よーい!ドン!って 覚悟決めて長ーい距離走って ゴールテープやと思ったら そこは新たなスタート地点で また走れって言われたような そんな感じでした。 ガンの手術と抗がん剤治療が終わったら やった!やった!と喜びたかったし 子供の頃に放送されてた 「大草原の小さな家」の オープニングのローラみたいに 野原を思い切り走りたかったし なんならもうそのことを 想像もして楽しみにしていました。 それなのに主治医から 「ガンの方は問題ないさそうやね。 で、胆嚢に異常あるから 内科の予約取ってください。」 と言われて なんか涙が出ました。 喜ぶタイミングなかったんですけど。 診察では先生とまた握手でもして 「ありがとうございました。」 とお礼を言って 目一杯喜んで 今後ガンが再発したときのための 作戦会議をするつもりでした。 でも結局 診察の最後にため息をつきながら 最低限の作戦会議をして 予約センター