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東急・相鉄新横浜線の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 着工できないリニア 建設許可を出さない静岡県の「正義」

    リニア中央新幹線の2027年開業に向けて、JR東海は建設工事を進めている。そこへ静岡県が「待った」をかけた形になっている。ただし、静岡県はリニア中央新幹線に反対しているわけではない。大井川流域の水利と環境問題を解決してほしいだけだ。 大井川は古くは東海道の難所でもあり、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川(箱根馬子唄)」は、私の子ども時代の社会科教科書でも紹介されていた記憶がある。大井川といえば、鉄道ファンにとっては大井川鐵道だ。蒸気機関車の保存運転の先駆けである。近年はソドー島から「きかんしゃトーマス」がやってくるため、子どもたちや親御さんたちにも知名度を高めた。 大井川鐵道のSL列車は新金谷~千頭間。その先の千頭~井川間は「井川線」という小型車両の路線が続く。愛称は南アルプスアプトラインだ。登坂能力を高めるため、ギザギザレールにギアの車輪を絡めて走る「アプト式」を一部区間で採

      着工できないリニア 建設許可を出さない静岡県の「正義」
    • 線路つながる 東急&相鉄「新横浜線」 ここを東武 都営 メトロ SR車も走るんだ! | 乗りものニュース

      新横浜駅でのレール締結式の開催をもって、東急・相鉄新横浜線がつながりました。これにて、神奈川県央~東京~埼玉県の広大な鉄道ネットワークが完成。新線では、引き続き電気系統の設備工事が進められています。 神奈川県知事「東京や埼玉の方々に来てもらえるように」 2022年7月22日(金)、新横浜駅(横浜市港北区)でのレール締結式の開催をもって、東急・相鉄新横浜線がつながりました。これにより相鉄線は、都心を介して東武線や西武線などと線路が1本となり、東京圏における広大な鉄道ネットワークが形成されます。 東急・相鉄新横浜線は翌2023年3月の開業を予定しています。接続地点となる新横浜駅は、まだ資材などが置かれ、工事現場の雰囲気。エスカレーターなどが稼働前のため階段で地下深くに降りて行くと、2面3線のホームが姿を現しました。ホームドアはすでに設置されていましたが駅名標は見当たらず、電光掲示板や信号機など

        線路つながる 東急&相鉄「新横浜線」 ここを東武 都営 メトロ SR車も走るんだ! | 乗りものニュース
      • 総距離1000キロ以上! 今後20年の鉄道開業計画を俯瞰する

        総距離1000キロ以上! 今後20年の鉄道開業計画を俯瞰する:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/7 ページ) リニア中央新幹線は、静岡工区問題で2027年の開業予定が揺らぎつつある。北海道新幹線の札幌延伸は31年度予定だ。10年以上も先の話は実感が湧きにくいけれども、北陸新幹線の敦賀延伸、長崎新幹線の武雄温泉~長崎間開業は22年度予定と間近に迫っている。 身近な通勤路線では、19年11月に相模鉄道とJR東日本の直通運転が始まる。JR西日本と南海電鉄のなにわ筋線は7月10日に建設が許可されたけれども、開業予定は31年度だ。 新幹線計画は路線ごとに捉えられるし、首都圏、京阪神など地域の鉄道路線計画もまとめられる。個別に事案を追っていると、どの路線が先に開通するか捉えにくい。そこで、現在進行中の鉄道路線計画を年度別に俯瞰してみよう。鉄道建設の全体像が見えるかもしれない。 2019年度開業の鉄道路線

          総距離1000キロ以上! 今後20年の鉄道開業計画を俯瞰する
        • 「東急8000系」誕生から50年 通勤電車の“いま”を築いた、道具に徹する潔さ

          「東急8000系」誕生から50年 通勤電車の“いま”を築いた、道具に徹する潔さ:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/5 ページ) 東急電鉄の8000系電車が、2019年11月に誕生から50周年を迎える。画期的な技術を搭載し、それらが現在の通勤電車の標準となった。“道具”としての役割に徹した8000系の功績を書き残しておきたい。 鉄道車両の保存や展示車両の解体などがしばしば話題になる。その一方で、性能優秀で実績があっても保存や展示が行われず、ひっそりと消えていく車両もたくさんある。東京急行電鉄が1969年に導入した8000系電車もその一つだ。画期的な技術をいくつも搭載し、後の日本の通勤電車に大きな影響を与えた。しかし東急電鉄からは全車引退。現在は一部の車両が伊豆急行とインドネシアのジャカルタで活躍中である。 2019年11月、東急8000系は誕生から50周年を迎える。しかし、この節目をきっかけに

            「東急8000系」誕生から50年 通勤電車の“いま”を築いた、道具に徹する潔さ
          • 東急・相鉄「新横浜線」ダイヤ概要が発表 相鉄本線→東急目黒線、いずみ野線→東横線へ直通 「湘南台~渋谷51分」 | 乗りものニュース

            東急電鉄と相模鉄道、鉄道・運輸機構は2022年11月24日(木)、日吉駅と羽沢横浜国大駅を結ぶ2023年3月開業予定の「相鉄・東急直通線」のダイヤ概要を発表しました。 各路線ごとの運行時間帯、および1時間あたり本数は以下のとおりです。 ●東急東横線(渋谷方面)、目黒線(目黒方面)直通 ●朝ラッシュ時 ・1時間あたり最大16本運行。4本が東横線へ直通し、12本が目黒線へ直通。 ・目黒線へ直通する12本のうち最大5本は新横浜駅始発。 ・東横線の菊名始発列車は全て新横浜始発の急行に変更 ●日中 ・1時間あたり6本の列車を運行。そのうち2本が東横線へ直通し、4本が目黒線へ直通。 ・目黒線へ直通する4本のうち2本は新横浜駅始発に。 なお、東急新横浜線から東横線へ直通する列車はすべて急行、目黒線へ直通する列車は急行と各停で運行。新横浜と新綱島には全列車が停車します。 ●相鉄線方面 ・新横浜線直通は1日

              東急・相鉄「新横浜線」ダイヤ概要が発表 相鉄本線→東急目黒線、いずみ野線→東横線へ直通 「湘南台~渋谷51分」 | 乗りものニュース
            • 湘南台~渋谷、海老名~目黒 「新横浜線」明確に分かれた直通方向の思惑と“ライバル” | 乗りものニュース

              東急・相鉄「新横浜線」のダイヤ概要が発表。その中で、直通先路線が「相鉄いずみ野線⇔東急東横線」「相鉄本線⇔東急目黒線」と決定しました。どのような意味があるのでしょうか。 直通先をはっきり決定 相鉄21000系電車(画像:相模鉄道)。 2023年3月に開業が予定されている相鉄・東急の「新横浜線」。そのダイヤ概要が発表され、両社の直通先路線の組み合わせとして、「相鉄いずみ野線⇔東急東横線」「相鉄本線⇔東急目黒線」という形で明確に分かれることが発表されました。 それぞれの広報担当者は「本線である海老名方面からは、すでにJR・相鉄直通線を経由して、渋谷・新宿・池袋へ行けるようになっています。したがって東急線も渋谷・新宿三丁目・池袋へ直通すると完全に競合してしまうため、需要の異なるエリアである、目黒線方面へ直通させました」と話しており、既存の交通ネットワーク上の"ライバル"の存在が見え隠れします。

                湘南台~渋谷、海老名~目黒 「新横浜線」明確に分かれた直通方向の思惑と“ライバル” | 乗りものニュース
              • 東急&相鉄「新横浜駅」電車ついに来た こぢんまり2面3線"変則構造"の使い道は | 乗りものニュース

                東急と相鉄の新線「新横浜線」の開業まで4か月となり、試運転も始まっています。その境界駅であり核心部、「新横浜駅」の内部が公開。この駅では3本ある線路のうち“中線”が、運行のキモになりそうです。 開業まで4か月 拡大画像 相鉄・東急新横浜線の新横浜駅(乗りものニュース編集部撮影)。 2023年3月に開業予定の東急・相鉄「新横浜線」。両者をつなぐ新線により、東海道新幹線・新横浜駅へのアクセス利便性が大きく向上するほか、横浜市中西部から都心各方面への移動も、東急とその相互直通ネットワークを介して、さらに強化されます。 その新線の核となる、東急・相鉄の「新横浜駅」の内部が、2022年11月24日に報道陣へ公開されました。すでに今月3日から乗務員による習熟運転も始まっており、取材中も東急や相鉄の車両がホームへ入線し停車していました。 新横浜駅は2本のホームに3本の線路を持つ構造。真ん中の線路は「2・

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                • いよいよ試運転 東急・相鉄「新横浜線」最大40往復の"習熟運転"開始 | 乗りものニュース

                  東急線内に相鉄の車両がどんどんやって来ます! 習熟運転開始 東急3020系(左)と相鉄20000系(右)(2022年3月31日、大藤碩哉撮影)。 来年3月開業予定の鉄道新線「新横浜線」(相鉄・東急直通線の新横浜~日吉間5.8km)。東急電鉄と相模鉄道が発表したところによると、11月3日(木)から、運転士や車掌などによる習熟運転が開始されています。 2019年開通の「JR・相鉄直通線」につづき、今度は東急との直通を開始する相鉄。日吉から東急東横線・目黒線へ入り、地下鉄南北線・三田線・副都心線との相互直通運転が始まります。 開始された習熟運転は、おおむね日中9時から18時まで、相鉄で1日最大15往復、東急で最大40往復を実施予定。夜間走行の習熟のため、深夜に運転が行われることもあります。 習熟運転の列車は、相鉄はかしわ台駅から、東急は渋谷駅・目黒駅から、それぞれ新横浜線方面へ入っていきます。

                    いよいよ試運転 東急・相鉄「新横浜線」最大40往復の"習熟運転"開始 | 乗りものニュース
                  • リニアを巡るJR東海と静岡県の“混迷”、解決のカギは「河川法」か

                    リニアを巡るJR東海と静岡県の“混迷”、解決のカギは「河川法」か:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(5/5 ページ) 中央新幹線の工事について、JR東海は国から着工許可を得ている。ならば静岡県の意向にかかわらず、南アルプストンネルの工事も可能なはず。それを静岡県が制止できる理由は「河川法」である。「全国新幹線鉄道整備法」など鉄道関連の法律ではない。河川を工事するためには河川管理者の許可が必要で、大井川上流の河川管理者は静岡県だ。また、許可にあたっては水利、治水関係者の了承が必要になる。建設する物件がリニアでも鉄道でも道路でも、平和を守るロボットの秘密基地でも同じだ。ここに超法規処置はない。 大井川は一級河川(水系)だ。本来は国が河川管理者になる。しかし、一級河川(水系)は一部の区間について、国が都道府県知事や政令指定都市市長に管理を委任できる。大井川については河口から24.8キロが国の直轄管理で

                      リニアを巡るJR東海と静岡県の“混迷”、解決のカギは「河川法」か
                    • 「北斗星」の現状に失望と期待 鉄道クラウドファンディング“成功の条件”とは

                      「北斗星」の現状に失望と期待 鉄道クラウドファンディング“成功の条件”とは:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/6 ページ) 北海道新聞が12月8日に報じた記事によると、北海道北斗市で保存されている寝台特急「北斗星」の客車をゲストハウスとして活用すべく、認可取得などの準備が進んでいるという。1人用と4人用の個室を15室用意し、洗面所やシャワーを使えるように約500万円かけて改装する。使用料金はどちらも1室1万円。予約はAirbnbを介する。収益は車両の補修費用に充てるという。 これはとても良いことだ。修復費用のためにクラウドファンディングを募るという案もあるだろうけれど、すでに一度車両保存のクラウドファンディングを実施している。それでは補修作業のたびにクラウドファンディングを繰り返すことになる。何年か後に朽ちると分かっているものに投資したい人はいない。それに比べて、保存車両の事業化は正しい。知

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                      • 着工できないリニア 建設許可を出さない静岡県の「正義」

                        大井川水系の河川流量維持を求める リニア中央新幹線は静岡県も通る。全て南アルプスを貫くトンネルで、距離は約11キロ。品川~名古屋間285.6キロのうち、わずか3.8%にすぎない。しかし、この部分が大井川水系の水源地帯だ。11年にJR東海が「中央新幹線(東京都・名古屋市間)計画段階環境配慮書」を公開し意見を募集した。12年2月、静岡県知事は「河川流量のそのものの維持を図ること、トンネルの工事及び存在が水資源の減少につながらないよう路線維持を選定すること」と意見している。 13年9月に公開された「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書」によると、大井川の河川流量は工事完成後に毎秒2トンの減少と記された。これを受けて静岡県知事は14年3月に意見を提出。「毎秒2トンの減少は住民生活、産業活動にとって将来にわたり深刻な影響がある」とし、「技術的に可能な最大限の漏水防止対策と湧水を大井川に

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