発売から3カ月が経過したソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」。同機の買い取りが、希望小売価格以上で推移していますが、ここ数日価格が乱高下しました。その理由と、実は「転売ヤー」は踊らされていてお気の毒……という話について考えます。 PS5を「高額転売」する手段は、フリマアプリ、オークションサイト、中古ゲーム店などでしょう。心無い人は、PS5の販売抽選に参加して、手に入れるとそのまま売ってしまえば、(今であれば)数万円の利益が手に入るわけです。目の前に美味しいエサがあれば、簡単に飛びつくのは、ある意味本能なのかもしれません。 人気商品を買い占める転売ビジネスを「違法でない」と擁護する声もありますが、独自のサービスを提供することもなく、ただ「中抜き」をしているにすぎません。感謝されないサービスであり、違法でないとはいえ問題があると言わざるを得ません。 ◇“転売相場”のピークは