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石山の検索結果41 - 45 件 / 45件

  • 結婚というがらんどうに なにを入れるか【エッセイ】 石山蓮華(俳優・文筆家) | DIARIES

    編集部が注目している書き手による単発エッセイ連載「DIARIES」の第7弾。今回は、TBSラジオ「こねくと」のメインパーソナリティをつとめる石山蓮華さんです。エッセイの名手でもある石山さんがテーマに選んでくださったのは、「結婚」をめぐる一筋縄ではいかない想いについて。 歯が痛いときや疲れているとき、「あ~、結婚したい」と頭に浮かび、「マジで? 」とはっとする。我ながら、こういうときに結婚が浮かんで来ちゃうのって、今時どうなんだろう。私のロマンチック・ラブ・イデオロギーは根深い。 つい、浴室用カビ取り洗剤の広告でシリアスに出される「こんなに根深くカビが生えています」という黒々した絵を連想し、けして結婚願望そのものは悪いものではないはずなのに、なんだかざらっとした気持ちになる。 同時に、結婚情報誌のCMやインスタグラムで見かけた洒脱な白いドレスも思い浮かべる。私はいつか、かっこいいドレスを着た

      結婚というがらんどうに なにを入れるか【エッセイ】 石山蓮華(俳優・文筆家) | DIARIES
    • 今の人が、何でも「仕組み」に頼って解決しようとするワケ 石山アンジュ氏が、民主主義について思う3つのこと

      シェアライフの提唱者・石山アンジュ氏が登壇 林篤志氏(以下、林):まずはキックオフ、DAY1ということで、3名のスピーカーの方に来ていただいて、民主主義について話していこうと思っています。 資本主義と民主主義は二人三脚だ、みたいなことを言われます。資本主義もそろそろ限界だよね、オワコンだよねと言われているんだけど、というか民主主義もけっこうヤバくないか。機能不全を起こしていないか、みたいなことは、いろんな角度でいろんな方が言っていると思うんです。 そもそも民主主義とは何だろうという話と、それが僕たちにとって本当に必要なものなのであれば、どうアップデートしていけばいいのかとか。このWEを進めるにあたって、そこのエッセンスみたいなものをどのように取り入れていくかを、広範囲な話になるんですけど、今日は1本軸を通してお話しできればと思っています。 スピーカーのみなさんには今から自己紹介をしていただ

        今の人が、何でも「仕組み」に頼って解決しようとするワケ 石山アンジュ氏が、民主主義について思う3つのこと
      • 「個人が支え合う真のシェア社会に」石山アンジュ氏 シェアリングエコノミー協会事務局長 - 日本経済新聞

        石山アンジュ氏(30)は民泊やシェアハウス、相乗り、家事支援などに代表されるシェアリングエコノミー(共有経済)の「伝道師」です。シェア経済の10年後を聞きました。石山アンジュ氏(いしやま・あんじゅ) 1989年生まれ。横浜市出身。一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長。内閣官房「シェアリングエコノミー伝道師」。2012年国際基督教大を卒業後、リクルート、クラウドワークスを経て現職。――2030年の世界の姿は。

          「個人が支え合う真のシェア社会に」石山アンジュ氏 シェアリングエコノミー協会事務局長 - 日本経済新聞
        • 第八回 女たちは石山寺をめざす|妄想古典教室|木村 朗子|webちくま(1/4)

          如意輪観音といえば、大阪、観心寺本尊のように、一つの頭に腕が六本ある、一面六臂(いちめんろっぴ)像が思い浮かぶ[fig.2]。第一、如意輪と言っているのだから、如意宝珠と法輪を持っている姿であってほしい。観心寺像は、右手第二手が胸元で如意宝珠を捧げ、左手第三手が上向きに立てた人差し指の上に法輪をのせている。右手第一手が右頬に軽くさしあてられて思惟のポーズをとり、その他の持物は右手に念珠、左手に蓮華で、これらは多くの一面六臂像に共通する。 観心寺像は、嵯峨天皇皇后、橘嘉智子(786-850)の発願で、承和九年(842)の嵯峨天皇崩御の頃に造立されたものという。木造にほどこされた彩色が今も鮮やかなのは、秘仏として厨子に入れられたまま祀られてきたせいであろう。ふっくらとした顔つきに、赤く彩られた形のよい唇。美女を表現するときにいう柳眉そのもののような長く曲線を描く繊細な眉。そっと頬にそえられた右

            第八回 女たちは石山寺をめざす|妄想古典教室|木村 朗子|webちくま(1/4)
          • コロナで逝った人身取引の被害者 ナネイ・フェデリーナが残したもの | ポットの中は今… | 石山絵歩 | 毎日新聞「政治プレミア」

            多くの人に写真撮影を求められ、応じるものの無表情であることが多かったフェデリーナ(左)=米ロサンゼルスで2019年6月、石山絵歩撮影 新型コロナウイルスの感染者・死者数が世界最多を記録する米国で6月、ある元家事労働者の女性が新型コロナに感染して亡くなった。フェデリーナ・ルガサン、83歳だった。フェデリーナは、雇用主の女性の家族に「メイド」という名目で祖国フィリピンから米国に連れてこられ、65年もの長きにわたり雇用主から身体的、精神的暴力を受け続けた人身取引の被害者だった。 2018年に米連邦捜査局(FBI)などによって救出されてから亡くなるまでに享受した「自由」はわずか2年しかなかった。第二の人生を謳歌(おうか)しようしていた矢先、コロナは無情にも彼女の命を奪ってしまった。

              コロナで逝った人身取引の被害者 ナネイ・フェデリーナが残したもの | ポットの中は今… | 石山絵歩 | 毎日新聞「政治プレミア」