兼六園周辺のクマ、姿消した!捜索打ち切りも要警戒 金沢市や石川県警などは11日、市中心部の観光名所「兼六園」周辺の神社で10日未明に目撃されたクマが逃げ込んだ可能性があるとして、隣接する「金沢城公園」を捜索したが、クマは見つからなかった。県は11日午前8時から一部地域を除き同公園を開放。兼六園も全面開放した。 金沢市によると、公園内では11日午前7時前から約1時間、猟犬を使いながらクマを捜索したが、新たなふんや足跡は見つからなかった。森林再生課の職員は「既に園外に逃げた可能性もある」とし、公園内の捜索はこの日で打ち切られた。 一方、県は、やぶが生え茂り、死角が多い「本丸園地」など公園内の一部地域の立ち入り禁止措置を続けている。この日の捜索に参加した市職員によると、公園には「普段と同じぐらい人が来ていた」という。 市や県警などは、13日まで公園の外の数キロの範囲でパトロールを実施する。また、