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森功の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)

    安倍・菅政権の「フィクサー」として政界を牛耳っていたJR東海名誉会長の葛西敬之。ついにはリニア中央新幹線のために、財政投融資3兆円が注ぎ込まれることになる。融資なので返済するとはいえ、市場金利より安く抑えられていることを思えば、金利分の国家のカネがJR東海につぎ込まれた、と見ることもできる。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、安倍と葛西によって「3兆円財投」が決まるまでの政権内部の動きが、生々しく明かされている。 ブレーンは財務省の事務次官ライン 葛西は数多くの政府審議会の委員となり、霞が関の高級官僚たちと政策勉強会を兼ねた懇親会を開いてきた。なかでも葛西の大事にしてきた省庁が財務省であり、財務官僚には葛西を取り巻くブレーンが少なくない。ざっとあげれば、元国税庁長官の牧野治郎にはじまり、勝(かつ)栄二郎や香川俊介、岡本薫明(しげあき)といった事務次官ラインが葛西と懇親を深めてきた。

      「JR東海のフィクサー」が安倍晋三と密談して「3兆円」を引っ張るまで(森 功)
    • なぜ子どもは「できないことばかり」なのにかわいく見えるのか? 「子育ての美学」という試み(森 功次) @gendai_biz

      現代の日本において、「子育ては大変だ」という議論を目にする機会は多い。 たしかに子育ては大変である。その苦労が広く伝えられることは重要だろう。 しかし一方で、子育ての大変さに注目が集まるあまり、その喜びや楽しさが十分に伝わらなくなってしまったとしたら、それは残念なことだ。 子育てにはどんな喜びがあるのか? 子育ての喜びを繊細に分析する「子育ての美学」というジャンルを研究する、大妻女子大学の森功次准教授の論考をお送りする。 子どもの「かわいさ」を考える この記事はあえて「自分の子ども(8歳)に向けて語る」というスタイルで書かれている。なぜそんな書き方をするかというと、この記事のテーマが「子どものかわいさ」だからだ。 あらためまして、こんにちは。今日はきみにむけて、きみのかわいさについての話をしよう。 ぼくはふだん、大学で先生をしている。教えているのは哲学という学問で、特に美や芸術について考え

        なぜ子どもは「できないことばかり」なのにかわいく見えるのか? 「子育ての美学」という試み(森 功次) @gendai_biz
      • 《“カジノありき”だった》ノンフィクション作家・森功氏が「間に合うわけがない」と確信した大阪万博“デタラメ発注”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

        2025年4月に開催が予定されている「大阪・関西万博」。建物の工事に関する動向や、ボランティアの募集などが報道されている。しかし、2024年1月に会場予定地を訪れ、また関係者に取材を重ねたノンフィクション作家の森功氏は、「これで万博開催に間に合うわけがない」と確信したという。 【画像】岸田首相と万博の公式キャラクター・ミャクミャク ◆◆◆ 咲洲から「夢咲トンネル」に入り、海の下の片側2車線道路を1キロほど走ると、人工島の工事現場に出た。2024年が明けて間もない1月初旬のことである。夢洲に造設されている「2025年日本国際博覧会」(通称大阪・関西万博)の会場予定地を自動車で訪ねた。 「世界最大級の木製リングをつくっています」 トンネルの出口からしばらく車を走らせると、万博会場の入り口付近にある垂れ幕が見えてきた。54年前のEXPOʼ70で評判を呼んだ「太陽の塔」に代え、大阪万博のシンボルと

          《“カジノありき”だった》ノンフィクション作家・森功氏が「間に合うわけがない」と確信した大阪万博“デタラメ発注”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
        • 「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)

          安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日本のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。 本連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日本を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第16回 『「日本最大の労働組合を潰す」...日本財界のフィクサー・葛西敬之の「国労の力を削ぐ」驚くべき「画策」』より続く 瀬島龍三という男 葛西は自ら手掛けた分割民営化について、〈スタートしたばかりの経営改善計画の否定から始めるべきものだった〉とまで述べている。前に書いたように当時の葛西は臨調との連絡係にすぎない。なのに、なぜそこまでできたのか。この当時、職員局に勤め、国

            「国鉄民営化」を進めたのは「“ソ連側の”証人」として戦犯裁判に出た元関東軍幹部…ヤバすぎる昭和史に迫る(森 功)
          • 日本に「世界最大の銀行」が存在した…その「二人の天皇」に仕えた重役が明かした「秘史」(週刊現代,森 功) @moneygendai

            かつて日本には世界最大の銀行があった。そしてこの巨大銀行には「財界の鞍馬天狗」の異名を持つ中山素平と、その後一時代を築いた池浦喜三郎の二人の伝説的なバンカーがいた。興銀裏面史を辿る。 かつてのトップバンク 「少し青臭く、書生っぽい感じがするが、我々が持っているDNAのようなものでしょうね。(日本のシンクタンクとも称された)産業調査部も健在だ。カーボンニュートラルの達成や国際競争力の強化などでグランドデザインを描き、企業の皆さんと議論しながら実現していく」 みずほフィナンシャルグループ(FG)社長の木原正裕(57)が、7月27日朝刊の日本経済新聞インタビューに答え、そう話していた。岸田文雄政権の要として世間を賑わせている木原誠二内閣官房副長官の実兄である。 奇しくもみずほFGは今年7月、前身の一つである第一国立銀行の創立から数えて150年を迎えた。みずほグループの中核を担い、今も社長を輩出し

              日本に「世界最大の銀行」が存在した…その「二人の天皇」に仕えた重役が明かした「秘史」(週刊現代,森 功) @moneygendai
            • 森友、桜…疑惑を逃げ切ってきた「最大派閥のおごり」が見えた 裏金発覚前後の安倍派を取材した森功氏が語る:東京新聞 TOKYO Web

              自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件の中心には安倍派(清和政策研究会)がいた。事件が明るみに出る前に、派閥の内情を取材していたノンフィクション作家の森功さん(62)は「最大派閥のおごり」が問題を軽視させたとみる。 森功(もり・いさお) 1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。2018年に「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞を受賞。同書を含む著書で「政治とカネ」問題に迫ってきた。

                森友、桜…疑惑を逃げ切ってきた「最大派閥のおごり」が見えた 裏金発覚前後の安倍派を取材した森功氏が語る:東京新聞 TOKYO Web
              • 倉重篤郎のニュース最前線:表からは決して見えない 政治を動かす「日本のフィクサー」 異色鼎談 田原総一朗×佐高信×森功 | 毎日新聞

                安倍元首相を動かした葛西敬之 新自由主義推進の竹中平蔵 児玉誉士夫、そして政商たちの興亡史… 日本の深部をえぐる! 表からだけでは政治は見えない。歴代首相には「フィクサー」がいた。中曽根康弘と親密だった児玉誉士夫、小泉純一郎と規制緩和を進めた竹中平蔵、安倍政権を動かした葛西敬之……。田原、佐高、倉重が、政界の裏を見据えてきた森功氏を迎えて、現代政治の闇の領域に踏み込む。 世にはフィクサーと呼ばれる人たちがいる。 フィクサーとは、政治や行政、企業活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段、人脈を持つ人物を指す。政界フィクサーといえば、永田町の裏情報に通じ、時の首相ら政界の実力者たちに対して一定の影響力を有する人物だ。表の世界と、右翼や暴力団など裏社会とをつなぐ役割を担うこともある。 私も政治記者の端くれとして、フィクサーたちを追ったことがある。画商が表看板の

                  倉重篤郎のニュース最前線:表からは決して見えない 政治を動かす「日本のフィクサー」 異色鼎談 田原総一朗×佐高信×森功 | 毎日新聞
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