モスバーガーを運営するモスフードサービスは8日、同社初のドリンクスタンド「Stand by Mos(スタンドバイモス)」を東武東上線の池袋駅構内(東京都豊島区)に9日にオープンすると発表した。近年の猛暑などで増加している規格外の野菜を中心に利用し、健康に訴求したジュースやスムージーを提供する。池袋駅での売り上げなどを検証し、5年後に全国で100店舗の出店を目指す。 提供するドリンクの材料は、同社と契約する全国117産地の2379軒の農家から調達。傷がついたりして廃棄されるふぞろいな規格外の野菜や果物を中心に使うことで、年間で約4.6トン分の食品ロス削減につながると試算する。 メニューは、1日に必要な野菜摂取量の半分程度を摂取できるトマトジュースやグリーンスムージー、広島県尾道市瀬戸田町産のレモンを使ったレモネード、高知県産の親ショウガを使用したジンジャーラテなど9種類。価格は340~500