&wの連載「東京の台所2」でおなじみ、フォトグラファーの本城直季さんの初の大規模個展「本城直季 (un)real utopia」が、11月7日から市原湖畔美術館(千葉県市原市)で開かれます。 ビルや工場などの人工物、自然の中のひとや動物の姿……。それらを大判カメラのアオリを利⽤してジオラマのように撮影する手法は、現実とも作り物ともとれる不思議な光景を生み出し、見慣れたはずの景色に新たな気づきを与えてくれます。 展覧会では、2006年に第32回⽊村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」、住宅街の路地裏を⻑時間露光で撮影した「LIGHT HOUSE」など、計約150点が公開されます。 本城さんから&w読者へのメッセージ 僕自身初の大規模な個展となっております。 これまで製作してきた作品をまとめて見られる初め