ナニコレー!! 水素×バッテリー×バイオディーゼル! 選べるエネルギー 日本初となる“水素とバイオディーゼルを燃料とする旅客船”がついに進水です。2023年9月13日、商船三井テクノトレードが出資するMOTENA-Sea社が発注し、広島の本瓦造船で建造している同船の命名・進水式が行われ、「HANARIA」と命名されました。 拡大画像 HANARIAのイメージ(画像:MOTENA-Sea)。 この船は水素燃料電池、リチウムイオンバッテリー、バイオディーゼル燃料のいずれかから推進エネルギーを選択して航行できる旅客船だそう。化石燃料を使用した船と比較して、二酸化炭素排出量を53~100%削減できるといいます。全長は約33m、全幅約10m、喫水約1.4m、航海速力は約10.5ノット(約19km/h)とのこと。 船形としては小型の双胴船で、本体は飛行機のような卵型の前面形状です。イメージ図によると2