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海洋研究開発機構の検索結果121 - 160 件 / 164件

  • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

    統合国際深海掘削計画(IODP) 地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画 ~ケーシングパイプ等の脱落について~ 海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)の地球深部探査船「ちきゅう」は、統合国際深海掘削計画(IODP)(※1)による「南海トラフ地震発生帯掘削計画」(南海掘削:NanTroSEIZE)(※2)ステージ3として第326次研究航海を実施しておりますが、紀伊半島沖の熊野灘の海域において作業中にケーシングパイプ、ウェルヘッドランニングツールの一部、ドリルパイプが海中脱落するトラブルが発生しましたのでお知らせします。 記

    • 房総沖海底にレアメタル含む岩石の広がりを発見 海洋研究開発機構など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

      千葉県・房総半島沖の海底にレアメタル(希少金属)を含む岩石「コバルトリッチクラスト」が広がっていることを、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と高知大学、茨城大学、筑波大学の共同研究グループが見つけ、5日発表した。 JAMSTECなどの研究グループは、無人探査機「かいこうMK-Ⅳ」を使用して、千葉県・房総半島沖の東南東約350キロの排他的経済水域にあり、「拓洋第3海山」と名付けられた海底の山の斜面を探査した。探査地点は水深1,400〜1,700、2,500〜2,700、3,200、4,300、5,500各メートルの5地点。 探査の結果、拓洋第3海山の斜面一帯が厚いコバルトリッチクラストに覆われていることが確認された。共同研究グループは、多数のコバルトリッチクラストを採取、これらの中でも3,200メートルの水深から採取したものは厚さが13センチあったという。 共同研究グループは昨年2月に、本州

        房総沖海底にレアメタル含む岩石の広がりを発見 海洋研究開発機構など | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
      • UROVシステム試験機のビークル回収断念について<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

        1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)(以下、「JAMSTEC」)は、マリアナ海溝において、深海調査研究船「かいれい」を用いて、大深度における高速大容量光通信要素技術などの技術評価試験のため、11,000m級UROVシステム(以下UROV、※1)試験機による潜航試験を行っていたところ、作動確認等の試験終了後に、UROVのビークルが水深5,320mの海中から浮上できない状況となりました。その後、ビークルの回収を試みましたが、本日回収を断念することとしましたのでお知らせいたします。 2.状況 JAMSTECでは、次世代深海探査システムの技術開発の一環として、ランチャー/ビークル方式UROVの運用技術や高速大容量光通信等の要素技術の技術評価試験のため、5月5日に横須賀本部を出港した「かいれい」で、UROV試験機の潜航試験航海を実施していました。 5月14日、マリアナ海溝の

        • プレスリリース<海洋研究開発機構:遺伝子発現システムの脆弱性を利用した細胞の増殖抑制に成功 ~医療分野等への応用も期待~

          1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海洋生命理工学研究開発センターの小林英城主任研究員は、低頻度コドン( ※1)で構成された緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein:以下「GFP」)(※2)を人工合成し、これを細菌やがん細胞、ウイルス等内で発現(遺伝情報に基づいてタンパク質を合成)させることで、それらの増殖を種類を問わず(非特異的に)抑制することに成功しました。 細胞が正しく増殖するためには、その設計図であるDNAが正確に複製される必要があります。この複製の過程で遺伝子がDNAを構成するタンパク質を合成します(翻訳される)が、タンパク質の材料であるアミノ酸を正しく配列させるのに必要なものがコドンです。このコドンには様々な種類がありますが、個々の使用頻度には偏りがあります。このうち使用頻度の低いコドン(低頻度コ

          • プレスリリース<海洋研究開発機構

            有人潜水調査船「しんかい6500」世界周航研究航海について(経過報告) ~ブラジル沖 リオグランデ海膨・サンパウロ海嶺での調査~ 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、海洋の極限環境に生息・発達する多様な生物群の調査・研究の一環として、平成25年1月から有人潜水調査船「しんかい6500」及び支援母船「よこすか」を用いて、インド洋、大西洋、太平洋の高温熱水域などの特異かつ極限的な海洋環境域に成立する生態系について、地球的規模の調査・研究のための研究航海「航海名称:QUELLE(クヴェレ)2013」を実施しております(平成24年12月13日既報)。 このたび、ブラジル沖(リオグランデ海膨※1・サンパウロ海嶺※2)における調査が終了しましたので、その実施概要について御報告いたします。なお、ブラジル沖については、本調査に引き続きサンパウロ海台の調査を実施することになっています。 1.

            • 月は地球のマグマオーシャンからできた<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

              1. 発表のポイント ◆現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現象のコンピュータシミュレーションを行い、月が原始地球のマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海から作られた可能性があることを突き止めた。 ◆これまで、アポロ計画で月から持ち帰った岩石に含まれる様々な元素の同位体比測定結果は、巨大衝突仮説に基づく従来のシミュレーションの結果と矛盾することが指摘されていた。 ◆本成果は、大規模粒子計算法のためのコード開発の知見があって初めて成された物であり、今後は惑星科学分野のみならず、幅広い応用が防災・工学分野等において期待される。 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門 数理科学・先端技術研究開発センター 細野 七月 特任技術研究員らは、現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現

              • 【コラム】-トンガ海底火山噴火は気候に影響を及ぼしうるか?-<トピックス<海洋研究開発機構

                フンガトンガ・フンガハアパイ火山は、2009年以降、散発的に複数回の噴火を繰り返していました。最近の火山活動は2021年12月下旬に始まり、2022年1月14日には大規模な噴火が発生しました。1月15日にはさらに大規模な噴火が起こり、太平洋沿岸地域では空振や潮位上昇が発生しました。こうした火山噴火では様々な物質が大気中に放出され、こうした物質が短期的な気候変動に影響を及ぼすことが知られています。本コラムでは、フンガトンガ・フンガハアパイを含むこうした大規模な火山噴火が気候にどのように影響を及ぼす可能性があるのかについて解説します。 大規模な火山噴火と気候変動 大規模な火山噴火は、噴火後数年間の気候へ影響を及ぼしていると考えられています。最近の事例では、1991年6月ピナツボ火山噴火により、その翌年には全球平均地上気温が最大約0.5℃低下したことが観測されています。さらに過去に遡ると、181

                • 硫化鉄のうろこを持つ巻貝の生態解明に手がかり:海洋研究開発機構

                  平成18年3月30日 独立行政法人海洋研究開発機構 独立行政法人産業技術総合研究所 新江ノ島水族館 国立大学法人東京大学海洋研究所 海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)極限環境生物圏研究センター地殻内微生物研究プログラム、産業技術総合研究所(理事長 吉川弘之)深部地質環境研究センター、新江ノ島水族館(館長 堀由紀子)及び東京大学海洋研究所(所長 寺崎誠)による共同研究グループは、2006年2月に海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」及び支援母船「よこすか」を用いて、「インド洋中央海嶺における熱水活動域※1の地球生物学的調査(首席研究員:海洋研究開発機構極限環境生物圏研究センター地殻内微生物研究プログラム 高井研プログラムディレクター)」【調査海域は別紙1】を行いました。本調査において、硫化鉄の鱗を持った巻貝Crysomallon(俗名:スケーリーフット(「鱗をまとっ

                  • ペーパークラフト図鑑<ミュージアム<海洋研究開発機構

                    注意事項 ペーパークラフトの著作権はJAMSTECにあります。営利目的で使用または複製することを原則禁止します。別途ご相談ください。 非営利目的のイベント等では自由にご利用ください。可能であれば、使用目的、ご感想、改善点などをお知らせ下さい。 インクジェット用ペーパークラフト紙、または薄手の画用紙のご使用をオススメします。光沢紙を使うとのりがつきにくい場合があります。

                    • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                      1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)地球環境変動領域の岡崎 裕典 研究員らとハワイ大学国際太平洋研究センター(所長 Kevin Hamilton)は、東京大学大気海洋研究所およびベルギー・リエージュ大学と共同で、最終氷期が終わり現在の間氷期へと向かう最終退氷期(※1)初期(17500年から15000年前)に、北太平洋において水深2500m付近まで沈み込む深層水が形成されていたことを、海底堆積物記録と気候モデル実験(シミュレーション)から明らかにしました。 この北太平洋を起源とする深層水循環は、極域への熱輸送を通じて最終退氷期の気候に大きなインパクトを与えており、地球規模の海洋循環と気候変化における北太平洋の役割の見直しを促すものです。 なお、本研究は、海洋研究開発機構とハワイ大学国際太平洋研究センター間で締結された共同研究プログラム“JAMSTEC-IPRC Ini

                      • 知ろう!記者に発表した最新研究<ジャムステック・キッズ<海洋研究開発機構

                        けれど1998年、無人探査機「かいこう」が、ヨコエビの仲間であるカイコウオオソコエビを大量に発見!!! そんなところでどうやって生きているのでしょう? それを明らかにするため小林 英城(こばやしひでき)博士(はかせ)が研究した結果をお知らせします! 生物が生きていくためには、食べ物から栄養を吸収(きゅうしゅう)して、からだをつくることが必要です。そのために、体内で食べ物を分解(ぶんかい)して生物が吸収できる栄養にかえる(生産する)ものを、消化酵素(しょうかこうそ)といいます(図2)。消化酵素には様々な種類があり、それぞれが決まったものを分解します。たとえば、人間がごはんを食べたら、消化酵素「アミラーゼ」がでんぷんを分解してグルコースなどを生産するのです。消化酵素は分解が終わっても元のままでいるので、次々に他のものを分解・生産していきます。

                          知ろう!記者に発表した最新研究<ジャムステック・キッズ<海洋研究開発機構
                        • 「ちきゅう」船舶一般公開@新宮港のお知らせ<船舶一般公開<広報活動<海洋研究開発機構

                          1) 天候、その他の理由により急遽一般公開が中止されることもございます。一般公開の可否については、当日7:00までに決定し、中止の場合にのみ新宮市ホームページでお知らせします。その他、海象状況によりやむなく中止されることもございますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。 2) 小学生以下のお子様は必ず保護者が同伴してください。 3) 当日は多くの見学者が予想されます。このため船内安全確保の観点から入船制限を行い、岸壁にてお待ちいただく場合がありますので予めご了承ください。 4) 「ちきゅう」船内は階段、段差が多いため、車いすなど移動に介助が必要な方は、安全上の理由から船内の見学をご遠慮いただく場合がありますので、事前にご相談願います。 5) 「ちきゅう」船内には網状の床などもありますので、スカートでの見学はお勧めいたしません。なお、船内は足元が悪いことから、サンダル等滑りやすい履物、並

                          • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                            1. 概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球内部ダイナミクス領域地球深部構造研究チームの大林政行主任研究員らは、日本海溝と伊豆小笠原海溝から沈み込んだ海洋プレート(スラブ)が日本海溝-伊豆小笠原海溝会合点(図1)の下、約300kmより深い部分で裂けていることを世界で初めて発見しました。またこの裂け目が何故できたかを明らかにしました。 従来、プレートが割れたり裂けたりすることは知られていましたが、今回の発見は、この性質が地下深くの高温高圧の世界でも保たれることを示した画期的なものです。 この成果は、5月29日(米国東部時間)に米国科学誌Scienceに掲載されます。 本研究は、文部科学省の科学研究費補助金特定領域研究 領域名:「スタグナントスラブ:マントルダイナミクスの新展開」(16075208)の助成を得て行われたものです。 2. 背景 大林主任研究員らは、マントルに沈

                            • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                              1. 概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)海洋工学センター先端技術研究プログラムの志村拓也技術研究主任らの研究チームは、約4,000mの深海域において世界で初めて水平方向300kmの通信実証試験に成功しました。 海中において、水平方向に音波による通信をしようとすると、反射波や屈折波が数多く重なってデータが識別できなくなるため、通信をすることが困難でした。それに対して、位相共役通信(注)という方法では、そうした反射波や屈折波を逆に利用することが出来るため(図1)、精度の高い通信が可能になりました。 当機構では、今後、この技術を応用し、AUV(自律型無人探査機)のリモートコントロールなどを目指して研究を進め、海洋資源の探査など、我が国の海洋科学技術の向上に貢献していく予定です。 なお、この成果は、6月21日から26日にギリシアで行われるUAM2009 (the 3rd Int

                              • 横浜研究所 休日開館のお知らせ<広報活動<海洋研究開発機構

                                横浜研究所 地球情報館は毎月第3土曜日も開館しています。 半球スクリーン、大型スクリーン、3Dスクリーンなどを備えた映像展示室と2階ギャラリーの公開、図書館の開館、公開セミナーなどのイベントを開催しています。 JAMSTECグッズ・刊行物も販売しています。

                                • 海洋ダイナモ効果を利用した新しい海底津波観測手法を立証 : プレスリリース<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

                                  1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦)の杉岡裕子主任研究員らは、東京大学地震研究所と共同で、2010年2月のチリ地震に伴い発生した津波を、深海底に設置された海底電位磁力計(OBEM)から成る電磁場観測網で捉えることに成功し、世界で初めて津波に関する誘導電磁場理論を立証しました。本観測研究によって確立された理論に基づき、2011年の東北地方太平洋沖地震においてOBEMが捉えた磁場変動のデータを解析した結果、津波が強大化した原因とされる短周期津波の発生場所を特定するなど実績を上げるとともに、津波到来予測の向上を目指したより高精度な海底津波観測装置の開発研究に取り組んでいます。 なお、本成果は、英国「Nature」誌系列の「Scientific Reports」(電子版)に2014年1月8日(日本時間)付けで掲載される予定です。 タイトル: Tsunami: Ocean dyn

                                  • 生物学最大の謎を解く世界初の「アーキア培養」はこうして成功した(海洋研究開発機構)

                                    私たちヒトや植物を含む真核生物は、どのようにして地球上に誕生したのか──真核生物誕生は、生物学最大の謎ともいわれている。 JAMSTECの井町寛之さんと、産業技術総合研究所の延優さんは、真核生物の祖先に最も近い「アーキア」を深海底の堆積物から培養することに世界で初めて成功。顕微鏡観察や全ゲノム解析によって明らかになった細胞の構造や生理的な機能、遺伝子の特徴などから、真核生物誕生の道筋が見えてきた。 (海と地球の情報誌「Blue Earth」より作成) 「世界初」の培養 「私たちの大切な仲間です」 そういって、井町さんと延さんが紹介するのは、高さ1mほど、筒状のリアクターと呼ばれる装置だ。温度を一定に保つインキュベーターのなかに入っている。 「2006年12月、このリアクターで、深海底から採取した堆積物に含まれる微生物の培養を始めました。そして、私たちは真核生物の祖先に最も近いアーキアを世界

                                      生物学最大の謎を解く世界初の「アーキア培養」はこうして成功した(海洋研究開発機構)
                                    • CO2を天然ガスに転換して温暖化対策、海洋研究開発機構

                                      オーストラリア南極領土(Australian Antarctic Territory)の海岸ノックス・コースト(Knox Coast)から分離する巨大な氷山(右、2008年1月11日撮影。資料写真)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【1月7日 AFP】横浜の海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、JAMSTEC)は6日、地球温暖化対策として、海底下2000メートルに二酸化炭素(CO2)を封じ込め、バクテリアの力で天然ガス(メタン)に転換する技術の開発に乗り出したことを明らかにした。 稲垣史生(Fumio Inagaki)研究員率いるチームは2006年、下北半島沖一帯の海底下に、CO2をメタンに換える「メタン生成菌」が生息していることを確認済み。 目下の課題は、バクテリアを活性化させ、メタン

                                        CO2を天然ガスに転換して温暖化対策、海洋研究開発機構
                                      • 横浜研究所<一般公開<広報活動<独立行政法人海洋研究開発機構

                                        ご来場、誠にありがとうございました! 2013年10月12日(土)横浜研究所施設一般公開が開催され、スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の公開や、公開セミナー、サイエンスカフェなど、たくさんのイベントが行われました。夏が戻ったようなとても暑い一日でしたが、今までの横浜研究所施設一般公開のなかで最も多い3420名のお客様にお越しいただきました。またのお越しを心よりお待ちしております。 スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の公開や探検ツアー、公開セミナー、サイエンスカフェなど、JAMSTECで行われている最先端の研究や調査を分かりやすくご紹介いたします。 その他、大人からお子様まで楽しめるクイズやゲームなどの参加型イベントも盛りだくさん! ぜひ、みなさまご来場ください。 日時: 2013年10月12 日(土)10:00~17:00(16:30 受付終了・雨天決行) ※開催中止の場合は、

                                        • やってみよう!海と地球の自由研究<ジャムステック・キッズ<海洋研究開発機構

                                          「海中で電波は使えない」という説明を聞いたことがあるでしょう。 『Blue Earth』2008年3-4月号でも、こんな文章があります。「……陸上や海上で遠くまで届く電波も、海のなかでは、一気に弱くなってしまうからです。……また、使う周波数が高くなる(波長が短くなる)と急激に信号が弱くなってしまうのも、海中電波の特徴です」 それを実験で確かめてみましょう。 用意するもの AM・FM放送が受信できる携帯ラジオ 水槽(海で実験してもOK!) 塩水(水1リットルにつき食塩35gで海水に近い状態になります) 防水袋または密閉性の高い容器

                                          • 話題の研究 謎解き解説<プレスリリース<海洋研究開発機構

                                            深さ約1,000mの海底にある深海熱水噴出域周辺で、微弱な発電現象を確認しました。無人探査機「ハイパードルフィン」による現場計測と、採取試料を用いた室内実験から明らかになりました。今回紹介するのはこちらです。 深海熱水系は「天然の発電所」 深海熱水噴出孔周辺における自然発生的な発電現象を実証 ~電気生態系発見や生命起源解明に新しい糸口~ 論文タイトル Spontaneous and widespread electricity generation in natural deep-sea hydrothermal fields. 沖縄トラフの深海熱水噴出域で電気化学計測を行うとともに、試料を採取した。 現場計測と採取試料を使った室内実験から、深海熱水噴出域では、海底下の熱水に含まれる硫化水素から電子が放出されて、海底を伝わり、海水中の酸素に渡される反応が起きて、電気が流れていることがわかっ

                                            • 話題の研究 謎解き解説<プレスリリース<海洋研究開発機構

                                              上部マントルの底付近で横たわるスラブが下部マントルへ突き抜ける前兆 ―2015年5月30日小笠原諸島西方沖深発地震が示唆すること― 2015年5月30日に小笠原諸島西方沖の海底下で起きた地震が、謎に包まれていた地球内部のある動きの前兆だったことがわかりました。今回はこちらを紹介します。 上部マントルの底付近で横たわるスラブが下部マントルへ突き抜ける前兆 ―2015年5月30日小笠原諸島西方沖深発地震が示唆すること― 論文タイトル Unusually deep Bonin earthquake of 30 May 2015: a precursory signal to slab penetration? 2015年5月30日20:23に小笠原諸島西方沖で発生した地震(Mw7.9)の震源は海底下約680㎞で、異常に深かった。 その震源について地震波トモグラフィーなどで解析した結果、沈み込んだ

                                              • 世界スパコンランキング2017年11月版発表、海洋研究開発機構の「暁光」が4位に | スラド

                                                世界のスーパーコンピュータ性能ランキング「TOP500」2017年11月版が発表された。1位は前回(2017年6月版)と同じく中国の「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」、2位は中国の「天河2号(Tianhe-2、MilkyWay-2)」、3位はスイスの「Piz Daint」と変わらなかったが、新たに日本の独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「暁光(Gyoukou)」が4位にランクインしている(PC Watch)。また、暁光はエネルギー効率の高いスーパーコンピュータランキングであるGREEN500でも5位にランクインしている。 また、5位、6位はそれぞれ前回4位・5位だった米国のTitanおよびSequoiaがランクイン。7位には新たに米国のTrinityが入り、8位は米国のCori(前回6位)、9位は日本のOakforest-PACS(前回7位)、10位は同じ

                                                • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                                                  1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球環境変動領域海洋環境変動研究プログラムの増田周平チームリーダーらと地球情報研究センターデータ統合・解析グループは連携して、北太平洋底層で観測された水温上昇は南極アデリー海岸沖における大気海洋間の熱交換の変化(海洋から大気への熱輸送の減少)に起因すること、しかもそれは、深層循環から見積もられる時間スケール(800年から1000年)よりもはるかに短い時間差(約40年)で出現することを初めて実証しました。この成果は、当機構と国立大学法人京都大学が共同で開発した「四次元変分法全球全層海洋データ同化システム」を用いることで得られたもので、海洋の貯熱量変化の実態を明らかにしただけではなく、気候変動予測や、さらには地球環境変動予測の不確実さを低減させる上でも極めて重要な意味を持っています。 この成果は6月24日号の米国科学振興協会発行のSci

                                                  • 海洋における銅同位体比の分布を高精度で解明 ~重金属元素の同位体比が海洋大循環を辿る指標になる可能性を示唆~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

                                                    1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)高知コア研究所同位体地球化学研究グループの高野祥太朗研究生(京都大学化学研究所博士課程)と谷水雅治主任技術研究員は、京都大学化学研究所、京都大学大学院理学研究科と共同で、微量金属元素の化学分離手法(塩化ナトリウムをはじめとした塩類を効率的に除去し、微量重金属元素を高効率で迅速に回収する手法)を用いて、世界各地の海水中に溶存した銅の同位体比(65Cu/63Cu)の精密測定に成功しました。またその結果、世界で初めて銅同位体比の鉛直分布と海水の年齢が非常によく相関していることを見出し、銅をはじめとする微量重金属元素の同位体が海洋循環メカニズムを紐解く重要な化学トレーサーとなり得る可能性を示唆しました。本研究は地球規模で海洋の微量元素と同位体分布の分析を通じて海洋の生物地球化学過程を解明する国際プロジェクト「GEOTRACES」(※1)の一

                                                    • 【コラム】2月13日夜に発生した福島県沖の地震―東北地方太平洋沖地震から約10年後に発生した“余震”―<海洋研究開発機構

                                                      どのような地震だったのか 2021年2月13日夜、福島県沖でマグニチュード7.3(気象庁暫定値:深さ55 km)の地震が発生しました。最大震度6強を観測し、けが人や建築物等の倒壊などといった被害が発生しています。気象庁は、今回の地震を2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(以下、東北沖地震と表記)の余震と考えられると発表しました1)。地震調査委員会による検討の結果、今回の地震は西北西―東南東に圧縮軸をもつ逆断層型で、太平洋プレート内部で発生した地震と結論づけられました2)。東北沖地震の余震として、海溝軸よりも陸側の太平洋プレート内部で発生したマグニチュード7以上の地震は、2011年4月7日に発生したマグニチュード7.2の宮城県沖の地震以来2個目です(図1a)。 これら2つのプレート内地震は、いずれも東北沖地震で大きく滑った場所3)よりも陸側に位置し、似たような断層モデルで説明されます。東

                                                      • 話題の研究 謎解き解説<プレスリリース<海洋研究開発機構

                                                        この蛍光緑の粒1つ1つは、微生物です。周囲の淡い黄緑色は違います。この微生物は、研究者を驚かせるほど常識外れだそうです。今回紹介するのは、こちらです。 地下深部の超極限的な環境に「常識外れな微生物群」を発見 ~マントル岩石と生命との関わりや地球初期の生命進化の謎の解明に前進~ 論文タイトル:Unusual metabolic diversity of hyperalkaliphilic microbial communities associated with subterranean serpentinization at The Cedars 自然界で最もアルカリ性が強い極限環境の1つ、米国「ザ・シダーズ」の泉に、微生物が生きていた。 その微生物のゲノム解析をしたところ、ゲノムサイズが非常に小さく、生命に必須といわれる遺伝子群が欠落しているなどしていて、常識外れだった。 「ザ・シダーズ

                                                        • 研究船・探査機<研究船・施設・設備<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                                                          JAMSTEC|海洋研究開発機構|ジャムステック JAMSTECトップページ アクセス お問い合わせ ご支援のお願い ENGLISH JAMSTEC|海洋研究開発機構|ジャムステック HOME JAMSTECについて 研究開発 地球環境部門 海洋観測研究センター 北極環境変動総合研究センター(IACE) 地球表層システム研究センター 環境変動予測研究センター 海洋生物環境影響研究センター 大気海洋相互作用研究プログラム むつ研究所 海洋機能利用部門 生物地球化学センター 生命理工学センター 海底資源センター 海域地震火山部門 地震発生帯研究センター 地震津波予測研究開発センター 火山・地球内部研究センター 付加価値情報創生部門(VAiG) 数理科学・先端技術研究開発センター(MAT) アプリケーションラボ(APL) 情報エンジニアリングプログラム(IEP) 地球情報基盤センター(CEIST

                                                          • 横須賀本部<一般公開<広報活動<独立行政法人海洋研究開発機構

                                                            開催会場 独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部 〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15 ※当日は京浜急行追浜駅から機構行きの専用無料送迎バスを運行します。 >> 無料送迎バスの時刻表はこちら >> 交通アクセス ◆企画展示 「地球システムをCO2から見てみよう」 地球を巡るCO2とともに地球システムを知る旅に出よう。クイズもやってます! ◆『立体生中継・地球LIVE 地球の肺 森と海に迫る危機』コラボレーション企画 JAMSTEC×NHK×JAXAがおくる、地球深部探査船「ちきゅう」と国際宇宙ステーション、中南米・バハマ諸島を結んだ立体生中継!宇宙から地球内部まで、CO2吸収源の異変に迫り、かけがえのない地球を見つめます。(5月4日放送予定) ◆サイエンスカフェ 今、話題のサイエンスカフェ。 コーヒー片手に研究者と語り合いませんか? 企画展示と関連したテーマでお話しいたしま

                                                            • 水中光無線通信による100m超の20Mbps双方向通信に成功 ~水中光Wi-Fiの構築及び水中観測機器のIoT化へ大きく前進~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

                                                              水中光無線通信による100m超の20Mbps双方向通信に成功 ~水中光Wi-Fiの構築及び水中観測機器のIoT化へ大きく前進~ 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)海洋工学センター海洋戦略技術研究開発部の澤隆雄主任技術研究員らは、株式会社島津製作所及びエス・エー・エス株式会社と共同で、水中光無線通信装置(図1)と海域基礎データ取得装置(図2)を搭載した無人探査機「かいこう」のランチャーとビークル間で通信試験を行い(図3)、通信距離120mで20Mbps速度のデータ伝送、また、通信距離100mではLAN通信を水中無線ネットワーク(以下「水中光Wi-Fi」という。)で確立し、リモートデスクトップ接続をすることに成功しました。 従来、水中での無線通信には音響通信技術が用いられてきましたが、通信速度が10kbps程度と遅く、動画等の多量なデータの送受信やLAN通信を行うこ

                                                              • 従来の定説より3億年前に酸化的大気が存在したことの直接的証拠の発見 - プレスリリース<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

                                                                従来の定説より3億年前に酸化的大気が存在したことの直接的証拠の発見 ~生命進化と地球大気の進化の関連性の解明に大きなインパクト~ [概要] 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球内部変動研究センター(センター長 深尾良夫)と国立大学法人東京大学(総長 小宮山宏)は、西オーストラリア州で陸上掘削により採取された岩石試料から、地球最古の酸化的大気(※1)の直接的な証拠を発見しました。 従来の定説では、地球の大気は24.5~23.2億年前に酸化的な大気になったと考えられていました。しかし、陸上掘削により地下200mより深いところに酸化的な地下水により赤鉄鉱化(※2)した玄武岩を発見し、さらにこの赤鉄鉱玄武岩を脈状に切る黄鉄鉱(※3)の生成年代をRe-Os年代測定法(※4)により27.6億年と決定することに成功しました。 これにより、従来の定説より3億年以上も前に酸化的大気が存在した

                                                                • プレスリリース<JAMSTECについて<海洋研究開発機構

                                                                  大深度小型無人探査機「ABISMO」が世界で初めて マリアナ海溝水深1万m超の海洋~海底面~海底下の 連続的試料採取に成功 1. 概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)の大深度小型無人探査機(「ABISMO」:Automatic Bottom Inspection and Sampling Mobile )*1は、マリアナ海溝チャレンジャー海淵において150mから10,258mまでの鉛直水塊の採取および最大水深10,350mの海底から、海底直上水を含む約1.6mの柱状採泥に成功し、世界初の10,000mを超える海洋-海底面-海底下の連続的試料採取を達成しました。 当機構では無人探査機「かいこう」(平成11年7月に10,900mまで潜航)以来、1万m級無人探査機の開発を行ってきましたが、「ABISMO」(写真1~4、仕様は参考参照)は平成19年12月に水深9,707mの潜航

                                                                  • プレスリリース<海洋研究開発機構<過去20年の海流変動は日本にやってくるシラスウナギの数を減らしていた

                                                                    1. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)アプリケーションラボのYu-Lin Chang研究員、宮澤泰正ラボ所長代理は、日本大学の研究グループと共同で、海流予測モデル「JCOPE2」によって計算した過去の海流推定結果である海洋再解析データを用いて、過去20年(1993年-2013年)にわたる海流変動は、日本付近に回遊してくるシラスウナギの数を継続的に減らすように働いていたことを示しました。 日本のシラスウナギの漁獲量は、年毎にばらつきがあるものの長期的に減少傾向が続いています(図1)。その原因は、乱獲や河川環境の悪化、気候変動など様々な要因が指摘されているものの、複合的であることも想定され、必ずしも明らかではありません。 本研究では海流変動がシラスウナギの数に影響していないかについて調べるため、マリアナ諸島近海で毎年一定の仔魚が発生すると

                                                                    • 横須賀本部<一般公開<広報活動<国立研究開発法人海洋研究開発機構

                                                                      • JAMSTEC横須賀本部 施設一般公開 2016<施設一般公開<広報活動<海洋研究開発機構

                                                                        JAMSTEC横須賀本部の施設一般公開を実施します。 今年は完成したばかりの海底広域研究船「かいめい」を初公開します。また有人潜水調査船「しんかい6500」や深海探査機の実機展示、最先端の研究をご紹介する公開セミナーや子ども向けの体験コーナーなど、たくさんの楽しいイベントを用意しております。ぜひ、ご来場ください。 開催概要 日時: 2016年5月21日(土)9:30~16:00(15:30入場受付終了。雨天実施) 会場:JAMSTEC 横須賀本部(〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15) ※当日は、京浜急行線「追浜駅」から専用無料送迎バスあり。 海底広域研究船「かいめい」初公開 船内公開時間 10:00~16:00 (15:30乗船受付終了・事前申し込み不要) ※気象条件により中止することがあります。 小学生以下のお子様は、必ず成人の保護者が同伴してください。 船内安全確保の観

                                                                          JAMSTEC横須賀本部 施設一般公開 2016<施設一般公開<広報活動<海洋研究開発機構
                                                                        • 公開セミナー<広報活動<独立行政法人海洋研究開発機構

                                                                          (要 旨) 私たちの共同研究グループは、昨年11月のインド洋深海調査でウロコを持つ唯一の貝「スケーリーフット」の大群集を発見しました。スケーリーフットは体長約4cmの巻貝で、硫化鉄でできたウロコが体を覆っており、その役割は外敵から身を守るためだと考えられています。今回のセミナーでは、これまで謎であったスケーリーフットの生活様式やウロコの硫化鉄形成など、生態の本質に迫った研究結果をご紹介します。 (参 考) サイエンスニュースオンデマンド(JST) 「金属の鎧に身を包む深海の巻貝"スケーリーフット"その大群集を発見!」

                                                                          • 刊行物のご案内<広報活動<海洋研究開発機構

                                                                            海と地球の情報誌 Blue Earth 高校生以上を対象とした海洋地球科学に関するオールカラーの情報誌です。豊富な写真や図とともに、最近の研究成果や技術開発などをわかりやすくご紹介しています。 年6回発行/定価 308円(税込) 最新号(159号)から 特集 海洋・地球・生命の統合的理解への挑戦 Part 1 Aquarium Gallery 島根県立宍道湖自然館ゴビウス 驚きやすく傷つきやすい──シラウオ JAMSTEC生まれの種(シーズ)たち 微小領域の地球科学へ 「しんかい6500」 音響画像伝送が高速に Marine Science Seminar 地球温暖化によって台風のサイズは変わるのか? 高解像度モデルが示す台風の将来予測 BE Room Information JAMSTEC×SDGsの取り組みウェブサイト公開 Pick Up JAMSTEC 「Team KUROSHIO」

                                                                            • 「新型海中探査機」名称募集!!<JAMSTECニュース<海洋研究開発機構

                                                                              JAMSTECは、海底下および海底面の探査に活用できる新しいタイプの無人探査機を研究開発しています。 私たちはこの最先端探査機を広く知ってもらい、日本にとって貴重な海底資源の探査が進展することを願っています。そこで、この無人探査機(海中探査機)の機体名称を募集しています! 次世代の探査機にふさわしい名称の提案をお待ちしています。 10月からは提案のあった名称の人気投票も行いますので、お楽しみに! 「新型海中探査機」名称決定!しました(詳しくはこちらから) 名称募集の連動企画として、みなさんに計4回のアンケートを実施します。第4回アンケートは、再度、「重複の多い名称、『あなたが選ぶならどれ?』」 ※終了しました 機体名称を公募する探査機 無人探査機(2012年3月頃機体完成予定) (完成予想図・スペックなど) 応募資格 原則として日本国内在住の方 (海外からの応募も受け付けいたしますが、副賞

                                                                              • プレスリリース<海洋研究開発機構

                                                                                1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)地球環境変動領域の中村元隆主任研究員は、ヨーロッパ中期予報センターの再解析データ(ERA-40、※1)、アメリカ海洋大気庁の再解析データ(NCEP/NCAR、※2)、イギリス気象庁(Hadley Centre)の1870年から現在までの全球海面水温データ(※3)を基本データとして取り入れ、特に北半球の気候変動について、北大西洋北部周辺の大規模な大気・海洋間の相互作用が大規模な大気の流れを引き起こす仲介となる力学要因の変動に着目して解析しました。その結果、1979年の2月から3月にかけてグリーンランド海の水温が急激に上昇し、周辺の大規模大気力学場を変えて気候が変化していることを見出しました。これらの事象について、その以前・以後のデータを総合的に解析し、この1979年の変化が、1940年代から1970年代にかけて

                                                                                • 海洋研究開発機構、深海8178メートルの魚類を4Kカメラで撮影 世界最深記録を塗り変える

                                                                                  海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、世界最深記録となる水深8178メートル地点での魚類の映像撮影に成功したことを発表しました。マリアナ海溝に生息する生物の様子を、4Kカメラで捉えています。 海洋研究開発機構は5月、NHKと共同でマリアナ海溝海底付近の調査を実施。高水圧に耐える観測装置を水深7498メートル、8178メートルの2カ所に設置し、4Kカメラによる撮影を行いました。サバをエサに生物をおびき寄せたところ、両観測点でヨコエビ、シンカイクサウオの仲間が現れ、その姿を捉えることに成功しました。 魚類は体内の浸透圧を海水より低くすることで生体機能を維持しており、水深が深くなると体内の浸透圧が増加することから、生息深度限界は水深8200メートルと考えられています(この地点で体内、海水の浸透圧が同等になる)。これまでの魚類の最深映像記録は水深8152メートル(2017年4月、中国)。今回の海洋

                                                                                    海洋研究開発機構、深海8178メートルの魚類を4Kカメラで撮影 世界最深記録を塗り変える