モルドバ東部トランスニストリアに位置する「沿ドニエストル・モルドバ共和国」のティラスポリに設置された、対独戦勝を記念するモニュメントとなっている旧ソ連時代の戦車(2014年4月16日撮影)。(c)DANIEL MIHAILESCU / AFP 【5月3日 AFP】旧ソ連の小国モルドバ東部トランスニストリア(Transnistria)に位置する親ロシア派支配地域「沿ドニエストル・モルドバ共和国」で先週、「政府庁舎」やラジオの電波塔、軍部隊を標的とした爆発が相次ぎ、隣国ウクライナの紛争に巻き込まれるのではないかとの懸念が高まっている。 ロシア軍中央軍管区のルスタン・ミンネカエフ(Rustam Minnekaev)副司令官は4月22日、モルドバでロシア語話者が抑圧されていると指摘していた。ロシアはウクライナ侵攻の正当化にも、同様の主張を行っている。 トランスニストリアは黒海(Black Sea)