閲覧注意 この記事は火葬場で遺体が燃やされている写真など、衝撃的な写真を含みます。閲覧には十分ご注意ください インドは不思議な国である。イスラムでも西洋でもない。いまや中国よりも成長率が著しい国。インド人は独特の「ヒングリッシュ」というインド訛りの英語を話し、首をかしげて紙たばこを噛む。 ニホンジンドットコムでは、インドを長期取材して見えてきた不思議な世界をフカボリしてお伝えしていきたい。連載初回は「死」について。 マニカルニカーガートの火葬場で遺体を焼く インドのウッタル・プラデーシュ州、バラナシ(ベナレス、ヴァーラーナシーとも)。バラナシはヒンドゥー教の聖地なので、たくさんの巡礼者で溢れている。 インドは死という感覚が常に隣り合わせにある国である。道ばたに死体が転がっていることも珍しくはない。 ヴァラナシ最大の火葬場、マニカルニカーガート。沖合をいくボートから写真を撮っても、ハッキ