作詞家、作曲家など音楽を作っている人は「音楽作家」と呼ばれ、音楽作家たちにとって著作権使用料(印税)は大切な収入である。しかし、昨今ではJASRACのイメージ悪化を受けてなかなか肩身が狭い状況にあるという。こうした音楽作家の有志が集まって、現状を少しでも改善したいという思いのもと「音楽作家はつらいよ」というサイトが立ち上がったことは以前にもお伝えした。 今回は、「音楽作家はつらいよ」の活動に賛同する劇伴音楽作家・林ゆうきさんにインタビューし、林さんの「音楽作家と権利」についての思いを聞いた。 Q:今回は、音楽作家の方々にとって権利というものはどういうものか、普通の方に分かりやすく伝わったらいいなということで、この取材をさせていただくことになりました。 林:なんか日本って、スポーツだとか音楽だとか芸術だとか、自分が好きなものをお仕事にしている人に対して「自分が好きなことをやっているんだから、