※この記事は2020年3月に取材・撮影した内容です 『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』──出版不況が叫ばれ始めた時代に、講談社でビッグヒットを飛ばし続ける話題の編集者がいた。 コルク代表・佐渡島庸平(さどしま・ようへい/ @sadycork )さんの経歴は、出版業界に憧れを持つ人や身を置く人からすると、華々しく写るものかもしれません。 しかし、ヒットの裏側にあったのは、育ててくれた環境への感謝と作家への敬意、実直なコミュニケーション、1冊を届ける努力。何も特別ではないことをひたむきに積み重ねてきた結果が、このキャリアグラフと履歴書なのです。 33歳で独立し「コルク」を創業。国内出版業界では当時ほぼ例のない、クリエイターエージェントという新しいビジネスモデルを立ち上げた背景や、優しい気づきを与えてくれたコミュニティ「コルクラボ」、そしてこれから目指す楽しい未来について。佐渡島さんが歩む「