSKAモスクワでプレーしていた本田のもとを訪れ「非エリートの思考法」というテーマで直撃取材すると、その型破りな哲学が浮かび上がってきた。11年前、25歳の本田圭佑が語っていた逆算の思考法とはーー。 Number783号(2011年7月21日発売)に掲載された『本田圭佑「俺の辞書に”安定”の文字はない」』を特別に無料公開します。<全2回の後編/前編を読む> 高速道路を降りると、高層マンションが立ち並ぶ一角が現れた。心なしか道路のアスファルトまできれいに見える。マンションの駐車場にはゲートがあり、1階のロビーにはスーツを着たコンシェルジュが立っているのが見えた。 「車を手配するので、それまでどこかで時間を

                                                            「いやいや、オレは優勝目指してるから」本田圭佑25歳が明かしていたW杯優勝のイメージ「グループ突破って、どんだけ低い目標なん!?」(木崎伸也)
                                                          • 酒井高徳30歳に聞く日本代表の「ポスト長友」問題…名前を挙げた“2人の若手”とは?《なぜ第2の長友が出てこないのか》(木崎伸也)

                                                            それでもW杯最終予選では4試合連続で先発中で、違いをもたらすような働きはできていない。このまま左サイドが「プロブレムゾーン」であり続けるなら、日本は最終予選でさらに苦しむだろう。 なぜ日本サッカー界から「第二の長友」が出てこないのか? かつてドイツのシュツットガルトやハンブルガーSVで主力として活躍し、日本代表で長友や内田とポジションを争った酒井高徳(現ヴィッセル神戸)に話を聞いた。 ◆◆◆ ――日本サッカー界から突出したサイドバックが減ってきていると思います。高徳選手は「ポスト長友」問題をどう見ていますか? 酒井 難しいテーマですね。きっとみんな、長友選手を凌駕するようなサイドバックがバンと出てきて『うわ、この選手に任せよう』というのを期待していると思うんですけど、そういう理想的な世代交代って世界的にもなかなかなくて。 現実的に言えば、これは起用する側の問題も関係しているのかなと。たとえ

                                                              酒井高徳30歳に聞く日本代表の「ポスト長友」問題…名前を挙げた“2人の若手”とは?《なぜ第2の長友が出てこないのか》(木崎伸也)
                                                            • “日本代表監督説もあった鬼才サッカー戦術家”講習がスゴい…“本田圭佑の元個人分析官”の発見「いつかビエルサジャパンを見たい」(木崎伸也)

                                                              講習会の途中、突然ビエルサが日本代表について次のように語り始めたという。 「日本はドイツに逆転勝ちしてサプライズを起こしたが、あれは練習していなかった形だろう。まったく連動していなかったからな。個人が自分の判断で動いていた」 白石はこう振り返る。 「ノルウェーサッカー協会がUEFA Proライセンスのリフレッシュ講習にビエルサを呼び、僕の知人がその通訳を務めることになり、『タカも来る?』と声をかけてくれたんです。僕はスペインサッカー協会でUEFA Proを取ったのでノルウェーサッカー協会は関係ないんですが、前からビエルサのやり方に興味があったので参加しました。そうしたら日本代表の話が出たので驚きましたよ(笑)」 共同通信が「日本サッカー協会が次期監督としてビエルサの調査に乗り出している」と報じたのは日本対スペイン戦の当日のことだ。日本サッカー協会技術委員長の反町康治がビエルサに会ったとされ

                                                                “日本代表監督説もあった鬼才サッカー戦術家”講習がスゴい…“本田圭佑の元個人分析官”の発見「いつかビエルサジャパンを見たい」(木崎伸也)
                                                              • 風間八宏に聞く「高校サッカーのロングスロー問題、どう見てました?」「日本で論争すること自体が論外だね」(木崎伸也)

                                                                「自主トレは何もないところから自分で考えなきゃいけないので、空想力が鍵になります。石ころがベッケンバウアーになったり、クライフになったりして、それを抜いてシュートしていた。今のドリブルは抜けたな、抜けなかったなと空想をしながら何度もやる。子供のときは環境が整ってない方がいいかもしれませんね」 川崎でも名古屋でも、風間はチーム練習後の自主トレを観察していた。選手の現在地がわかるからだ。 「ちゃんと自分の課題を分析できているぞとか、周りがやっているから残っているだけだなとか、その選手の頭の中が見えてくる。 チーム練習中は自分の得意な役割に徹したら、弱点が出ないようにできる。たとえば視野の確保が苦手でも、常に近くにいる味方に1タッチで落としていればごまかせる。チームスポーツでは組織に隠れられる。それだと課題を改善できない。 自主トレは、自分が主役だから隠れようがない。プロで成功できるかは、自主ト

                                                                  風間八宏に聞く「高校サッカーのロングスロー問題、どう見てました?」「日本で論争すること自体が論外だね」(木崎伸也)
                                                                • 証言「森保のスパイクが隠されたり…」森保一監督、中学時代“陰湿イジメ”からの逆転人生「もう練習行かない」森保の父親が2度救った危機(木崎伸也)

                                                                  サッカー サッカー日本代表 証言「森保のスパイクが隠されたり…」森保一監督、中学時代“陰湿イジメ”からの逆転人生「もう練習行かない」森保の父親が2度救った危機

                                                                    証言「森保のスパイクが隠されたり…」森保一監督、中学時代“陰湿イジメ”からの逆転人生「もう練習行かない」森保の父親が2度救った危機(木崎伸也)
                                                                  • 「中3の久保建英は別格でした」クロアチアで半年8得点、FW原大智22歳が振り返る原点“タケフサとの2トップ時代”(木崎伸也)

                                                                    原は遅咲きのFWだ。FC東京のユースからトップ昇格したものの、プロ3年目まではJ3が主戦場だった。18歳まで年代別代表とも無縁だった。 そもそもFC東京の下部組織では、長い間 “落ちこぼれ”の一人にすぎなかった。 「父親が放任主義で、何をしろと言われたことはなく、末っ子ですし好きなものを買ってもらえた。よく言えば自由、悪く言えば甘やかされて育ったので、泥臭さはないんですよね。 小学校のときは楽しくサッカーができていたんですが、ジュニアユース(FC東京U-15むさし)では試合に出られず、なかなかやる気が出なかった。モチベーションが上がらず、自分を磨くような努力をできませんでした」 FC東京の下部組織はJリーグの中でも名門中の名門だ。そんな気持ちの選手が輝けるはずがない。ユースに上がると、さらに厳しい現実が突きつけられる。 「ユースはAチームとBチームの2つに分かれていて、だいたい高2になった

                                                                      「中3の久保建英は別格でした」クロアチアで半年8得点、FW原大智22歳が振り返る原点“タケフサとの2トップ時代”(木崎伸也)
                                                                    • 「田中碧がわざわざドイツ2部に…しかもなぜレンタル?」は的外れです…欧州サッカーの日本人監督が明かす《移籍最新事情》(木崎伸也)

                                                                      「アフリカや北中米の選手の場合、『とにかくヨーロッパへ行ければいい。だから育成補償金はいりません』というスタンスなんですよ。 先ほど例に出したレバークーゼンからの売り込みも、『育成補償金はいらない』というものでした。レッドブル・ザルツブルクもそう。 それに対して日本は、多くの場合、育成補償金をしっかり請求しようとする。FIFAのルールに基づいた当然の権利なんですが、アフリカや北中米のクラブはそうではないので、クラブの経営陣からすると『プロとして活躍した実績が乏しい日本人選手でもお金がかかるの?』となってしまう。 育成保障金ゼロでどうやって稼ぐ? なぜアフリカや北中米のクラブは、手にできるはずのお金を「いらない」と言えるのか。当然、彼らも慈善事業をしているわけではない。そこには別に稼ぐシステムがある。 「フューチャーセールといって、『ここで活躍して次にステップアップしたときに得た移籍金を分け

                                                                        「田中碧がわざわざドイツ2部に…しかもなぜレンタル?」は的外れです…欧州サッカーの日本人監督が明かす《移籍最新事情》(木崎伸也)
                                                                      • なぜ日本はW杯6回出場で“ベスト8の壁”を破れないのか?…Jリーグ外国人監督が証言した「ふてぶてしさが足りない」(木崎伸也)

                                                                        2017年11月以来となるFIFAランク1位・ブラジルとの対戦で、0-1で敗れた日本。これでブラジルとの対戦成績は2分11敗となった。W杯まで半年、今の日本代表に足りないものは何だろうか。W杯優勝経験国出身の指揮官たちが“日本がベスト8進出の壁を突破できない理由”を分析した「Sports Graphic Number」掲載記事を特別に公開する。 〈初出:2021年9月24日発売号「Jリーグ外国人監督が斬る! 日本代表が『ネクストステージ』に行くためのヒント」/肩書などはすべて当時〉

                                                                          なぜ日本はW杯6回出場で“ベスト8の壁”を破れないのか?…Jリーグ外国人監督が証言した「ふてぶてしさが足りない」(木崎伸也)
                                                                        • 木崎 伸也のプロフィール | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                          木崎伸也(きざき・しんや)スポーツライター 1975年生まれ。中央大学大学院理工学研究科物理学専攻修士課程修了。著書に『サッカーの見方は1日で変えられる』(東洋経済新報社)、『直撃 本田圭佑』(文藝春秋)など。「ヤングアニマル」でサッカー代理人をテーマにした漫画『フットボールアルケミスト』(白泉社)を連載中。 『サッカーの見方は1日で変えられる』 『直撃 本田圭佑』 『フットボールアルケミスト』

                                                                            木崎 伸也のプロフィール | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                          • 風間八宏が見た“サッカー日本代表、不調の原因”「大迫勇也31歳と吉田麻也33歳の“距離”がポイント」「“ポスト大迫”と聞かれても…」(木崎伸也)

                                                                            J1を連覇した川崎フロンターレ。その攻撃サッカーの土台を築いたのが風間八宏(60歳)だ。その風間は日本代表の戦いぶりをどう見ているのか? 注目するのはセンターバック吉田麻也(33歳)とセンターフォワード大迫勇也(31歳)の“距離”だという (全2回の1回目/大久保嘉人編へ続く)。 日本代表はこんなもんじゃない――。サポーターやメディア以上に、選手たち自身が感じていることだろう。 リバプール、アーセナル、サンプドリア、シュツットガルト、ゲンクといったヨーロッパにおけるトップクラブや中堅クラブに所属する選手を擁しながら、日本はW杯予選で2敗を喫し、本大会出場が危ぶまれている。 いったい日本代表の問題はどこにあるのか? それを紐解くのに参考なりそうなのが、発売された『風間八宏の戦術バイブル』(幻冬舎)だ。

                                                                              風間八宏が見た“サッカー日本代表、不調の原因”「大迫勇也31歳と吉田麻也33歳の“距離”がポイント」「“ポスト大迫”と聞かれても…」(木崎伸也)
                                                                            • Jリーグ「ゼロ円移籍」問題 なぜ“外資系”代理人は「レンタル移籍」を推すのか?【齊藤未月(湘南→ロシア)移籍のウラ側】(木崎伸也)

                                                                              「ロンドンの本社からJリーグでクラブとの信頼関係が崩れるような移籍をすると、長い目で見るとプラスにならないから気をつけるように言われています。 新たに選手と代理人契約をしようとするときに、クラブから疎ましがられるかもしれない。外国人選手を売り込んでも取ってもらえないかもしれない。だから、選手だけでなく、送り出すクラブにも利益があるよう常に気をつけています」 この言葉通り、『Base』はJリーグのクラブに利益を残す仕組みを提示し続けている。 たとえば、金額は非公表だが、シュミット・ダニエルの仙台からシント・トロイデンへの移籍では移籍金を生じさせた。 「僕たちは代理人の会社として、一緒にJリーグを育てなければいけないと考えています。世界に通用するマーケットにしましょうと常々言っている。 『Base』が本格的に日本へ進出したのと、『DAZN』がJリーグの放映権を買ったのはほぼ同じタイミング。外資

                                                                                Jリーグ「ゼロ円移籍」問題 なぜ“外資系”代理人は「レンタル移籍」を推すのか?【齊藤未月(湘南→ロシア)移籍のウラ側】(木崎伸也)
                                                                              • 「なぜ小野伸二みたいな天才的な高卒Jリーガーがいなくなった?」セレッソユース“技術委員長”風間八宏の答えは…(木崎伸也)

                                                                                「技術的な追求をして、絶対の選手と圧倒的な選手をつくりたい。組織に隠れる選手じゃなく、自分が中心になって仲間を納得させるし、相手をやっつけられる選手。そのためにはボールを操る、体を操る、頭を操るという技術がなければならない。 僕も選手時代、技術にこだわっているつもりでしたが、意思をボールに伝えるところまで考えていなかった。みんなで楽しみながら取り組んでいます」

                                                                                  「なぜ小野伸二みたいな天才的な高卒Jリーガーがいなくなった?」セレッソユース“技術委員長”風間八宏の答えは…(木崎伸也)
                                                                                • 「乾には何も教えるな」2005年度選手権優勝、野洲《セクシーフットボール》の陰にいた知られざる“天才軍師”(木崎伸也)

                                                                                  新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、冬の風物詩となった全国高校サッカー選手権大会が昨年末に開幕し、佳境を迎えようとしている。そこで、高校サッカー史に残る“名チーム”を振り返る記事を特別に公開する。 '05年度、当時としては異例のスタイルで優勝を遂げた野洲。決勝点は彼らの魅力を端的に表わす流麗なものだったが、当事者にとってはごくごく当たり前の形でもあったという。あの魅力的なチームはなぜ生まれたのか。ルーツを探った。 【初出:Sports Graphic Number 995号(2020年1月17日発売) 野洲「異端の軍師が生んだセクシーフットボール」/肩書などはすべて当時】

                                                                                    「乾には何も教えるな」2005年度選手権優勝、野洲《セクシーフットボール》の陰にいた知られざる“天才軍師”(木崎伸也)